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私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない 韓国、女性たちの労働生活史 京郷新聞ジェンダー企画班(著)・すんみ(訳)尹 怡景(訳)
¥2,420
原書:'우리가 명함이 없지 일을 안 했냐' 〈出版サイトより〉 韓国大手新聞社「京郷新聞社」で特別に編成されたジェンダー企画班による、偉大すぎる女性たちの記録 激動の時代、国を影で支えてきたのは「正社員」には数えられない無数の女性たちだった――。 韓国社会を支えてきた50~70代の女性たちへのインタビュー集。 家事労働者、食堂社長、ボランティア、ベテラン清掃員。女性への取材とチームの時代考察で紐解かれる女性たちの偉大な仕事。 目次 prologue ありふれた声を求めて WAY TO WORK 出勤一日目 ほら見ろ、これが女性たちの人生だぞ。 WAY TO WORK 出勤二日目 私たちが働いていないだと? WAY TO WORK 出勤三日目 男尊女卑からフェミニズムまで WAY TO WORK 出勤四日目 ここは都会と違うんです WAY TO WORK 出勤五日目 今日も出勤する女性たち Epilogue 彼女たち一人一人が、一冊の本だった 京郷新聞ジェンダー企画班 (キョンヒャンシンブンジェンダーキカクハン)(著) すんみ (スンミ)(訳) 尹 怡景 (ユン イキョン)(訳) 出版社:大和書房 ページ数:272 サイズ:四六判 発売日:2025年7月9日 ISBN:978-4-479-39457-0
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増補新版 韓国文学の中心にあるもの 斎藤真理子
¥1,980
〈出版サイトより〉 なぜハン・ガンは、アジア人女性として初めて、ノーベル文学賞を受賞したのか? 大きな話題を呼んだ原著に、この2年、激動する韓国文学の重要作の解説を加筆、40頁増の新版登場! 韓国文学は、なぜこんなにも面白く、パワフルで魅力的なのか。その謎を解くキーは「戦争」にある。 ・著者メッセージ 本書の初版は二〇二二年七月に刊行された。その後二年と少しの間に、新たに多くの韓国文学が翻訳出版された。増補新版ではその中から注目すべきものを追加すると同時に、初版時に紙幅の関係などで見送った作品にも触れることにした。特に「第7章 朝鮮戦争は韓国文学の背骨である」の章に多くを追補している。 その作業を進めていた二〇二四年十月に、ハン・ガンがアジア人女性として初のノーベ ル文学賞を受賞した。本書を読めば、ハン・ガンが決して孤立した天才ではなく、韓国文学の豊かな鉱床から生まれた結晶の一つであることがわかっていただけると思う。 海外文学には、それが書かれた地域の人々の思いの蓄積が表れている。隣国でもあり、かつて日本が植民地にした土地でもある韓国の文学は、日本に生きる私たちを最も近くから励まし、また省みさせてくれる存在だ。それを受け止めるための読書案内として、本書を使っていただけたらと思う。(「まえがき」より) 目次 まえがき 第1章 キム・ジヨンが私たちにくれたもの 『82年生まれ、キム・ジヨン』の降臨 キム・ジヨンは何を描いていたか みんなの思いが引き出されていく 「顔のない」主人公 キム・ジヨン以前のフェミニズム文学のベストセラー 大韓民国を支える男女の契約、徴兵制 冷戦構造の置き土産 キム・ジヨンのもたらしたもの 第2章 セウォル号以後文学とキャンドル革命 社会の矛盾が一隻の船に集中した 止まった時間を描く―キム・エラン「立冬」 キャンドル革命に立ち会う―ファン・ジョンウン『ディディの傘』 当事者の前で、寡黙で 傾いた船を降りて 無念の死に捧げる鎮魂の執念 第3章 IMF危機という未曾有の体験 IMF危機とは何か 危機の予兆―チョン・イヒョン「三豊百貨店」 IMF危機が家族を変えた―キム・エラン「走れ、オヤジ殿」 「何でもない人」たちの風景―ファン・ジョンウン「誰が」 生き延びるための野球術 セウォル号はIMF危機の答え合わせ 第4章 光州事件は生きている 五・一八を振り返る 光州事件はなぜ生きているか 詩に描かれた光州事件 体験者による小説 決定版の小説、ハン・ガン『少年が来る』 遺体安置所の少年 死者の声と悪夢体験 死を殺してきた韓国現代史 『少年が来る』は世界に開かれている アディーチェの作品との類似性 さらに先を考えつづけるパク・ソルメ 歴史の中で立ち返る場所 第5章 維新の時代と『こびとが打ち上げた小さなボール』 「維新の時代」が書かせたベストセラー タルトンネの人々 都市開発と撤去民の歴史 『こびと』は一つのゲリラ部隊 物語を伝達するための驚くべき構成 若者たちの心の声が響いてくる 生き延びた『こびと』 石牟礼道子とチョ・セヒ 興南から水俣へ、また仁川へ 『こびと』が今日の日本に伝えること 再開発は韓国文学の重要なテーマ 第6章 「分断文学」の代表『広場』 「分断文学」というジャンル 朝鮮戦争と「釈放捕虜」 南にも北にも居場所がない 批評性と抒情性溢れる『広場』 四・一九革命がそれを可能にした 韓国文学に表れた「選択」というテーマ 堀田善衛の『広場の孤独』 絶対支持か、決死反対か 終わらない広場 そして、日本で終わっていないものとは 第7章 朝鮮戦争は韓国文学の背骨である 文学の背骨に溶け込んだ戦争 苛烈な地上戦と「避難・占領・虐殺」 イデオロギー戦争の傷跡 朝鮮戦争を六・二五と呼ぶ理由 金聖七が見た占領下のソウル 