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結婚も出産もせず親になりました 非婚のわたしが養子と作る〈新しい家族〉 ペク ジソン(著)・藤田 麗子 (訳)
¥1,980
〈出版サイトより〉 「結婚しないということも、 養子を迎えるということも、 わたしにとっては ごく自然な選択だった。」 非婚を選んだ女性が養子縁組により2人の娘を育て、 考えたこと。 昔から、結婚をしてもしなくても 養子を迎えたいと思っていた。 未来を楽観できない世の中で子どもを産みたくはない。 きちんと面倒をみてもらえていない子どもたちが大勢いるのに、 わたしが新しく産まなくてもいいんじゃないかな? こんな考えも頭の中を占めていた。 ――本文より 編集者として20年働く著者は、結婚をせずに2人の子を養子として迎え、育てることに。 変化する結婚観や社会の制度と向き合い、新しい家族をつくっていく様子を綴った一冊。 本書を読めば、確信できるだろう。 子どもが幸せに育つために必要なのは、血縁でも男女の結婚でも規範に縛られた家庭でもないという事実を。 ――イ・ミンギョン(文化人類学者、『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』著者) 目次 第1章 新しい家族の誕生 第2章 養子縁組は「隠すもの」じゃない 第3章 娘たちの個性と才能 第4章 家族を取り巻く社会 第5章 韓国の養子縁組事情 第6章 子育てしやすい世の中にするには ――お金、仕事、社会の安全 著者プロフィール ペク ジソン (ペク ジソン) (著) 編集者。出版社トタルンウジュ(もう一つの宇宙)代表。20年間、編集者としてさまざまな組織での勤務を経て、2022年に出版社を設立。中国最後の母系社会として知られるモソ族に関する記事を読んだことをきっかけに現代版・母系家族の可能性を夢見るようになり、2010年と2013年に女児を養子縁組して育てている。2人の娘と一緒に世の中を学びながら、新たな知識と経験を積み重ねていくことに心をときめかせている。著書に『経済経営本の作り方』(2020年、未邦訳)、訳書に『少女たちの感情レッスン』(原題:YOU DON’T UNDERSTAND ME、タラ・ポーター著、2024年、未邦訳)がある。 藤田 麗子 (フジタ レイコ) (訳) フリーライター&翻訳家。福岡県福岡市生まれ。中央大学文学部社会学科卒業後、実用書、韓国エンターテインメント雑誌、医学書などの編集部を経て、2009年よりフリーライターになる。韓国文学翻訳院翻訳アカデミー特別課程第10期修了。訳書に『宣陵散策』(クオン)、著書に『おいしいソウルをめぐる旅』(キネマ旬報社)などがある。 出版社:大和書房 ページ数:256 サイズ:四六判 発売日:2024年9月14日 ISBN:978-4-479-39436-5
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ガラスと雪のように言葉が溶ける 在日韓国人三世とルーマニア人の往復書簡 尹 雄大・イリナ グリゴレ
¥1,760
〈出版サイトより〉 在日韓国人3世とルーマニア人の往復書簡 「育った村では一生文字を読み書きしない人たちがたくさんいたので、考えてみれば私もその一人だった確率がとても高いです。」 「幼い頃、韓国語は忌むべきものでした。それを話せばどんな目にあうかは直感的にわかっていたからです。」 日本語を通して描かれる、それぞれの「言葉」と「身体」をめぐる旅! 自分の子供と異国の言語で話す人類学者と自国の言葉を話せないライターが、自らルーツとアイデンティティを日本語で語ったら。 尹雄大 × イリナ・グリゴレ 尹雄大(ゆん・うんで) 1970年、神戸市生まれ。テレビ制作会社勤務を経てライターになる。主な著書に『つながり過ぎないでいい』『さよなら、男社会』(ともに亜紀書房)、『異聞風土記』(晶文社)、『体の知性を取り戻す』(講談社現代新書)など。身体や言葉の関わりに興味を持っており、その一環としてインタビューセッションを行なっている。 イリナ・グリゴレ 1984年ルーマニア生まれ。2006年に日本に留学し、2007年に獅子舞の調査をはじめる。 一時帰国後2009年に国費留学生として来日。弘前大学大学院修士課程修了後、東京大学大学院博士課程に入学。主な研究テーマは北東北の獅子舞、日本で生活する女性の身体とジェンダーに関する映像人類学的研究。現在はオートエスノグラフィー、日本における移民の研究を始めている。 出版社:大和書房 ページ数:192 サイズ:四六判 発売日:2025年7月16日 ISBN:978-4-479-39456-3
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私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない 韓国、女性たちの労働生活史 京郷新聞ジェンダー企画班(著)・すんみ(訳)尹 怡景(訳)
¥2,420
原書:'우리가 명함이 없지 일을 안 했냐' 〈出版サイトより〉 韓国大手新聞社「京郷新聞社」で特別に編成されたジェンダー企画班による、偉大すぎる女性たちの記録 激動の時代、国を影で支えてきたのは「正社員」には数えられない無数の女性たちだった――。 韓国社会を支えてきた50~70代の女性たちへのインタビュー集。 家事労働者、食堂社長、ボランティア、ベテラン清掃員。女性への取材とチームの時代考察で紐解かれる女性たちの偉大な仕事。 目次 prologue ありふれた声を求めて WAY TO WORK 出勤一日目 ほら見ろ、これが女性たちの人生だぞ。 WAY TO WORK 出勤二日目 私たちが働いていないだと? WAY TO WORK 出勤三日目 男尊女卑からフェミニズムまで WAY TO WORK 出勤四日目 ここは都会と違うんです WAY TO WORK 出勤五日目 今日も出勤する女性たち Epilogue 彼女たち一人一人が、一冊の本だった 京郷新聞ジェンダー企画班 (キョンヒャンシンブンジェンダーキカクハン)(著) すんみ (スンミ)(訳) 尹 怡景 (ユン イキョン)(訳) 出版社:大和書房 ページ数:272 サイズ:四六判 発売日:2025年7月9日 ISBN:978-4-479-39457-0
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「好き」な気持ちが私たちを救う チョン・ジヘ
¥2,310
'좋아하는 마음이 우릴 구할 거야' 〈出版サイトより〉 韓国・ソウルで独立系書店「私的な書店」を運営している店主チョン・ジへさんが燃え尽き症候群に陥り、そこからの回復の過程を描いた一冊。 夢をかなえれば幸せになれると信じていたのに夢をかなえたあとに向き合う現実についてはだれも教えてくれなかった。幸せなのに不幸せ。 この矛盾した気持ちを救ってくれたのはBTSだった。 何かを好きになり、愛することで、自分自身の心が満たされて癒やされていく。 「好き」な気持ちを失ってしまったあなたに贈る、 30代で推し活をはじめたジヘさんからの愛のメッセージ。 目次 Prologue 「好き」な気持ちを失くしたまま生きるあなたへ 1歩目 「好き」が人生の欠乏を満たしてくれました 人生は愛に導かれる 愛は私たちが探し求めた避難場所 「好き」との上手なつきあい方 熱烈に「好き」になることの贅沢 2歩目 「好き」な気持ちで自分を知ることができました 惨めな気持ちが私たちを育ててくれる 「好き」な気持ちにも倦怠感がある 自分の考古学者になる 知らなかったことを知って感動する センスの育成法 人生のBGM 3歩目 「好き」があれば自分を愛することができます 私たちが投げたメッセージボトル 本当の自分になりたい 音楽に寄りかかり、本にお世話になる日々 特別な友情 幸せを貯めましょう いつか終わりが来たとしても Epilogue あなたに生きる力をくれる愛は何ですか? SPECIAL THANKS TO 前書きなど 18歳、大好きだったオッパたち 33歳、一日の疲れを癒やしてくれるビールとドラマ 好きな曲だけを集めた思いのこもったプレイリスト 気だるい週末の午後 行きつけのカフェで飲む一杯のアインシュペナー ベッドに寝転んで好きな作家の本を読む時間 生きるのに精いっぱいで、自分の好みがわからなくて 夢中になれるものがなかった私たちへ あなたに生きる力をくれる 生きる力をくれた「愛」は何ですか? 