廉想渉『驟雨』の衝撃 したたかに生き延びる人々 自粛なき戦争小説 望郷の念を描く自由がない―失郷民作家たち 韓国社会を見すえる失郷民のまなざし 子供の目がとらえた戦争―尹興吉『長雨』 戦争の中で大人になる―朴婉緒の自伝的小説 私にはこれを書く責任がある 避難生活はどう描かれたか―金源一 避難生活はどう描かれたか―呉貞姫、黄順元 それぞれの休戦後―兵士たちの体験 それぞれの休戦後―虚無と生きる 南北双方から見た「興南撤収」 文学史上の三十八度線 越北・拉北作家の悲劇 日本がもし分割されていたら パク・ミンギュも失郷民の子孫 ファン・ジョンウンの描くおばあさんたち なぜ朝鮮戦争に無関心だったのか 世界最後の休戦国 第8章 「解放空間」を生きた文学者たち 一九四五年に出現した「解放空間」 李泰俊の「解放前後」 「親日行為」の重さ―蔡萬植「民族の罪人」 中野重治の「村の家」と「民族の罪人」 済州島四・三事件 終わりなきトラウマ―玄基栄「順伊おばさん」 解放空間と在日コリアン作家 趙廷來の大河小説『太白山脈』 パルチザンという人々 光州から済州島へ―ハン・ガン『別れを告げない』 死の堆積の上で生き延びてきた韓国文学 終章 ある日本の小説を読み直しながら あまりにも有名な青春小説『されど われらが日々―』 朝鮮戦争をめぐって激しく論争する高校生たち ロクタル管に映った朝鮮戦争 朝鮮戦争の記憶はどこへ 「特需」という恥 十代、二十代の目に残った朝鮮戦争 なぜ韓国の小説に惹かれるのか 傷だらけの歴史と自分を修復しながら生きる 韓国の文芸評論家が読む『されど われらが日々―』 時代の限界に全身でぶつかろうとする人々の物語 良い小説は価値ある失敗の記録 あとがき 増補新版 あとがき 本書関連年表 本書で取り上げた文学作品 主要参考文献 著者プロフィール 斎藤真理子 (サイトウマリコ) (著) 1960年新潟市生。翻訳者、ライター。主な訳書に、パク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳/クレイン)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出文庫)、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(ちくま文庫)、ハン・ガン『すべての、白いものたちの』(河出文庫)、チョン・セラン『フィフティ・ピープル』(亜紀書房)、チョン・ミョングァン『鯨』(晶文社)、ファン・ジョンウン『ディディの傘』(亜紀書房)、パク・ソルメ『未来散歩練習』(白水社)、李箱『翼│李箱作品集』(光文社古典新訳文庫)、ハン・ガン『別れを告げない』(白水社)など。著書に『本の栞にぶら下がる』(岩波書店)、『曇る眼鏡を拭きながら』(くぼたのぞみとの共著、集英社)、『隣の国の人々と出会う│韓国語と日本語のあいだ』(創元社)。共編著に『韓国文学を旅する60章』(波田野節子・きむ ふなとの共編著、明石書店)。2015年、『カステラ』で第一回日本翻訳大賞受賞。 出版社:イースト・プレス ページ数:368 サイズ:四六判 発売日:2025年1月17日 ISBN:978-4-7816-2416-7
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韓国インスタントラーメンの世界 チ・ヨンジュン
¥2,420
原書:‘라면의 역사' 지영준 〈出版サイトより〉 日本で生まれたインスタントラーメンは、海を渡って韓国でも発展し愛されてきた。大ブームを巻き起こしたもの、一時の販売でなくなってしまったもの、定番商品となったもの。韓国から世界へと羽ばたいた国民食の歴史にせまる。 出版社:原書房 ページ数:284 サイズ:四六判 発売日:2025年11月7日 ISBN:978-4-562-07574-4
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死体でもいいから、そばにいてほしい 悪と寂しさの心理学 クォン・イルヨン
¥1,980
再入荷しました! 原書:'내가 살인자의 마음을 읽는 이유‘ 권일용 〈出版サイトより〉 韓国初のプロファイラー、クォン・イルヨン。 科学捜査すら整っていなかった時代、彼は独学で「犯罪心理分析」という未知の領域を切り拓いた。 連続殺人、暴力団抗争、サイコパス――韓国社会を震撼させた事件の裏で、クォンは「悪の心」を読み解き、科学的手法を現場に根づかせた。 本書は、犯罪心理学を通して「人はなぜ他人を傷つけるのか」「なぜ悪は生まれ、進化するのか」を徹底的に掘り下げる。 攻撃性の定義から、自己合理化・確証バイアス・自己効力感といった心理の罠、そしてAI時代の新たな犯罪まで。 本書は、“悪”の全過程を読み解く知的ドキュメントである。 あなたのすぐ隣の“普通の人”が、ある日突然、犯罪者になるのはなぜか。 その瞬間を見抜くための「目」と「思考」が、ここにある。 目次 <1章 私が会ってきた悪人たち> ・マインドコントロールで殺人犯をつくりあげた女 ・たったひとりで複数の若者を惨殺した漁師 ・「僕の車で駅まで送りますよ」と声をかけてくるサイコパス など <2章 新しい悪と、彼らの心> ・物理的暴力から、精神的暴力へ ・世界を震撼させた性犯罪「n番部屋事件」 ・正常を逸脱すると、人はどうなるのか ・狙われる人、狙われない人 ・孤独が人を狂わせる など <3章 悪の歴史をたどる> ・利害ではなく、怒りが原因に ・犯罪心理学を知った犯罪者の行動 ・法整備と課題 ・あなたも「そうなる」かもしれない など <4章 これからの悪と、私たちの心> ・AIプロファイリング最前線 ・フェイクニュース対策 ・カルト宗教問題 ・罪も罰もない世界のために など 著者プロフィール クォン イルヨン (クォン イルヨン) (著) 韓国初のプロファイラー。