著者プロフィール チョン・ジヘ (チョン・ジヘ) (著) 「私的な書店」店主。 幼いころから本が好きで、いつもそばには本があった。 将来、何になるかわからなくても、本にかかわる仕事をするであろうことだけは確信していた。 読者から編集者へ、編集者から書店員へと本と人生をともにしながら、自分らしく楽しみながら持続可能な方法を探す。 2016年10月、たったひとりのための「私的な書店」をオープンし、本屋店主となった。 心から好きなことは、ほかの人にも伝わるという信念を持ち、どんな形であっても好きという気持ちを失わず、本屋の中と外の世界を行き来しながら、人と本の出会いを作るための仕事をし続けたいと思っている。 原田里美 (ハラダサトミ) (訳) アートディレクター、グラフィックデザイナー。 2016年、ソウル大学校 言語教育院に語学留学し、 ソウル市内の本屋を30軒ほど巡る。 現在も韓国の本屋、出版物のリサーチと韓国文学について学び続け、 SNSで日韓の本や本屋を紹介している。 不定期に読書会と詩の朗読会を開催。 韓国のクリエイターのリトルプレスを翻訳刊行して文学フリマで販売している。 訳書に『私的な書店』(チョン・ジヘ著/葉々社)共訳書に『日刊イ・スラ 私たちのあいだの話』(イ・スラ著/朝日出版社)がある。 出版社:葉々社 ページ数:160 サイズ:B6変形判 縦170mm 横118mm 厚さ11mm がんだれ 発売日:2025/11/21 ISBN:978-4-910959-08-5
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私的な書店ーたったひとりのための本屋ー チョン・ジヘ
¥2,200
原書 '사적인 서점이지만 공공연하게' 〈出版サイトより〉 韓国・ソウルで独立系書店「私的な書店」を運営している店主チョン・ジへさんの初エッセイ。 読者から編集者へ、編集者から書店員へ、書店員から図書館スタッフへ。 場所と役割を変えながらもずっと本に携わる仕事をしてきた彼女がたどりついた先は、 本屋でお客さんに本を処方する「たったひとりのための本屋」だった。 好きな仕事を自分らしく、楽しんで、持続可能な方法で続けていくために悩んでいる すべての人に贈る彼女からのメッセージ。 本屋運営の喜びと葛藤のなかに小さなヒントが隠されている。 目次 日本の読者のみなさまへ はじめに 本は人生に可能性を植える「種」 真心不変の法則 初の書店授業 たまたま、書店員 勇気を出す瞬間 私の人生では私の選択だけが正解です 仕事の条件と環境 限界から解放される自由 疑念から確信へ 足して、引いて、作りあげる本屋 完璧な選択 欠如の別名 「私的な書店」は本屋ですか? 相談室ですか? 楽しむために本を読もう 九カ月間の全力疾走 それでも 必要不可欠な諦め 仕事の価値 あなたの本屋に投票してください 好きなものを好きだと言える勇気 挑戦ではなく試み オープンしてみてどうですか? おわりに 少しだけ自由に、少しだけ力を込めて 私的な年表 日本の読者のみなさまへ こんにちは。私は韓国で「私的な書店」を運営しているチョン・ジヘです。ひとりひとりに合わせて本を選び、お届けする「本の処方師」であり、今年の冬に三冊目の本の出版を予定しているエッセイストでもあります。 『私的な書店ーたったひとりのための本屋ー』は、私が書いた初めてのエッセイです。単なる読者でしかなかった私を作家としてデビューさせてくれた特別なこの本で、こうして再びデビューすることになりました。韓国から飛び出し、海外の読者にお披露目されるのも、これが初めての経験です。 本書は、私の仕事に関する歴史が詰まった本です。私は子供のころから本が大好きでした。大人になったら何になりたいかわからなかったけれど、本にかかわる仕事に就くであろうことだけは確信していました。読者から編集者へ、編集者から書店員へ、書店員から図書館スタッフへと場所と役割を変え、さまざまな角度から本に携わる仕事を経験してきました。その過程を経て、好きなことを足し算し、嫌なことを引き算して出した答えが、本を処方する「私的な書店」だったのです。新たな起業というよりも、自分だけのためのオーダーメイドの職業を作り出したのです。 小さな本屋を開きたいという夢ができてからは、時間さえできれば日本に行き、東京の「本屋B&B」や「SUNNY BOY BOOKS」、「カモメブックス」、京都の「恵文社一乗寺店」や「誠光社」、「ミシマ社の本屋さん」など、本屋を巡る旅をしながら多くのことを学びました。そこから得た経験とアイデアの源が「私的な書店」を作るときに、また、この本を書くうえで大切な土台となりました。日本で見て、聞いて、感じて、学んだことを、日本語でお伝えできるなんて、こんなにうれしいことはありません。 好きな仕事を自分らしく、楽しんで、持続可能な形で続けていくために、常に試行錯誤し、模索していく過程を詰め込んだこの物語は、「私的な書店」シーズン3の始まりを告げるところで終わります。現在「私的な書店」は坡州(パジュ)出版都市に移転し、シーズン4として営業を続けており、二〇二四年の十月で八周年を迎えます。店をオープンした当初からは想像もできなかった未来です。 必ずしも本に関する仕事でなくても、好きな仕事を自分らしく、楽しんで、持続可能な形で続けていくために悩んでいる方であれば、この本が小さなヒントになるのではないでしょうか。海の向こうから、私の応援の気持ちを送ります。 二〇二四年九月、韓国にて チョン・ジヘ 版元から一言 韓国・ソウルで独立系書店「私的な書店」を運営している店主チョン・ジへさんの初エッセイです。 好きな仕事を自分らしく、楽しんで、持続可能な形で続けていくためにはどうすればいいのか。 彼女は、常に試行錯誤し、模索していきます。 一見すると、本屋の物語かと思われそうですが、全編を通じて綴られるのは、仕事との向き合い方についてです。 コロナ禍以降、自分自身の働き方を見つめ直す時間が増えて、どう生きていくことが正しい答えなのか、悩んでいる人も多いと思います。 本書にはその答えが書かれているわけではありませんが、彼女が綴るその切実な言葉の数々のなかに小さなヒントが隠されているかもしれません。 著者プロフィール チョン・ジヘ (チョン・ジヘ) (著) 「私的な書店」店主。 幼いころから本が好きで、いつもそばには本があった。 将来、何になるかわからなくても、本にかかわる仕事をするであろうことだけは確信していた。 読者から編集者へ、編集者から書店員へと本と人生をともにしながら、自分らしく楽しみながら持続可能な方法を探す。 2016年10月、たったひとりのための「私的な書店」をオープンし、本屋店主となった。 心から好きなことは、ほかの人にも伝わるという信念を持ち、どんな形であっても好きという気持ちを失わず、本屋の中と外の世界を行き来しながら、人と本の出会いを作るための仕事をし続けたいと思っている。 原田里美 (ハラダサトミ) (訳) アートディレクター、グラフィックデザイナー。 2016年、ソウル大学校 言語教育院に語学留学し、 ソウル市内の本屋を30軒ほど巡る。 現在も韓国の本屋、出版物のリサーチと韓国文学について学び続け、 SNSで日韓の本や本屋を紹介している。 不定期に読書会と詩の朗読会を開催。 韓国のクリエイターのリトルプレスを翻訳刊行して文学フリマで販売している。 訳書に『私的な書店』(チョン・ジヘ著/葉々社)共訳書に『日刊イ・スラ 私たちのあいだの話』(イ・スラ著/朝日出版社)がある。 出版社:葉々社 ページ数:216 サイズ:B6変形判 発売日:2024年11月22日 ISBN:978-4-910959-05-4
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100日でネイティブのように話せる韓国語文法 音声解説付き カン ミング
¥1,980