ソウル地方警察庁で犯罪行動分析官として活躍し、科学捜査が未整備だった時代に独学で犯罪心理分析を確立した。韓国を震撼させた連続殺人事件の捜査に関与し、科学的手法を現場に根付かせた立役者とされる。現在は東国大学警察司法大学院の兼任教授として後進を育成しつつ、SBS『それが知りたい』など多くのメディアに出演。犯罪心理学を社会に広めた第一人者であり、韓国の「プロファイリング」という職業を確立した存在である。 中川 里沙 (ナカガワ リサ) (訳) 東京都出身。日本大学芸術学部音楽学科卒業。韓国外国語大学校 韓国語文化教育院などで韓国語を学ぶ。その後、韓国の企業で翻訳や通訳業務に携わる。現在はフリーランスの翻訳者としてウェブトゥーン翻訳や、出版翻訳を手がけている。韓国・大邱在住。 [訳書]『吾輩こそ猫である』(チェ・ジニョン著、実業之日本社)、『会社のためではなく、自分のために働く、ということ』(チェ・イナ著、日経BP)など。 出版社:大和書房 ページ数:208 サイズ:四六判 発売日:2026年1月21日 ISBN:978-4-479-39469-3
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高校生からの韓国語入門 稲川 右樹
¥880
『ネイティブっぽい韓国語の発音』のゆうき先生の入門テキスト。 新書サイズで軽いので、手軽に移動中にも♪ 出版社:筑摩書房 ページ数:192 サイズ:新書判 発売日:2021.2.8 ISBN:9784480683946 ハングル、発音、文法、単語、豆知識……Twitterでも人気の「ゆうき」先生がイラストをまじえてわかりやすく解説。始めるなら、まずはこの1冊から! 著者プロフィール 稲川 右樹 (イナガワ ユウキ) (著) 帝塚山学院大学リベラルアーツ学部准教授(韓国語専攻コース)。 ソウル大学言語教育院に語学留学、その後、時事日本語学院などで日本語教育に携わる。ソウル大学韓国語教育科博士課程単位取得満期退学後、2018年に帰国。現在は大学で教鞭をとりながら、韓国語セミナーを行うなど、精力的に活動している。 著書に『一週間で驚くほど上達する! 日本一楽しい韓国語学習50のコツ(KADOKAWA)、『ゆうきの「韓国語表現力向上委員会」発! ネイティブっぽい韓国語の表現200』、『ネイティブっぽい韓国語の発音』(ともにHANA)などがある。現在中国語も学習中。 X(旧Twitter) @yuki7979seoul
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K-POP現代史 韓国大衆音楽の誕生からBTSまで 山本 浄邦
¥946
出版社:筑摩書房 ページ数:256 サイズ:新書判 発売日:2023.4.7 ISBN:9784480075475 K-POPの熱狂は、いかにして生まれたのか? 日韓関係、民主化、経済危機、ヒップホップ、アイドル、ロック、演歌、国境もジャンルも越えた激動の一〇〇年史 いま世界を席巻するK-POPは、いかにして生まれたのか? 植民地支配下における韓国大衆音楽の誕生、隣国日本との歴史的葛藤、「韓国といえば演歌」の時代、社会に議論を巻き起こしたヒップホップ、民主化、経済危機、IT化、「戦後最悪の日韓関係」の中で花開いたK‐POPブーム、そして力強いメッセージとアイドル性を兼ね備えたBTSの世界的成功まで、激動の一〇〇年の情勢を押さえつつ、今日に至るジャンルと国境を越えたダイナミックな発展を通史的に論じる。 著者プロフィール 山本 浄邦 (ヤマモト ジョウホウ) (著) 山本 浄邦(やまもと・じょうほう):1973年大阪市生まれ。K-POP研究者。1995年、大学生時代に韓国を旅行しK-POPに出会う。以降K-POPを追い続けている。佛教大学大学院文学研究科東洋史学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。韓国学中央研究院招聘研究員として2014年に渡韓、同研究院で2年間の研究生活ののち高麗大学校亜細亜問題研究所招聘研究員、外務省専門調査員(在釜山日本国総領事館勤務)などを経て2019年帰国。現在、立命館大学授業担当講師、佛教大学総合研究所嘱託研究員などを務める。専門は韓国研究、朝鮮近現代史、日韓交流史。『明洞――街角の文化史』(第一著者、韓国学中央研究院出版部、2019年)、『韓流・日流――東アジア文化交流の時代』(編著、勉誠出版、2014年)ほか日本と韓国で複数の著書がある。
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韓国映画から見る、激動の韓国近現代史 歴史のダイナミズム、その光と影 崔盛旭
¥2,420
出版社:書肆侃侃房 ページ数:368 サイズ:四六判 発売日:2024.4.24 ISBN:9784863856240 〈出版社サイトより〉 韓国映画はなぜ、悔恨と希望を同時に語るのか。 人間の奥底にひそむ心優しさに訴えかけるのか。 本書は現代の韓国映画を造り上げてきた、 人間の強さをめぐるエッセイである。 浅い水の戯れは愉しく美しい。 深い淵を覗きこむ者は、隠された物語を知る。 歴史という名の知恵のことだ。 ――四方田犬彦(映画誌・比較文学研究家) 植民地支配、南北分断と朝鮮戦争、 長きにわたる軍事独裁、そして国民の手で勝ち取った民主化……。 「3・1独立運動」「済州島4・3事件」 「光州事件」「6月抗争」など 激動そのものだった韓国の近現代史と そのなかで形作られてきた「儒教的家父長社会」。 近年ますます存在感を高めている「韓国映画」を題材に、 そこから透けて見える歴史や社会問題を解説。 韓国という国のダイナミズムをより深く、 より立体的に理解するための一冊である。 『パラサイト 半地下の家族』『タクシー運転手~約束は海を越えて~』『KCIA 南山の部長たち』『1987、ある闘いの真実』『ベイビー・ブローカー』『ミナリ』『はちどり』『息もできない』『キングメーカー 大統領を作った男』『高地戦』『金子文子と朴烈』『グエムル-漢江の怪物-』『焼肉ドラゴン』『私の少女』……韓国映画44本から激動の歴史を読み解く 目次 はじめに 凡例 第1章 韓国と日本・アメリカ・北朝鮮 韓国と日本 ❶『ロスト・メモリーズ』歴史「改変」映画は新たな解釈の可能性を提示できるか ❷『密偵』英雄か、逆賊か 歴史の曖昧さゆえに成し得た物語 ❸『金子文子と朴烈』〝反日〟映画が再発見した、ある日本人女性の強烈な生 ❹『マルモイ ことばあつめ』言葉が奪われた時代に、言葉を守り抜いた人々 ❺『哭声/コクソン』韓国社会における、よそ者/日常としての日本 韓国とアメリカ・北朝鮮 ❻『スウィング・キッズ』戦争とミュージカルのコントラストが叫ぶ「イデオロギーなんてくそったれ!」 ❼『高地戦』人間に優先されるイデオロギーはない 無意味な攻防戦に散った若い命 ➑ 『グエムル-漢江の怪物-』少女はなぜ死ななければならなかったのか? 〝反米〟に透けて見える映画の真のメッセージ ❾ 『白頭山大噴火』殺し合う南北/抱きしめ合う南北、映画に見る南北関係の変遷 ❿ 『レッド・ファミリー』北朝鮮スパイの歴史と映画が描く韓国の欲望 コリアン・ディアスポラ ⓫ 『チスル』韓国現代史最大のタブー「済州島4・3事件」への鎮魂歌 ⓬『焼肉ドラゴン』彼らが日本(ここ)にいる理由 家族史に見る「在日」の終わらないディアスポラ ⓭『ミナリ』アメリカは「夢」か「逃避」か? さまよう韓国人たち ⓮『ミッドナイト・ランナー』民族の再会から他者の排除へ 韓国映画は朝鮮族をどう描いたか コラム監督論①チャン・リュル あらゆる境界を越えて東アジアを周遊する 第2章 軍事独裁から見る韓国現代史 朴正煕政権 ⓯『国際市場で逢いましょう』それでも「あの時代は良かった」? 独裁時代と父親たちに贈るノスタルジア ⓰『7番房の奇跡』法は公正なのか? 独裁時代の暗黒司法史と死刑執行停止のいま ⓱『KCIA 南山の部長たち』正義心か、ジェラシーか 独裁者を撃ち抜く弾丸が意味するもの 全斗煥政権 ⓲『タクシー運転手~約束は海を越えて~』韓国現代史上最悪の虐殺「光州事件」の真相に挑んだ劇映画 ⓳ 『弁護人』 仕立てられた「アカ」のために闘った人権弁護士 盧武鉉大統領前史 ⓴ 『1987、ある闘いの真実』二人の大学生の死が導いた独裁の終焉と民主化への一歩 コラム監督論②イ・チャンドン 作品に見る光州事件と1980年代韓国現代史 第3章 韓国を分断するものたち 格差 ㉑『パラサイト 半地下の家族』韓国社会の格差を浮き彫りにする三つのキーワードから見えてくるもの ㉒ 『国家が破産する日』政経癒着の帰結としての「IMF通貨危機」、それがもたらした分断社会 ㉓『バーニング 劇場版』「村上春樹ブーム」と「喪失」の90年代韓国を、現代の若者像に翻訳する 儒教的男性社会 ㉔『はちどり』 少女の眼差しが晒す韓国儒教社会と暴力の連鎖 ㉕『82年生まれ、キム・ジヨン』 抑圧に押し潰された女性たちが、自らの声を取り戻すまで ㉖ 『息もできない』底辺に生きる男が「悪口」の果てに求めた「家族のメロドラマ」 ㉗『お嬢さん』男もヒエラルキーも乗り越えて 《帝国》と《植民地》の女性、勝利の連帯へ ㉘『ハハハ』〝あるべき男性像〟を笑い飛ばしてくれる、大いなる人間賛歌 マイノリティ ㉙ 『ファイター、北からの挑戦者』現在進行形のディアスポラ「脱北者」の少女が拳で立ち向かう韓国 ㉚『バッカス・レディ』歴史の影に取り残された女性による、男性への復讐譚 ㉛ 『私の少女』儒教・異性愛・ホモソーシャルな韓国社会にLGBTQの未来はあるか ㉜『トガニ 幼き瞳の告発』国民の怒りを呼び起こし、社会を変えた一本の映画 コラム監督論③女性監督の系譜 映画『オマージュ』が復元する女性(映画)史 第4章 韓国の〝今〟を考える 政治とメディア ㉝『キングメーカー 大統領を作った男』選挙の負のレガシーを作った男たち 「カルラチギ」の起源をたどる ㉞ 『アシュラ』大統領選を前に《逆走行》した一本の映画から、政経癒着の歴史を紐解く ㉟ 『共犯者たち』権力とメディアの関係性を皮肉に暴くドキュメンタリー 社会問題 ㊱『冬の小鳥』踏みにじられた人権 韓国養子縁組問題の背景を探る ㊲『ベイビー・ブローカー』韓国で映画を撮った日本人監督たち 浮かび上がる韓国 ㊳『殺人の追憶』連続殺人と軍事独裁という絶妙なメタファー ㊴『サムジンカンパニー1995』「英語」を武器に下剋上を目論む高卒女性たちの反乱 ㊵『整形水』「美」は誰の欲望か? 外見至上主義と整形大国の関係性 ㊶『明日へ』勝ち取る喜びをもとめて デモ大国・韓国における闘うことの意味 ㊷ 『サバハ』新興宗教が乱立する韓国社会 エセにすがる人々の宗教的心性 ㊸『君の誕生日』セウォル号事件 遺族の悲しみに「寄り添う」ということ ㊹ 『D.P.-脱走兵追跡官-』韓国兵役物語 若者たちの絶望と軍隊をめぐる諸問題 コラム監督論④キム・ギヨン 〝怪物〟監督の全盛期に見る韓国社会の深層 おわりに 韓国近現代史年表 韓国歴代大統領詳細 索引 i 初出一覧 ii 主な参考文献・検索サイト v