〈出版サイトより〉 単語帳は即重版で5刷決定! 13万人が学ぶカンミング先生の「100日でネイティブのように話せる韓国語」シリーズ第2弾! ミング先生の音声解説と難しい説明を省いた図解で、韓国語の文法が100日で身につきます。 ◎本書の特長と使い方 【1】音声解説と図解で直感的に学習できる! 本書は難しい解説で挫折しないように、ミング先生の音声解説と図解で文字を少なめにして、感覚的に学べることをコンセプトにしています。 【2】ネイティブが会話で使う文法から学習できる! 本書は楽しく学べるように、韓国ドラマや日常会話でネイティブがよく使う表現を選んでいます。また、丁寧語とタメ口の両方の例文を掲載しています。 【3】1日1表現で、ふりがな付きだから、無理なく学習できる! 時間が無い方、初心者の方でも少しずつ学習できるように、1 日1 つの文法をテーマにして、単語や例文にはふりがなを付けています。 著者プロフィール カン ミング (カン ミング) (著) 「Twoi韓国語教室」主宰。韓国語講師として活動するかたわらYouTuberとしても活躍し、登録者数は13万人(2024年8月時点)。 某国立大学卒業。 在学中は、日本語や英語を中心に様々な言語を学ぶ。自身の経験も生かしながら、韓国語をいかにわかりやすく教えるかを日々研究している。 夢は新大久保に日本人と韓国人が交流できる韓国語学校兼カフェをつくること。 出版社:KADOKAWA ページ数:272 サイズ:四六判 発売日:2024年3月12日 ISBN:978-4-04-606412-7
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文学カウンセリング入門 チン・ウニョン、キム・ギョンヒ
¥2,420
〈出版サイトより〉 「読むこと」と「書くこと」が、こんなにも静かに人を癒やす。 ―文学が“カウンセリング”になるという、新しい読書のかたち― 韓国で出版された本書『文学カウンセリング入門』は、詩や文学作品を通じて、自分自身の心の模様を読み解き、癒し、育むための方法を丁寧に示した1冊です。 韓国相談大学院大学での詩人チン・ウニョンとギム・ギョンヒの講義や論文などをもとに構成された本書は、理論編(第1部、第2部)では、文学の癒しの力とその背景にある哲学・教育思想を豊富に紹介。実践編(第3部)では、シンボルスカ、メアリー・オリヴァーらの詩を用いた実践的な12のレッスンを通して、読む・書くことで自己理解と癒しを深める手法を紹介しています。 書き写しやリライトを通じて、自らの気持ちに寄り添い、誰かと分かち合う力を育てるカリキュラム。医療・教育・福祉関係者はもちろん、自分を見つめたいすべての人へ。 著者プロフィール チン・ウニョン (チン・ウニョン) (著) 梨花女子大学および同大学院で西洋哲学を専攻し、博士号を取得。韓国相談大学院大学教授を経て現在は朝鮮大学文芸創作学科教授。2000年に季刊誌『文学と社会』に作品を発表して詩人としての活動を始め、これまでに大山文学賞、現代文学賞など多数の文学賞を受賞している。詩集としては、2022年にベストセラーとなった『私は古い街のようにあなたを愛し』のほか、『7つの単語でできた辞書』『盗んでいく歌』など。 キム・ギョンヒ (キム・ギョンヒ) (著) 梨花女子大学校哲学科および同大学院を卒業し、博士号を取得。韓国相談大学院大学教授。文学と哲学を通じて心の癒しや自己理解を促進する「文学カウンセリング」「哲学カウンセリング」を講義している。主な著作に『徳の帰還─東西洋の徳の歴史:東洋篇』、訳書に『荘子、霊魂の変化のための哲学』。 吉川凪 (ヨシカワ ナギ) (訳) 韓国の延世大学語学堂、仁荷大学国文科博士課程に留学。文学博士。著書に『京城のダダ、東京のダダ』、訳書に、朴景利『土地』、金英夏『殺人者の記憶法』、チョン・ソヨン『となりのヨンヒさん』、申庚林詩選集など。 出版社:黒鳥社 ページ数:228 サイズ:A5判 210mm × 148mm 発売日:2025/08/04 ISBN:978-4-910801-03-2
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2人は翻訳している すんみ・小山内園子
¥1,980
それぞれが母語で書いたエッセイを、お互いに日本語、韓国語に翻訳するという、面白い試みがあります。 出版社:タバブックス ページ数:180 サイズ:四六判 発売日:2025.11.27 ISBN:9784907053789 〈出版サイトより〉 翻訳とは、ことばとは、それが生まれる世界とは。気鋭の韓日翻訳者2人がつむぎ合う、仕事、 社会、人生。母語で書いたエッセイをお互いが訳した一編を韓日二言語で収録。チョ・ナムジュ、チョン・セラン、カン・ファギル... 話題の韓国文学の翻訳を次々手掛ける韓日翻訳者のすんみ、小山内園子。日本でも大きな話題となったイ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』の共訳以来、仕事仲間として友人として固い絆で結ばれている2人。翻訳のために日々行っていること、ことばを生み出す背景を、それぞれの視点から綴る。 目次 はじめに Ⅰ. 2人は翻訳している 翻訳の戦慄と陶酔 小山内園子 一つだけの答えではなく、自分だけの答えを見つけていくという話 すんみ 翻訳者を友人に持つことの醍醐味 小山内園子 私の「オンニ」史 すんみ 参考書は『ガラスの仮面』 小山内園子 日本カルチャーという居場所 すんみ ロスト・イン・トランスレーション 小山内園子 しかたないという問題について すんみ 「今でもあなたは、わたしの光」 小山内園子 青山は私に、黙って生きるようにと言った すんみ 翻訳ができる体 小山内園子 世界へ踏み出すための、新しい地図 すんみ ささやかな「物語」に耳をすませる 小山内園子 新しい風景を求めて すんみ II. 두 사람은 번역하고 있다 2人それぞれの母語で書いたエッセイを、お互いに日本語、韓国語に翻訳しています 덧니와 오서방점 승미 八重歯とオ旦那ぼくろ 訳 小山内園子 できないこと、は個性になる 小山内園子 ‘못 하는 것’도 개성 訳 승미 おわりに 著者プロフィール すんみ(著) 翻訳者。早稲田大学文化構想学部卒業、同大学大学院文学研究科修士課程修了。訳書にチョン・セラン『屋上で会いましょう』『地球でハナだけ』、キム・グミ『敬愛の心』、チョ・ナムジュ『コマネチのために』、イム・キョンソン『そっと呼ぶ名前』、ウン・ソホル他『5番レーン』、キム・サングン『星をつるよる』、ユン・ウンジュ他『女の子だから、男の子だからをなくす本』など。 小山内園子(著) 韓日翻訳者、社会福祉士。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学校などで韓国語を学ぶ。訳書に、ク・ビョンモ『破果』『破砕』、カン・ファギル『別の人』『大丈夫な人』『大仏ホテルの幽霊』、イム・ソヌ『光っていません』、チェ・ソンウン『働きたいけど働けない私たち』、キム・イソル『わたしたちの停留所と、書き写す夜』など。など。著書に『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』(NHK 出版)がある。
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私たちの“解放日誌”
¥1,100
出版社:タバブックス ページ数:60 サイズ:B6 発売日:2022.11.20 〈出版サイトより〉 〈3刷記念!ミニ冊子『私たちの“解放日誌”と“マイ・ディア・ミスター”』付録付き〉 著者4人が再び集まり、『私の解放日誌』『マイ・ディア・ミスター』のこと、イ・ソンギュンさんのことなどを語り合い、その場が「解放クラブ」となった座談会の記録です。 「解放」に魅かれる。解放されるには解体が必要だ。自分は何に束縛され、がんじがらめになっているのか、人はどのようにして自由になっていくのか−− 韓国ドラマ『私の解放日誌』を見て衝撃を受け、誰かと話をしたいと集まった4人、小山内園子(韓日翻訳者)、渡辺愛知(書店店主)、安達茉莉子(作家・文筆家)、いよりふみこ(デザイナー)が語り合い、それぞれの”解放日誌”考を寄せた1冊です。 11月20日の文学フリマ東京35を皮切りに、イベントなどで販売していく予定です。 ドラマを見た方、興味がある方、手に取っていただけると幸いです。 「解放」に魅かれる。解放されるには解体が必要だ。自分は何に束縛され、がんじがらめになっているのか、人はどのようにして自由になっていくのか−−韓国ドラマ『私の解放日誌』を見て揺さぶられ、考え続けている、そんな私たちが集まり語り、ことばにした1冊。 【目次】 座談会 “解放日誌”を話したい私たち あがめられたい、という気持ちについて 小山内園子 私の解放メモ 渡辺愛知 解放について — 今日も一頭一頭牛を追っていくこと 安達茉莉子 話し足りない解放日誌 いよりふみこ 座談会 “解放日誌”を話したい私たち、再び 『私の解放日誌』とは…
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「なむ」の来歴 斎藤真理子
¥1,980
〈出版サイトより〉 日本、韓国、沖縄、どこへ行っても本は木(ルビ:なむ)で出来ていた。 「三十代初めまでは身近に詩があった。だからこの本にもちょくちょく自分の書いた詩が顔を出す」。著者がこれまで生きてきた日本、韓国、沖縄で感じたこと、言葉にしたこと、詩で表現したこと。三点測量するように書いてきたエッセイを集大成。 ●本文より 韓国に来る前に持っている本を全部売った。古本屋のおじいさんが部屋まで来てくれて十年間私が引越しのたびにひきずって歩いた活字の群れをそっくり引き取ってくれた。さよなら 私の本たち。それはたいそう重かった。 「本って、本当に重いですよね」私が言うと おじいさんが答えた。「さようでございますもともと木でございますからね」(第一章「プラタナス」より) 三十代初めまでは身近に詩があった。だからこの本にもちょくちょく自分の書いた詩が顔を出す。日本語でも一冊詩集を出し、ソウルにいるときには朝鮮語で書き、それらが一九九三年に韓国の民音社から『入国』として出版された。外国人がハングルで書いた珍しい本ということで、当時かなり話題になった。それはちょうど、韓国でいくつかの詩集が驚異的なセールスを記録していた時期と重なる。特に、崔泳美(チェ・ヨンミ)という詩人の『三十、宴は終わった』(日本語版はハン・ソンレ訳、書肆青樹社)が一九九四年に刊行され、その年だけで五十万部以上を売り上げるという空前のベストセラーとなった。私の詩集が読まれ、すぐに重版がかかったのも、こうした流れの中のできごとだ。民主化からあまり時間が経っていなかった九〇年代初頭の韓国人たちは好奇心に満ち、新しいもの、変わったものに対して寛容だった。(「あとがき」より) 著者プロフィール 斎藤真理子 (サイトウマリコ) (著) 1960年、新潟市生まれ。翻訳者。著書に『増補新版 韓国文学の中心にあるもの』『本の栞にぶら下がる』『隣の国の人々と出会う――韓国語と日本語のあいだ』。訳書にチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』、チョン・セラン『フィフティ・ピープル』、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』、ファン・ジョンウン『ディディの傘』、李箱『翼――李箱作品集』、パク・ソルメ『未来散歩練習』などがある。2015年、共訳書パク・ミンギュ『カステラ』が第一回日本翻訳大賞受賞。2020年、訳書チョ・ナムジュ他『ヒョンナムオッパへ』で第18回韓国文学翻訳大賞(韓国文学翻訳院主催)受賞。2025年、ハン・ガン『別れを告げない』で第76回読売文学賞(研究・翻訳部門)を受賞。 出版社:イースト・プレス ページ数:280 サイズ:四六判 発売日:2025年11月20日 ISBN:978-4-7816-2508-9
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増補新版 韓国文学の中心にあるもの 斎藤真理子
¥1,980
〈出版サイトより〉 なぜハン・ガンは、アジア人女性として初めて、ノーベル文学賞を受賞したのか? 大きな話題を呼んだ原著に、この2年、激動する韓国文学の重要作の解説を加筆、40頁増の新版登場! 韓国文学は、なぜこんなにも面白く、パワフルで魅力的なのか。その謎を解くキーは「戦争」にある。 ・著者メッセージ 本書の初版は二〇二二年七月に刊行された。その後二年と少しの間に、新たに多くの韓国文学が翻訳出版された。増補新版ではその中から注目すべきものを追加すると同時に、初版時に紙幅の関係などで見送った作品にも触れることにした。特に「第7章 朝鮮戦争は韓国文学の背骨である」の章に多くを追補している。 その作業を進めていた二〇二四年十月に、ハン・ガンがアジア人女性として初のノーベ ル文学賞を受賞した。本書を読めば、ハン・ガンが決して孤立した天才ではなく、韓国文学の豊かな鉱床から生まれた結晶の一つであることがわかっていただけると思う。 海外文学には、それが書かれた地域の人々の思いの蓄積が表れている。隣国でもあり、かつて日本が植民地にした土地でもある韓国の文学は、日本に生きる私たちを最も近くから励まし、また省みさせてくれる存在だ。それを受け止めるための読書案内として、本書を使っていただけたらと思う。(「まえがき」より) 目次 まえがき 第1章 キム・ジヨンが私たちにくれたもの 『82年生まれ、キム・ジヨン』の降臨 キム・ジヨンは何を描いていたか みんなの思いが引き出されていく 「顔のない」主人公 キム・ジヨン以前のフェミニズム文学のベストセラー 大韓民国を支える男女の契約、徴兵制 冷戦構造の置き土産 キム・ジヨンのもたらしたもの 第2章 セウォル号以後文学とキャンドル革命 社会の矛盾が一隻の船に集中した 止まった時間を描く―キム・エラン「立冬」 キャンドル革命に立ち会う―ファン・ジョンウン『ディディの傘』 当事者の前で、寡黙で 傾いた船を降りて 無念の死に捧げる鎮魂の執念 第3章 IMF危機という未曾有の体験 IMF危機とは何か 危機の予兆―チョン・イヒョン「三豊百貨店」 IMF危機が家族を変えた―キム・エラン「走れ、オヤジ殿」 「何でもない人」たちの風景―ファン・ジョンウン「誰が」 生き延びるための野球術 セウォル号はIMF危機の答え合わせ 第4章 光州事件は生きている 五・一八を振り返る 光州事件はなぜ生きているか 詩に描かれた光州事件 体験者による小説 決定版の小説、ハン・ガン『少年が来る』 遺体安置所の少年 死者の声と悪夢体験 死を殺してきた韓国現代史 『少年が来る』は世界に開かれている アディーチェの作品との類似性 さらに先を考えつづけるパク・ソルメ 歴史の中で立ち返る場所 第5章 維新の時代と『こびとが打ち上げた小さなボール』 「維新の時代」が書かせたベストセラー タルトンネの人々 都市開発と撤去民の歴史 『こびと』は一つのゲリラ部隊 物語を伝達するための驚くべき構成 若者たちの心の声が響いてくる 生き延びた『こびと』 石牟礼道子とチョ・セヒ 興南から水俣へ、また仁川へ 『こびと』が今日の日本に伝えること 再開発は韓国文学の重要なテーマ 第6章 「分断文学」の代表『広場』 「分断文学」というジャンル 朝鮮戦争と「釈放捕虜」 南にも北にも居場所がない 批評性と抒情性溢れる『広場』 四・一九革命がそれを可能にした 韓国文学に表れた「選択」というテーマ 堀田善衛の『広場の孤独』 絶対支持か、決死反対か 終わらない広場 そして、日本で終わっていないものとは 第7章 朝鮮戦争は韓国文学の背骨である 文学の背骨に溶け込んだ戦争 苛烈な地上戦と「避難・占領・虐殺」 イデオロギー戦争の傷跡 朝鮮戦争を六・二五と呼ぶ理由 金聖七が見た占領下のソウル 廉想渉『驟雨』の衝撃 したたかに生き延びる人々 自粛なき戦争小説 望郷の念を描く自由がない―失郷民作家たち 韓国社会を見すえる失郷民のまなざし 子供の目がとらえた戦争―尹興吉『長雨』 戦争の中で大人になる―朴婉緒の自伝的小説 私にはこれを書く責任がある 避難生活はどう描かれたか―金源一 避難生活はどう描かれたか―呉貞姫、黄順元 それぞれの休戦後―兵士たちの体験 それぞれの休戦後―虚無と生きる 南北双方から見た「興南撤収」 文学史上の三十八度線 越北・拉北作家の悲劇 日本がもし分割されていたら パク・ミンギュも失郷民の子孫 ファン・ジョンウンの描くおばあさんたち なぜ朝鮮戦争に無関心だったのか 世界最後の休戦国 第8章 「解放空間」を生きた文学者たち 一九四五年に出現した「解放空間」 李泰俊の「解放前後」 「親日行為」の重さ―蔡萬植「民族の罪人」 中野重治の「村の家」と「民族の罪人」 済州島四・三事件 終わりなきトラウマ―玄基栄「順伊おばさん」 解放空間と在日コリアン作家 趙廷來の大河小説『太白山脈』 パルチザンという人々 光州から済州島へ―ハン・ガン『別れを告げない』 死の堆積の上で生き延びてきた韓国文学 終章 ある日本の小説を読み直しながら あまりにも有名な青春小説『されど われらが日々―』 朝鮮戦争をめぐって激しく論争する高校生たち ロクタル管に映った朝鮮戦争 朝鮮戦争の記憶はどこへ 「特需」という恥 十代、二十代の目に残った朝鮮戦争 なぜ韓国の小説に惹かれるのか 傷だらけの歴史と自分を修復しながら生きる 韓国の文芸評論家が読む『されど われらが日々―』 時代の限界に全身でぶつかろうとする人々の物語 良い小説は価値ある失敗の記録 あとがき 増補新版 あとがき 本書関連年表 本書で取り上げた文学作品 主要参考文献 著者プロフィール 斎藤真理子 (サイトウマリコ) (著) 1960年新潟市生。