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わたしもナグネだから 伊東 順子
¥2,090
わたしもナグネだから 韓国と世界のあいだで生きる人びと 出版社:筑摩書房 ページ数:256 サイズ:四六判 発売日:2025.11.12 ISBN:9784480815897 〈出版サイトより〉 歴史は容赦なく 人の時間には限りがある だけど、自由と平和をあきらめてはいけないよ そう教えてくれる コリアンの旅人たち ――斎藤真理子 北朝鮮出身の元NATO軍軍医、アメリカに渡った韓国人武闘家、中国朝鮮族の映画監督チャン・リュル、日本で出版社「クオン」を始めたキムさん…… 韓国と世界のあいだの人生を聞きとる、他にはないノンフィクション === 「とにかく韓国の外に出たかった。そのほうが故郷に近づけるような気がしたのです」 (北朝鮮出身の元NATO軍軍医ドクター・チェ) 「ニューヨークでもソウルでも、街には孤独な人がとても多いのです」 (韓国で最初のシンガーソングライター ハン・デス) 「韓国もなかなかいい国になったよ」 (仁川で中華料理店を営む華僑の韓さん) 「民主主義の究極はその自由な社会にある」 (書店「チェッコリ」店主&出版社「クオン」社長キム・スンボク) 韓国を拠点に活動する著者が、海を渡ったコリアンや在韓の華僑たちに会い、話を聞き、個人史と韓国史・世界史の交差を描く。 === 目次 はじめに 放浪の医師 元NATO軍の軍医ドクター・チェ 徒手空拳のコリアン・ファイター 鞍山の老武道家マスター・リー わたしもナグネだから 中国朝鮮族の映画監督チャ ン・リュルと東アジア 国境の島の梨畑 対馬に移住した韓さんの話 釜山のロシア人街 赤いカーディガンを着た女性、そしてビクトル・ツォイ 赤い牌楼はいつできたのか? 二人の老華僑とチャイナタウン 「幸福の国」を探す ハン・デスとオクサナの旅 民主主義のために、私たちは自由に生きる キム・スンボクと日本 おわりに 著者プロフィール 伊東 順子 (イトウ ジュンコ) (著) 伊東 順子(いとう・じゅんこ):編集・翻訳業。愛知県生まれ。1990年に訪韓。翻訳・編集プロダクション運営。2017年に韓国を語らい・味わい・楽しむ雑誌『中くらいの友だち――韓くに手帖』を創刊。著書に『韓国 現地からの報告』(ちくま新書)、『韓国カルチャー』『続・韓国カルチャー』(集英社新書)など、訳書にイ・ヘミ『搾取都市、ソウル』(筑摩書房)、『韓国の今を映す、12人の輝く瞬間』(クオン)など、解説を担当したものにチョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房、斎藤真理子訳)がある。
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搾取都市、ソウル イ・ヘミ
¥1,870
搾取都市、ソウル 韓国最底辺住宅街の人びと 原書:'착취도시, 서울' 이혜미 出版社:筑摩書房 ページ数:240 サイズ:四六判 発売日:2022.3.2 ISBN:9784480837219 〈出版サイトより〉 貧困層の住宅「チョッパン」。住民の話や苦心の調査で新聞記者が明らかにしたのは、「見えない」富裕層による搾取の実態だった。韓国社会の闇に迫る渾身のルポ。 著者プロフィール イ・ヘミ (イ ヘミ) (著) 2015年釜山日報に入社。その後、韓国日報に。企画取材部などを経て、現在政治部。韓国女性記者協会「今年の女性記者賞」、韓国記者協会「今月の記者賞」、「今年のデータ基盤探査報道賞」「オンライン・ジャーナリズム・アワー大賞」など受賞。 伊東 順子 (イトウ ジュンコ) (訳) 編集・翻訳・執筆業。愛知県生まれ。1990年に訪韓。著書に『韓国 現地からの報告』(ちくま新書)、『ピビンバの国の女性たち』(講談社文庫)等。『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)では解説を執筆。雑誌『中くらいの友だち』を主宰。
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韓くに文化ノオト 小倉 紀蔵
¥968
韓くに文化ノオト 美しきことばと暮らしを知る 出版社:筑摩書房 ページ数:320 サイズ:文庫判 発売日:2023.1.12 ISBN:9784480438355 〈出版サイトより〉 ハングル、料理、宗教、文学、街……さまざまな韓くにの文化について知りたいひとは必読のエッセイ集。『韓国語はじめの一歩』を改題・大幅に増補。 ハングル、ソウル、朱子学、学歴社会、尹東柱(ユン・ドンジユ)、李箱(イ・サン)、クㇰス、饅頭汁(マンドゥクㇰ)、恨(ハン)、巫堂(ムーダン)、花郎(ファラン)…… 韓国のこころにふれる! ハングル、料理、宗教、文学、ソウルの街、ひとびとの暮らし……この小さな本には韓くに(韓国)のさまざまな文化についてのエッセイが収められている。読めば、韓くにの地に思いを馳せることができる。読めば、ひとびとのこころに触れることができる。読めば、その美を知ることができる。『韓国語はじめの一歩』を改題、大幅に増補して文庫化。韓国文化について知りたいひとは必読の一冊。 