翻訳者、ライター。主な訳書に、パク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳/クレイン)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出文庫)、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(ちくま文庫)、ハン・ガン『すべての、白いものたちの』(河出文庫)、チョン・セラン『フィフティ・ピープル』(亜紀書房)、チョン・ミョングァン『鯨』(晶文社)、ファン・ジョンウン『ディディの傘』(亜紀書房)、パク・ソルメ『未来散歩練習』(白水社)、李箱『翼│李箱作品集』(光文社古典新訳文庫)、ハン・ガン『別れを告げない』(白水社)など。著書に『本の栞にぶら下がる』(岩波書店)、『曇る眼鏡を拭きながら』(くぼたのぞみとの共著、集英社)、『隣の国の人々と出会う│韓国語と日本語のあいだ』(創元社)。共編著に『韓国文学を旅する60章』(波田野節子・きむ ふなとの共編著、明石書店)。2015年、『カステラ』で第一回日本翻訳大賞受賞。 出版社:イースト・プレス ページ数:368 サイズ:四六判 発売日:2025年1月17日 ISBN:978-4-7816-2416-7
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そっと呼ぶ名前 イム・キョンソン
¥1,760
原書:‘가만히 부르는 이름' 임경선 〈出版サイトより〉 あなたにとって、“そっと呼びたくなる”名前は何ですか? 2人の男性の間で揺れ動く、女性の心を赤裸々に綴った大人のための恋愛小説。 イム・キョンソンは、書くものに合わせて姿を変えていく作家だが、 愛の光と影に対する探求には、一貫した激情を抱いており、読んでいる私たちの心も一緒に揺さぶられる。 ずっと一緒にいる家族への愛も、惹かれずにはいられない恋人への愛も、 美しく複雑で、到底要約できない側面をそのまま描き出す才能に、ただただ感心してしまう。 ――チョン・セラン(小説家) 建築士として働く30代のスジンは、長年付き合っている先輩との関係に悩んでいる。そんな中、偶然出会った年下の男性から情熱的な愛を向けられ、次第に心が揺れ動いていく。3人の男女が織りなす「大人の愛」についての物語。20代、30代、そして40代の、それぞれの登場人物が示す、純粋で切ない愛に胸を締めつけられるはず。 性格も年齢も育った環境も異なる3人が、人生にどう向き合っていくかという姿も描かれ、「人を愛しながら生きていく」ということを深く考えさせられる。愛することの本質に触れる一冊。 著者プロフィール イム・キョンソン (イム キョンソン) (著) 韓国ソウルに生まれ、横浜、リスボン、サンパウロ、大阪、ニューヨーク、東京で成長、10年あまりの広告会社勤務等を経て、2005年から専業として執筆活動。著書にエッセイ『母さんと恋をする時』(2012)、『私という女性』(2013)、『態度について』(2015)、『どこまでも個人的な』(2015)、『自由であること』(2017)、『京都に行ってきました』(2017)、『私のままで生きること』(2023)、小説『ある日、彼女たちが』(2011)、『覚えていて』(2014)、『私の男性』(2016)、『そばに残るひと』(2018)、『そっと呼ぶ名前』(2020)、『ホテル物語』(2022)ほか多数。歌手でもあり作家でもあるヨジョとは『女性として生きる私たちに│ヨジョとイム・キョンソンの交換日記│』(共著:2019)も刊行(NaverAudioclipで「ヨジョとイム・キョンソンの交換日記」を配信)。邦訳に『村上春樹のせいで│どこまでも自分のスタイルで生きていくこと│』(渡辺奈緒子訳:2020)、『リスボン日和 十歳の娘と十歳だった私が歩くやさしいまち』(熊木勉訳:2024) すんみ (スンミ) (訳) 翻訳家。早稲田大学文化構想学部卒業、同大学大学院文学研究科修士課程修了。訳書にチョン・セラン『屋上で会いましょう』『地球でハナだけ』『八重歯が見たい』(以上、亜紀書房)、キム・グミ『あまりにも真昼の恋愛』『敬愛の心』(以上、晶文社)、ウン・ソホル他『5番レーン』(鈴木出版)、キム・サングン『星をつるよる』(パイ インターナショナル)、ユン・ウンジュ他『女の子だから、男の子だからをなくす本』(エトセトラブックス)など、共訳書にイ・ミンギョン『私たちには言葉が必要だ』(タバブックス)、チョ・ナムジュ『彼女の名前は』『私たちが記したもの』(以上、筑摩書房)、『ホテル物語 グラフホテルと5つの出来事』(日之出出版)などがある。 出版社:マガジンハウス ページ数:200 サイズ:四六判 発売日:2025年9月25日 ISBN:978-4-8387-3350-7
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ホテル物語 グラフホテルと5つの出来事 イム・キョンソン
¥1,760
原書:‘호텔 이야기' 임경선 〈出版サイトより〉 この話は、グラフホテルが閉館する、最後の半年間に起きたことである。 日本では村上春樹研究でも知られる作家イム・キョンソンによる、ホテルを題材にした珠玉の短編集。年末の閉業を控えた名門「グラフホテル」を舞台に、5人の大人たちが、それぞれの人生の転換点・区切りを迎える出来事が描かれる。 かつての売れっ子映画監督ドゥリが、動画配信サービス向けドラマ脚本のチェックを依頼されホテルで缶詰めに。時代の流れに悩みつつも行き着いた決断とは(「一か月間のホテル暮らし」)。 相手の女性の「フランス映画みたいなことをしたい」という願いをうけ、会社を抜け出してグラフホテルで情事にふけった男だが…(「フランス小説のように」)。 グラフホテルに宿泊していた作家のトンジュが、ふとしたきっかけでドアマンの男から聞かされた純愛と逃避行の物語、その結末とは…(「夜勤」)。 ほか「ハウスキーピング」「招待されなかった人々」の5編を収録する。 著者プロフィール イム・キョンソン (イム キョンソン) (著) 韓国ソウルに生まれ、横浜、リスボン、サンパウロ、大阪、ニューヨーク、東京で成長、10年あまりの広告会社勤務等を経て、2005年から専業として執筆活動。著書にエッセイ『母さんと恋をする時』(2012)、『私という女性』(2013)、『態度について』(2015)、『どこまでも個人的な』(2015)、『自由であること』(2017)、『京都に行ってきました』(2017)、『私のままで生きること』(2023)、小説『ある日、彼女たちが』(2011)、『覚えていて』(2014)、『私の男性』(2016)、『そばに残るひと』(2018)、『そっと呼ぶ名前』(2020)、『ホテル物語』(2022)、『言い残した言葉』(2024)ほか多数。歌手でもあり作家でもあるヨジョとは『女性として生きる私たちに│ヨジョとイム・キョンソンの交換日記│』(共著:2019)も刊行(NaverAudioclipで「ヨジョとイム・キョンソンの交換日記」を配信)。邦訳に『村上春樹のせいで│どこまでも自分のスタイルで生きていくこと│』(渡辺奈緒子訳:2020)がある。独立した個としてそれぞれが誠実に、自分らしく生きることをテーマ すんみ (スンミ) (訳) 翻訳家。早稲田大学文化構想学部卒業、同大学大学院文学研究科修士課程修了。訳書にチョン・セラン『屋上で会いましょう』『地球でハナだけ』『八重歯が見たい』(以上、亜紀書房)、キム・グミ『あまりにも真昼の恋愛』『敬愛の心』(以上、晶文社)、ウン・ソホル他『5番レーン』(鈴木出版)、キム・サングン『星をつるよる』(パイ インターナショナル)、ユン・ウンジュ他『女の子だから、男の子だからをなくす本』(エトセトラブックス)など、共訳書にイ・ミンギョン『私たちには言葉が必要だ』(タバブックス)、チョ・ナムジュ『彼女の名前は』『私たちが記したもの』(以上、筑摩書房)などがある。 出版社:マガジンハウス ページ数:184 サイズ:四六判 発売日:2024年9月12日 ISBN:978-4-8387-3286-9
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絶縁 チョン・セラン、村田 沙耶香 他
¥2,200
チョン・セランさんの発案でできたアジア9都市9名の若手作家のアンソロジーです。 村田沙耶香さんをはじめ、各国の作家たちの「絶縁」をテーマにした作品が集まっています。 韓国版:‘절연' 〈出版サイトより〉 奇跡のアンソロジー、日韓同時刊行! 突如若者に舞い降りた「無」ブーム。世界各地に「無街」が建設され――。 (村田沙耶香「無」) 夫がさりげなく口にした同級生の名前、妻は何かを感じとった。 (アルフィアン・サアット「妻」/藤井光・訳) ポジティブシティでは、人間の感情とともに建物が色を変える。 (ハオ・ジンファン「ポジティブレンガ」/大久保洋子・訳) 先鋭化する民主化運動の傍らで生きる「あなた」たちの物語。 (ウィワット・ルートウィワットウォンサー「燃える」/福冨渉・訳) 都市に走った亀裂、浸透する秘密警察、押し黙る人びと。 (韓麗珠「秘密警察」/及川茜・訳) ブラック職場を去ることにした僕。頭を過るのは死んだ幼馴染の言葉だった。 (ラシャムジャ「穴の中には雪蓮花が咲いている」/星泉・訳) 家族の「縁」から逃れることを望んできた母が、死を目前にして思うこと。 (グエン・ゴック・トゥ「逃避」/野平宗弘・訳) 3人の少年には卓球の練習後に集う、秘密の場所がある。 (連明偉「シェリスおばさんのアフタヌーンティー/及川茜・訳) 6人の放送作家に手を出した男への処罰は不当か否か。 (チョン・セラン「絶縁」/吉川凪・訳) 【編集担当からのおすすめ情報】 きっかけは韓国を代表する若手作家チョン・セランさんのひと言でした。 「韓中日+東南アジアの若手世代の作家7~9人で、同じタイトルのもとそれぞれ違う短編小説を書いてアンソロジーを出してみたいです。今、思い浮かんでいるタイトルは『絶縁』です」 この提案を、『コンビニ人間』が世界的ベストセラーになった村田沙耶香さんに伝えたところ「痺れるテーマですね」と快諾。その後、アジア9都市9人の作家の参加が決定しました。『折りたたみ北京』にてヒューゴ賞を受賞したハオ・ジンファンさんをはじめ、いずれも気鋭の作家です。 多くの作品が既存作品の翻訳ではなく書きおろしという前代未聞のプロジェクト、日韓同時刊行です! 出版社:小学館 ページ数:416 サイズ:四六判 発売日:2022年12月16日 ISBN:978-4-09-356745-9
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ウジョとソナ 独立運動家夫婦の子育て日記 パク・ゴヌン
¥2,860
原書:ジェシーの話 ‘제시이야기‘ 〈出版サイトより〉 2018年ソウル図書館「今年の10冊」/ 2019年韓国文化体育観光部優秀文化商品選出 日本の支配と戦争の只中も、慈しんだ家族の日常。祖国・韓国は日本の植民地下。独立を夢見て亡命した中国は日中戦争に突入。避難生活を余儀なくされた大韓民国臨時政府夫妻の姿を、我が子に希望を託す「子育て」の視点から綴った日記をグラフィックノベル化。赤ん坊の成長を主眼にしながら、日本軍の泥沼戦、先行きの見えない韓国同胞、泰然自若とした中国人の知られざる姿を繊細に描きだす。 もうひとつ、 同じ世界の別の片隅に窓が開いた。 何が同じで何が違うのか。 同じところはまるでおんなじで愛おしく、 違うところはわれわれが想像していたより はるか遠くにまで広がっていた。 ー片渕須直(アニメーション映画監督) 目次 1 ジェシーの誕生 2 戦争のはじまりと百日のお祝い 3 船上で歌う「アリラン」 4 空襲とはじめての「オンマ」 5 バスの旅と中国大陸の人びと 6 ジェシー1歳。まとまらない独立運動 7 父の不在と爆撃の日々 8 次女、ジェニーの誕生と空襲 9 姉妹の成長と長引く戦争 10 母の病と戦争の終わり 11 志なかば、帰郷へ エピローグ ふたたび、ソウルにて 前書きなど 「この地で、父親がこの子にしてあげられることは何か。一寸先は闇でしかな い今のこの家庭で、温かさと慈しみの心でひたすらこの子を守ってやることか? それとも父の選択を受け継がせ、運命だから受け入れろということか。 将来この子から、異国を彷徨い暮らした理由を尋ねられたら、独立を成し遂 げるという私たちの悲願を説明できるのだろうか。」 版元から一言 戦時下も我が子へ変わらぬ愛を注ぐ夫婦の日記は、子の可愛らしさに心を掴まれる。いっぽうで、本書で描かれる韓国独立運動家の日々には、日本人として目を開かれる事実が随所に散りばめられている。またパク・ゴヌンの絵は、子どもは愛らしく、戦火の中国大陸を細密に描き出し、物語の世界をよりいっそう鮮やかに読者へ訴えかけている。 著者プロフィール パク・ゴヌン (パク ゴヌン) (著・画) 1972年ソウル生まれ。グラフィックノベル作家。弘益大学で絵画を専攻したのち、1997年からグラフィックノベルを描き始める。韓国現代史を扱う物語を描く作家として知られる。02年、非転向長期囚(思想を転向しないまま刑期を終え、拘束延長の状態にある者のこと)の屈曲した人生を描いた『花』で大韓民国出版漫画大賞新人賞、2014年、拷問に耐え抜いた80年代の民主化闘争家を描いた『獣の時間』で富川国際漫画大賞を受賞した。近作に、人民革命党事件の死刑囚8人を描いた『その年、春』(2018年)。近年の韓国社会で起きる社会問題を扱った風刺漫画『モンスター』(2020年)などがある。 神谷 丹路 (カミヤ ニジ) (翻訳) 東京都生まれ。韓国語翻訳、日韓関係史研究。国際基督教大学在学中の81-82年に、韓国延世大学へ留学。訳書に、尹興吉『鎌』(安宇植との共訳・角川書店)、趙廷来『太白山脈』(安岡明子他との共訳・集英社)、児童書の翻訳も多く、『だまされたトッケビ』『よじはん よじはん』(いずれも福音館書店)など。著書に、『韓国 近い昔の旅 植民地時代をたどる』(凱風社)、『韓国歴史漫歩』(明石書店)、『近代日本漁民の朝鮮出漁』(新幹社)他。現在、早稲田大学、法政大学他で非常勤講師を勤める。 ヤン・ウジョ、チェ・ソナ (ヤン ウジョ チェ ソナ) (原案) 夫、ヤン・ウジョは1897年生まれ。1916年、19歳で渡米し、アメリカで事業を興す。帰国後は植民地となり、貧国に喘ぐ祖国の窮状を目の当たりにし、大韓民国臨時政府に参加し、独立運動をすべく中国大陸へ渡る。独立運動中に出会ったチェ・ソナと結婚。1938年、長女ジェシーが誕生。日中戦争の戦時下、祖国の独立を夢見て臨時政府のメンバーとして働きながら、祖国の長女、ジェシーの子育て日記を妻、チェ・ソナとともに記す。 妻、チェ・ソナは1911年生まれ。梨花女子専門学校(のちの梨花女子大)で教鞭をとっていたが、ウジェと出会い結婚し、中国へ渡る。ほどなく長女、ジェシーを出産。夫ともに臨時政府の家族の一員として活動をともにしながら、ウジョとともにジェシーの子育て日記を記す。 出版社:里山社 ページ数:368 サイズ:A5判 発売日:2020年7月15日 ISBN:978-4-907497-11-8
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こちら、空港医療センター 救急ドクター奮闘記 シン・ホチョル
¥1,980
原書:‘공항으로 간 낭만 의사' 신호철 〈出版サイトより〉 仁川国際空港の医療センターでは予想外のことしか起こらない。旅先でケガをした人の緊急一次対応、欠航で手持ちの薬が切れた慢性疾患持ちの人、意志の疎通が難しい外国人。センター長を務める著者による驚きと苦労のエッセイ。 出版社:原書房 ページ数:272 サイズ:四六判 発売日:2025年3月25日 ISBN:978-4-562-07505-8
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韓国インスタントラーメンの世界 チ・ヨンジュン
¥2,420
原書:‘라면의 역사' 지영준 〈出版サイトより〉 日本で生まれたインスタントラーメンは、海を渡って韓国でも発展し愛されてきた。大ブームを巻き起こしたもの、一時の販売でなくなってしまったもの、定番商品となったもの。韓国から世界へと羽ばたいた国民食の歴史にせまる。 出版社:原書房 ページ数:284 サイズ:四六判 発売日:2025年11月7日 ISBN:978-4-562-07574-4