【目次】 Ⅰ プロローグ 旅のはじまり 第一章 ハングルという文字 ハングルとの邂逅/宇宙を発声せよ。万物をかたどれ/ハングルのエロティシズム/朝の叫びをハングルで/かたちとしてのハングル、その革命/固有語と漢字語/一人称と二人称/絶対敬語と待遇法/使役の大切な役割 第二章 韓くにのひとと暮らし 虫の儚さ/踊るおばあさんの海に溺れて/足の飛翔するひとびと/声の民/山と巫女/ 天から星の降る夜に/草の民、民の草/五月、その日がまた来れば/韓くにびとの楽天 性/学歴至上主義/麵――クㇰス 第三章 韓くにの季節 よみがえる詩人の魂のように/銀河ソウルで逢いましょう/秋の絶頂、韓くにの澄む/ 幻冬京賦 第四章 食の人生哲学 「宗家」のソウル料理 料理人 李正燮 「饅頭家」の饅頭汁 料理人 韓東淑 「寧辺」の鱠(刺身) 料理人 車鳳洙 第五章 ソウルの旅 幻想歴史列車にようこそ――仁寺洞を歩く 水と性の都――清渓川を歩く 粋の黄昏――明洞を歩く あこがれに生きる少女たちよ――大学路を歩く 石から電脳へ 青春は叫ぶ――新村を歩く 影踏み――新書版「終わりに」 II 第六章 韓くにのこころ エロティシズムとしての韓国 男子の美 男らしさの陰影 自殺 韓くにの匂いと死 霊が社会をつくる――『哭声』 白と黒の「ハン」 第七章 韓くにの文学 永生する朝鮮詩神のたましい あわいとしての韓くにことば 叫びと亀裂/尹東柱という問い/「正答」から「あわい」へ/詩人であること ニムは、紫の花の翳に――万海 支配の複雑性と、根源的な抵抗――趙明熙 金芝河 金鶴泳 新書版 謝辞 文庫版あとがき 初出一覧 目次 Ⅰ プロローグ 旅のはじまり 第一章 ハングルという文字 ハングルとの邂逅/宇宙を発声せよ。万物をかたどれ/ハングルのエロティシズム/朝の叫びをハングルで/かたちとしてのハングル、その革命/固有語と漢字語/一人称と二人称/絶対敬語と待遇法/使役の大切な役割 第二章 韓くにのひとと暮らし 虫の儚さ/踊るおばあさんの海に溺れて/足の飛翔するひとびと/声の民/山と巫女/ 天から星の降る夜に/草の民、民の草/五月、その日がまた来れば/韓くにびとの楽天 性/学歴至上主義/麵――クㇰス 第三章 韓くにの季節 よみがえる詩人の魂のように/銀河ソウルで逢いましょう/秋の絶頂、韓くにの澄む/ 幻冬京賦 第四章 食の人生哲学 「宗家」のソウル料理 料理人 李正燮 「饅頭家」の饅頭汁 料理人 韓東淑 「寧辺」の鱠(刺身) 料理人 車鳳洙 第五章 ソウルの旅 幻想歴史列車にようこそ――仁寺洞を歩く 水と性の都――清渓川を歩く 粋の黄昏――明洞を歩く あこがれに生きる少女たちよ――大学路を歩く 石から電脳へ 青春は叫ぶ――新村を歩く 影踏み――新書版「終わりに」 II 第六章 韓くにのこころ エロティシズムとしての韓国 男子の美 男らしさの陰影 自殺 韓くにの匂いと死 霊が社会をつくる――『哭声』 白と黒の「ハン」 第七章 韓くにの文学 永生する朝鮮詩神のたましい あわいとしての韓くにことば 叫びと亀裂/尹東柱という問い/「正答」から「あわい」へ/詩人であること ニムは、紫の花の翳に――万海 支配の複雑性と、根源的な抵抗――趙明熙 金芝河 金鶴泳 新書版 謝辞 文庫版あとがき 初出一覧 著者プロフィール 小倉 紀蔵 (オグラ キゾウ) (著) 小倉 紀蔵(おぐら・きぞう):1959年生まれ。京都大学教授。専門は東アジア哲学。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学。著書に『心で知る、韓国』(岩波現代文庫)、『韓国は一個の哲学である』(講談社学術文庫)、『朝鮮思想全史』『新しい論語』『京都思想逍遥』(以上、ちくま新書)、『弱いニーチェ』(筑摩選書)などがある。
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新版 慶州は母の呼び声 森崎 和江
¥880
出版社:筑摩書房 ページ数:272 サイズ:文庫判 発売日:2023.11.13 ISBN:9784480439192 〈出版サイトより〉 わたしが愛した「やさしい故郷」は 日本が奪った国だった。 1927年・植民地朝鮮に生まれた作家の切なる自伝エッセイ、待望の復刊。 人間の業を映す独自の作家活動を続けた森崎和江は、日本統治下の朝鮮に生まれた。大邱、慶州、金泉、現地で教師を務める父、温かな母と弟妹、そして「オモニ」たち──歴史的背景を理解せぬまま己を育む山河と町をただひたすら愛した日々に、やがて戦争の影がさす。人びとの傷と痛みを知らずにいた幼い自身を省みながら、忘れてはならぬ時代の記憶を切に綴る傑作自伝。解説 松井理恵 目次 序 章 第一章 天の川 第二章 しょうぶの葉 第三章 王陵 第四章 魂の火 余 章 あとがき 解説 松井理恵(社会学者、韓国語版『慶州は母の呼び声』共同翻訳者) 著者プロフィール 森崎 和江 (モリサキ カズエ) (本文) 森崎 和江(もりさき・かずえ):詩人、作家。1927年、日本統治下の朝鮮・慶尚北道大邱に生まれる。17歳の頃に単身で朝鮮を離れ、福岡県立女子専門学校へ入学。50年、丸山豊主宰の詩誌「母音」同人となる。58年筑豊に移り、上野英信・谷川雁らと「サークル村」創刊、59年に女性交流誌「無名通信」創刊。著作に『まっくら』『第三の性』『こだまひびく山河の中へ』『奈落の神々』『からゆきさん』『ささ笛ひとつ』ほか多数。2022年逝去。
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家(チベ)の歴史を書く 朴 沙羅
¥990
出版社:筑摩書房 ページ数:384 サイズ:文庫判 発売日:2022.10.13 ISBN:9784480438478 〈出版サイトより〉 「個人の人生を、どう歴史として残せるのだろう」 家族への親愛と歴史への洞察に満ちた、ある家の記録。岸政彦、星野智幸推薦。解説 斎藤真理子 「自分の親戚がどうやら「面白い」らしいことは知っていた」社会学者である著者は、済州島から日本へ来た親族にインタビューする。「社会学は過去をどのように扱えるのか」「ひとの語りを聞くとはどういうことか」自問しながら、著者は伯父二人と伯母二人の生活史を聞きとっていく。亡くなった伯父との約束を果たすべく書いてみせた、ある家(チベ)の歴史。 目次 はじめに 第一章 生活史を書く 「人生を語ってください」?/知りたいこととその方法/「社会学的」な分析とは何か?/過去を社会学する/生活史を書く/二つの「正しさ」 第二章 誰も知らない──李延奎伯父さん 幼少期/日本一の教育者/「解放」と「敗戦」のあいだ/三・一ストライキ/伯父さんの逮捕/息も楽もできない/運を天に任す/残された人々のこと/「逃 避者(トビジャ)」となって/美しい済州(アルムダウン・チェジュ) 第三章 めっちゃええ場所──朴貞姫伯母さん ハラボジが泣いたとき/ラムネとベッタン/済州での生活/語られないこと/日本への「密航」/大村収容所/結婚/「新楽園」と「シルクロード」/服ぜんぶ破いたってん/歴史的な事実 第四章 親族の中心──朴誠奎伯父さん 和歌山への疎開/朝鮮に戻る/済州島での生活/解放後の混乱/済州四・三事件/死ぬいう意味がわからんかった/村人の虐殺/漢拏山の樹海/日本へ/吹田事件/一番つらかったこと/前提としての差別/雑役の仕事/金貸しの用心棒/典型を生きる 第五章 わからへんこと──朴俊子伯母さん 年取って産んだから、トシコ/予想外の話/四・三事件のあとで/「怖い目」の意味/お母さん、わからんねん/みんな組んでるからな/働きはじめる/住み込みで帽子工場に/伯母さんの恋/伯母さんの結婚/夜間中学校へ/どんだけつらいか、そのつらいのわからへん/カラオケ行っても、いまは読めるし/鉛筆で食うてる家族/語りの雑多さ 第六章 美しい済州(アルムダウン・チェジュ) 済州のプーさん/イルボンハルマン/故郷の夢/ハラボジのこと/プーさんの話/折り重なる暴力/記憶の場 おわりに 文庫版あとがき 解説 闇夜にイカが跳ねる本 斎藤真理子 注 参考文献 年表 著者プロフィール 朴 沙羅 (パク サラ) (著) 朴沙羅(ぱく・さら):1984年、京都市生まれ。専攻は歴史社会学。ヘルシンキ大学文学部文化学科講師。単著に『ヘルシンキ 生活の練習』(筑摩書房)、『外国人をつくりだす──戦後日本における「密航」と入国管理制度の運用』(ナカニシヤ出版)、共著に『最強の社会調査入門』(ナカニシヤ出版)、訳書にポルテッリ『オーラルヒストリーとは何か』(水声社)がある。
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ドラマで読む韓国 なぜ主人公は復讐を遂げるのか 金光 英実
¥1,023
韓国ドラマが好きなら必読!そして、韓国についてもっと知りたい方も必読! この本は、ドラマを観ながら感じていた疑問や気になる点について、全部話してくれるような本です。 ドラマの制作や字幕翻訳について、ドラマ中に登場する謎の広告について、韓国の推し活や食文化などから、学歴・犯罪・性別などの社会問題まで。ドラマを通して、韓国のことをたくさん知ることができます。 懐かしいドラマから新しいドラマまで、たくさん出てくるドラマを思い出しながら、韓国ドラマの世界、そして韓国にのめり込んでください♪ 出版社:NHK出版 ページ数:256 サイズ:新書判 発売日:2024.9.10 ISBN:9784140887271 〈出版サイトより〉 あなたの知らない韓国が、ここにある! 四方田犬彦さん絶賛! ソウルに住んでもうすぐ30年。ヨンシル(英実)はこの都を自在に泳いでいる魚だ。居酒屋の主人から韓国ドラマの字幕翻訳まで、職業を転々。遠いものは美しい。でも近づいて目を凝らすと大変だ。何もかもが日本の十倍も過激な韓国の、リアルな観察日記。 あなたの知らない韓国が、ここにある! 韓国の人間関係は「親しき仲には遠慮なし」? 韓国人が大好きな「代理満足」とは? ソウル在住約30年の著者が、世界中で支持を集める韓国ドラマの数々を手掛かりに、隣人の知られざる素顔に迫る。。厳しい経済格差、色濃く残る家父長制、塾通いで心を病む子どもたち……7つのテーマから、現代韓国が抱える「闇」をも明らかにする一冊。 目次 第1章 エンタメに宿る国民性――ドラマと韓国 第2章 金は天下に回らない――財閥と韓国 第3章 かわいい子には勉強させよ――学歴と韓国 第4章 食事から生まれる仲間意識――食と韓国 第5章 親しき仲には遠慮なし――韓国の人間関係 第6章 復讐は蜜の味――犯罪と韓国 第7章 可視化されるジェンダー対立――女性と韓国 著者プロフィール 金光 英実(著) 翻訳家。1971年生まれ。清泉女子大学卒業後、広告代理店勤務を経て韓国に渡る。以来、30年近くソウル在住。大手配信サイトで提供される人気話題作をはじめ、数多くのドラマ・映画の字幕翻訳を手掛ける。著書に『ためぐち韓国語』(四方田犬彦との共著、平凡社新書)、『いますぐ使える! 韓国語ネイティブ単語集』(「ヨンシル」名義、扶桑社)、訳書に『グッドライフ』(小学館)、『殺人の品格』(ともに扶桑社)など。