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明日の恋人たち チョン・ヨンス
¥2,640
原書:‘내일의 연인들' 정영수 〈出版サイトより〉 新たな韓国文学はここから始まる 人は人を愛せるのか?――新しい韓国文学はこの問いから始まる。 韓国を代表する文学賞「第69回現代文学賞」受賞作にして、文芸誌「GOAT」掲載で話題となった「未来のかけら」も収録! 自分たちの許されぬ関係を本にしたいのだけど――「僕たち」 破局を迎えた知人夫婦、その家に住むと――「明日の恋人たち」 どうやら伯母はスイスで安楽死をするようだ――「より人間的な言葉」 親友の赤ちゃんを落としてしまった僕は――「平穏無事な現代生活」 父と母の不幸な夫婦生活の終わり――「二人の世界」 自殺しようとした母の人生はどう描かれるべきか――「未来のかけら」 韓国文学の新星チョン・ヨンス、初邦訳短編集。 6つの物語の揺らぎがあなたの心を未来へ誘う。 ここには私の隣人が描かれている――カバー裏には、金原ひとみさんの書評も掲載! 【編集担当からのおすすめ情報】 2019年「若い作家賞」、2024年「現代文学賞」受賞した若き才能チョン・ヨンス、待望の邦訳短編集です。韓国文学はここ数年、翻訳小説のなかでも大きな注目を集めてきました。しかし本作は、社会性やポップさを前面に押し出す近年のK-文学とは趣を異にします。派手な事件は起こらず、そこに書かれているのは、人と人の交わりだけ。それゆえ、かえって静謐で滋味深い文章が心を捉え、読者の心に深くしみ入り、やさしい読後感をもたらします。韓国文学の新たな地平を拓く一冊、ぜひご高覧ください。 出版社:小学館 ページ数:192 サイズ:四六判 発売日:2025年10月29日 ISBN:978-4-09-356757-2
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僕の狂ったフェミ彼女 ミン・ジヒョン
¥1,760
原書:‘나의 미친 페미니스트 여자친구’ 민지형 〈出版サイトより〉 韓国でドラマ化・映画化決定! 初恋の人がフェミニストになった!? 「愛」も「権利」もゆずれない、2人の戦争のような恋愛が始まる。 主人公「僕」の視点で描かれる、フェミニストの彼女の姿。 そこには、今を生きる私たちの「現実」が詰まっている――。 本国では「『猟奇的な彼女』のフェミニストバージョン」といわれ、台湾版刊行時には「キム・ジヨンが結婚前にこの小説を読んでいたら人生が変わっていたかも」とキャッチコピーがつけられた、今をいきる、あなたのための物語。 目次 プロローグ 偶然出会った君 いっそ現れないでほしかった どうせ現れたなら メガルの道理と百万ウォン スタートはしたけれど 彼女は本当におかしい 週末のデート 家族のイベント 意外な事件 彼女の決断 僕のチャンス 計画通りに進んでる 結婚式場で 再び、光化門で エピローグ 著者あとがき 「三十代のフェミニストの恋愛はまるで『ウォーキング・デッド』だよ」 訳者あとがき 著者プロフィール ミン・ジヒョン (ミンジヒョン) (著) 著者 ミン・ジヒョン 1986年生まれ。西江(ソガン)大学校で国文学と新聞放送学、日本学を学ぶ。2008年に日本に交換留学した際には東北大学の学友会映画部 De Palmaに所属し、自主映画『あんにょん、サヨナラ』を制作した。韓国芸術総合学校の映像院映画科大学院で劇映画シナリオを専攻。2015年に『조선공무원 오희길전 (朝鮮公務員 呉(オ)希(ヒ)吉(ギル)伝)』で「大韓民国ストーリー公募大展」優秀賞を受賞し、2019年にはテレビドラマ『レバレッジ―最高の詐欺師たち―』の脚本を執筆。映画とドラマの現場で脚本家を務めながら、「韓国映画性平等センター」に所属し、性暴力予防教育講師としても活動中。2021年12月に最新長編小説『나의 완벽한 남자친구와 그의 연인(私の完璧な彼氏と彼の恋人)』が出版された。 加藤慧 (カトウケイ) (訳) 1986年生まれ。東北大学工学部卒、同大学院博士課程科目修了退学。2013年に漢陽(ハニャン)大学校大学院に交換留学し韓国建築史を学ぶ。オンラインでレッスンを行うほか、宮城学院女子大学、東北学院大学で韓国・朝鮮語の授業を担当。 出版社:イースト・プレス ページ数:336 サイズ:四六判 発売日:2022年3月17日 ISBN:978-4-7816-2063-3
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私の最高の彼氏とその彼女 ミン・ジヒョン
¥1,760
原書:‘나의 완벽한 남자친구와 그의 연인‘ 민지형 〈出版サイトより〉 『僕の狂ったフェミ彼女』著者がおくる、前人未踏の“共有”恋愛小説! 30代の女性・ミレは、彼女にとって最善の恋愛をずっと探している。 したいことを望み、嫌なことを拒みたい。 誰のものにもならず、自分のままでいたい。 結婚をゴールとしなくても、対等な関係を築きたい。 ミレのウィッシュリストはずっと満たされなかった。 ある時出会った“完璧な男性”シウォンは 「非独占恋愛(オープンリレーションシップ)」を実行していた。 ミレは戸惑いながら、最善のために一歩を踏み出す。 ◆推薦――宇垣美里(フリーアナウンサー/俳優) 最初に共感、次に反感と少しの羨望。 垣間見た新しい世界を受け入れられるのか、 受け入れられないならその理由は何か。 こびりついていた固定概念の奥にあるはずの 本当に自分の求めている恋愛の形について、 誰かと夜通し語り合いたくなった。 ◆推薦――アルテイシア(作家) 私自身はオープン・リレーションシップをするのは無理だと思うけど、主人公ミレの気持ちはよくわかる。 「君は俺のものだよ」と言われて喜べない。 誰の所有物にもなりたくない。誰にも支配されたくない。 パートナーと対等に尊重し合う関係を築きたい。 それだけのことが、なぜこんなに難しいのか? 目次 プロローグ 0.ロマンスこそ必要 1. いろいろな幻想、の中の君 2.なぜ私はあなたを共有するのか 3.大丈夫? 愛か?? 4.私が恋愛をやめられない(約)十の理由 5.優雅で計画的な共有恋愛 6.食べて、期待して、恋をして 7. あなたがデートしている間に 8.愛してるの言葉でも理解はできない 9. 君たちは感動だった 10.それは絶対私たちのせいじゃない 11. 最も普通の記念日 12. 嘘、みたいな時間 13. 一人で一緒にいる人たち 著者あとがき 著者プロフィール ミン・ジヒョン (ミンジヒョン) (著) (著)ミン・ジヒョン 小説家、ドラマ脚本家。西江大学校で国語国文学を、韓国芸術総合学校大学院で劇映画シ ナリオを学び、2015年「大韓民国ストーリー公募展」で優秀賞を受賞した。 2019年テレビドラマ『レバレッジ 最高の詐欺師たち』の脚本を執筆。 同年に発表したフェミニズム恋愛小説『僕の狂ったフェミ彼女』は2022年に邦訳され、 多くの読者の共感を得た。 その後、2022年にアンソロジー『모던 테일 (モダン・テール)』に参加し、2023年4月に は初のSF長編小説『망각하는 자에게 축복을 (忘却する者へ祝福を)』を発表。 十代の頃、ハリウッドのロマンティック・コメディ映画の大ファンだった。今は、当時憧 れを抱いていていた世界が何を意味するかを知っている。まさにそれが理由で、21世紀 の韓国を舞台にした恋愛に、依然として強い関心を持っている。 加藤慧 (カトウケイ) (訳) (訳)加藤 慧 韓国語講師・韓日翻訳者。東北大学工学部卒、同大学院博士課程科目修了退学。大学院在学中に漢陽大学大学院に交換留学し、韓国建築史を学ぶ。 現在はオンラインで韓国語レッスンを行うほか、二つの大学で韓国・朝鮮語の授業を担当中。 訳書にミン・ジヒョン『僕の狂ったフェミ彼女』(イースト・プレス)、共訳書にアントイ『なかなかな今日 ほどほどに生きても、それなりに素敵な毎日だから。』(朝日新聞出版)がある。 出版社:イースト・プレス ページ数:392 サイズ:四六判 発売日:2023年10月10日 ISBN:978-4-7816-2257-6
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工房の季節 ヨン・ソミン
¥2,420
原書:‘공방의 계절’ 연소민 〈出版サイトより〉 何度も作り直せばいい。器を焼くことは、心に明かりを灯すようなもの。 テレビ局の放送作家の仕事を突然辞めるはめになった30歳のジョンミンは、何ヵ月も抜け殻のようになり家に引きこもっていた。 ある日久しぶりに外に出て、歩いているうち、彼女はカフェと間違えて陶芸工房の扉を開ける。突然現れたジョンミンに、工房の主ジョヒは珈琲をふるまう。コーヒーのおいしさのわけは器にある、自分で作ってみない? というジョヒの誘いを受け、ジョンミンは陶芸教室に通い始める。 土の匂い、手を動かしてものを作る喜び、人懐こい猫、年代も悩みもさまざまな仲間たち。自分に向き合い、人生を見つけていくということ……。工房を舞台に繰り広げられる癒しと希望の物語。 手を動かすこと食べること。それが、力をくれる。 著者プロフィール ヨン・ソミン (ヨン・ソミン) (著) 2000年生まれ。小説家、放送作家。2022年、「怠惰なキンコ」で韓国小説新人賞を受賞し、執筆活動を開始、短編「あなただけのためのプレイリスト」を発表。2023年に出版した本作『工房の季節』は、イギリスをはじめ、アメリカ、フランス、ドイツ、デンマーク、ブラジル、エジプトなど世界29ヵ国に版権が売れている。2024年、長編小説『猫を散歩させた日』を発表。 朝田 ゆう (アサダ ユウ) (訳) 日本大学芸術学部卒。ライター、韓国語翻訳者。韓国語の訳書に『「また会いたい」と思われる人は話し方が違う』(扶桑社)、翻訳協力に『知っておきたい! 韓国ごはんの常識』(原書房)などがある。 出版社:講談社 ページ数:288 サイズ:四六変型判 発売日:2025年6月18日 ISBN:978-4-06-536749-0
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不便なコンビニ2 キム・ホヨン
¥1,980
原書:‘불편한 편의점2’ 김호연 〈出版サイトより〉 韓国発の大ベストセラー小説、待望の続編! 狭くて品揃えも悪く、近所の人から「不便なコンビニ」と呼ばれるALWAYS。深夜バイトの独孤(トッコ)が店を去ってから6つの季節が過ぎた。オーナーのヨムさんは体調を崩し、折り合いの悪い息子ミンシクに経営を、古株のソンスクに店長を任せ、ソウルを離れていた。独孤から仕事を引き継いだ元刑事のクァクも故郷に帰ることになり、ソンスクは愛想はいいが要領の悪そうな中年男性クンベを深夜バイトとして採用する。今日も悩みを抱えた人たちが、ALWAYSを訪れる。一方、クンベにはある秘密があった……。 2024年本屋大賞翻訳小説部門第3位。韓国でシリーズ累計150万部超、台湾で15万部超。ソウルで上演される舞台はロングランとなり、ドラマ化も進行中の世界的ベストセラー「Kヒーリング」小説、日本に待望の続編が上陸! 【編集担当からのおすすめ情報】 韓国で社会現象を生み出し、世界的なベストセラーとなったKヒーリング小説『不便なコンビニ』。日本では2024年本屋大賞翻訳小説部門第3位にランクイン、大きな反響のなか、いよいよ待望の続編を邦訳刊行します。 作中では前作の終わりから約1年半が経過し、コロナ禍のALWAYSにも変化が。続編も、さまざまな人間模様を通して、困難な時代を生きるヒントをたくさん与えてくれます。 どこか私たちに通じる悩みを抱く登場人物たちに共感し、ユーモア溢れるフレーズにニヤリとさせられ、人と人の絆にほろりとさせられ、コンビニグルメに垂涎し、ソウルをはじめ町の描写に旅情をかき立てられ……。とにかく読みどころ満載です。よりパワーアップした続編を、ぜひお楽しみください。 出版社:小学館 ページ数:354 サイズ:四六判 発売日:2025年2月27日 ISBN:978-4-09-356750-3
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はじめまして、ムンゲです。一匹の家族が教えてくれた、人生で大切なこと yeye (イェイェ)
¥1,870
SOLD OUT
原書:'글멍' 〈出版サイトより〉 「この本は、ぼくが家族とすごす何気ない日々と、すべての人に伝えたいことをつづった一冊である」 SNS総フォロワー数20万人超!韓国でベストセラーになった犬のイラストエッセイが、ついに日本上陸! 「ウチの子が見る毎日は、どんな世界だろう?」 この本は、韓国に住む作家のyeyeが、14年間の人生を共にしたマルチーズのムンゲの視点に立って書いた、犬目線のほっこり日常イラストエッセイ。 読むだけで、周りの人や自分の人生を、もっと大切にしたくなる。 ●本書の内容 ・ムンゲが生まれた日 ・名前の由来 ・ママのエプロン ・ぼくだけの特等席 ・ムンゲ王 ・ぼくの友だち紹介 ・毛むくじゃら ・ぼくの心臓へ ・犬の天国 ・犬の時間と人間の時間 ……etc 著者プロフィール yeye (イェイェ) (著) アーティスト・エッセイ作家 日本の京都精華大学でアニメーションの学士号(2011年)と漫画・絵本コースの修士号(2013年)を取得後、故郷の韓国に帰国。 2022年に個展を開催し、画家としてデビューを果たす。アニメーションと絵画のテクニックを組み合わせて、自身の伴侶犬であるムンゲを芸術的に描きながら計4冊の書籍の出版と計2回の個展の開催に成功。 日本でのアーティスト活動は、本書が初めてとなる。 菅原 光沙紀 (スガワラ ミサキ) (訳) フリーランス翻訳者。 1998年生まれ。神奈川県出身。韓国・高麗大学環境生態工学部を卒業後、2023年よりフリーランスの翻訳者として産業翻訳やウェブトゥーン翻訳に携わる。 今年の秋から再び韓国に渡り、韓国文学翻訳院翻訳アカデミー正規課程に在籍中。 出版社:PHP研究所 ページ数:256 サイズ:四六判 発売日:2024年11月28日 ISBN:978-4-569-85824-1
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ムンゲ、君と出会えたから 15歳のマルチーズが教えてくれた「確かな幸せの見つけ方」 yeye (イェイェ)
¥1,980
SOLD OUT
原書:'너에게 배운 예를 들면 고구마를 대하는 자세' 〈出版サイトより〉 「私の10年をあげるから、君にはもっと生きてほしい」」 ――そんな願いをこめて綴られた、涙と愛にあふれた一冊。 15歳で旅立ったマルチーズ・ムンゲ。 大切な存在との「お別れ」を前に、どう気持ちを整えればいいのか。私たちには何ができるのか。 韓国のアーティスト・yeyeが、最愛のパートナーであるムンゲとのお別れをやさしく受け入れていくための日々を描いたイラスト×エッセイ第二弾。 何気ない日常が、愛おしくてたまらない記憶になっていく。 読めばきっと、「今そばにいる誰かを、もっと大切にしたくなる」。 大切な人を思うすべての方へ贈りたい、静かで深い物語です。 【本書の内容】 ・尊くてふしぎな瞬間 ・小さいけれど確かな幸せ ・言葉にできないほどの愛はダンスで ・春が楽しいのは君のおかげ ・いそがしいムンゲ ・15歳のマルチーズに教わること ・絶対に忘れたくないから ・ついつい、君をさがしてしまう ・「はじめまして!」 ・眠くなる匂い ・特別だけど、特別じゃない一日 ……etc 著者プロフィール yeye (イェイェ) (著) アーティスト・エッセイ作家 日本の京都精華大学で2011年にマンガ学部アニメーションコースを卒業し、2013年に大学院マンガ研究科修士課程を修了。その後、故郷の韓国に帰国。 2022年に個展を開催し、画家としてデビューを果たす。アニメーションと絵画のテクニックを組み合わせて、自身の伴侶犬であるムンゲを芸術的に描きながら、韓国内で計4冊の書籍の出版と計2回の個展の開催に成功。日本では『はじめまして、ムンゲです。 一匹の家族が教えてくれた、人生で大切なこと』(PHP研究所)を2024年に初刊行。 菅原 光沙紀 (スガワラ ミサキ) (訳) 韓日翻訳者 1998年生まれ。神奈川県出身。高麗大学環境生態工学部卒業。フリーランスの翻訳者として産業翻訳やウェブトゥーン翻訳、出版翻訳に携わる。現在は韓国文学翻訳院翻訳アカデミー正規課程に在籍中。訳書にyeye著『はじめまして、ムンゲです。 一匹の家族が教えてくれた、人生で大切なこと』(PHP研究所)がある。 出版社:PHP研究所 ページ数:296 サイズ:四六判 発売日:2025年8月1日 ISBN:978-4-569-85951-4