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〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学 小山内 園子
¥1,870
たくさんの韓国文学を日本に届けてくれた翻訳家の著者が、13冊の韓国文学の「弱さ」を通して、韓国を、時代を、社会を読み解く一冊です! 出版社:NHK出版 ページ数:240 サイズ:四六判 発売日:2024.11.11 ISBN:9784140819791 〈出版サイトより〉 物語のなかの〈弱さ〉が、読む人の心に光を灯す どの作品も、〈弱さ〉を正面から描いているから――。 著者が数々の作品の翻訳を手掛けるなかで、「なぜ韓国現代文学に魅せられるのか」を自らに問い、深く考えてたどり着いたのが、この答えでした。 〈弱さ〉とは、自らの意志とは関係なく選択肢を奪われた状態のこと。その視点で、『82年生まれ、キム・ジヨン』をはじめとする多彩な13の作品を読み解きながら、そのメッセージを探り、魅力を掘り下げます。一つひとつの物語を丁寧にたどっていくと、この暴力的な現代社会を生きるための道が照らし出されるはずです。 2023年1月~3月にNHKラジオ第1「カルチャーラジオ 文学の時間」で放送された同名の講座、待望の書籍化! 目次 第一章:試練の歴史と作家のまなざし――パク・ミンギュ『亡き王女のためのパヴァーヌ』 第二章:ある女性が〈ひとり〉になるまでの物語――チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』 第三章:性暴力を「信じてもらえない語り」で描く――カン・ファギル『別の人』 第四章:「普通」の限界、クィア文学が開けた風穴――パク・サンヨン『大都会の愛し方』 第五章:経済優先社会で行き場を失う労働者――孔枝泳『椅子取りゲーム』 第六章:植民地支配下、声を上げる女たちの系譜――パク・ソリョン『滞空女 屋根の上のモダンガール』 第七章:民主化運動、忘却に静かに抗う――キム・スム『Lの運動靴』 第八章:セウォル号沈没事件・キャンドル革命と〈弱者〉――ファン・ジョンウン『ディディの傘』 第九章:「子どもが親を選べたら」少子化が生んだ想像力――イ・ヒヨン『ペイント』 第十章:社会の周縁から人間の本質を問う――キム・ヘジン『中央駅』 第十一章:あり得たかもしれない、ハッピーエンドの物語――チョン・セラン『シソンから、』 第十二章:高齢女性の殺し屋が問いかける〈弱さ〉――ク・ビョンモ『破果』 第十三章:弱くある自由を叫ぶ――チョ・ナムジュ『私たちが記したもの』 〈弱さ〉から始まる未来を想像する――あとがきにかえて 著者プロフィール 小山内 園子(著) 韓日翻訳家、社会福祉士。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学校などで韓国語を学ぶ。訳書にク・ビョンモ『破果』『破砕』(岩波書店)、チョ・ナムジュ『耳をすませば』(筑摩書房)、『私たちが記したもの』(すんみとの共訳、筑摩書房)、カン・ファギル『大仏ホテルの幽霊』(白水社)、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』『失われた賃金を求めて』(すんみとの共訳、タバブックス)などがある。
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韓国と本に詳しい45人が “今、どうしても薦めたい本”を選んでみました
¥1,650
出版社:クオン ページ数:256 サイズ:B5判変形 発売日:2025.5.30 ISBN:9784910214733 読むことで“隣国”が少し近くなる192冊。 翻訳者、書店員、編集者、大学教員、そしてKカルチャーファンまで、世代も経験もさまざまな総勢45人の目利きが選ぶ、朝鮮半島と東アジアをめぐるジャンル横断のブックガイド。 目次 <執筆者の寄稿文より一部抜粋> どんなに時間が経ってもこの本の価値が色あせることはないだろう。難解だが、これほどクリエイティブな難解さは一生浴び続けても良いと思う。読むたびに頭も身体も更新されるように感じる。ディアスポラ文学の最高峰と思う。… ―斎藤真理子(翻訳者) 「韓国」とか「アジア」と聞くと、わけもなく楽しい気分がする。なぜだろう、いつからだろうと考えながら自室の本棚を眺めていて、あ、これを読んだ影響は大きかったかもしれない、と久しぶりに抜きだした。… ―石橋毅史(フリーライター、出版関係者) 「母国語は酒国語」と言ってのけるほど酒好きの作家が、ソジュ(韓国焼酎)に合う肴にまつわる思い出を語りながら、自らの生き様などを綴ったエッセイだ。… ―大窪千登勢(韓国文学愛好家) ハン・ガンに限らず、韓国文学には、作家が社会の問題と向き合い創作する伝統があるように思う。社会の声なき声をすくいとることが文芸の役目だ、という真面目さを感じる。… ―木村紀代(新聞記者) 著者プロフィール 舘野 晳(編) 1935年、中国大連生まれ。法政大学経済学部卒業。東京都庁勤務のかたわら、韓国関係の出版物の企画・執筆・翻訳・編集に従事。一般社団法人K-BOOK振興会理事。長年にわたり日韓双方の出版情報誌にニュース・書評などを寄稿。2001年に韓国文化観光部長官から出版文化功労賞、2013年に大韓出版文化協会長から感謝牌、2015年に韓国文学翻訳院から日韓出版交流功労賞、2019年に韓国ロッテ奨学財団から出版文化功労賞を受ける。著書に『韓国式発想法』(NHK出版、2003年)、共著書に『韓国の出版事情ガイド』(出版メディアパル、2008年)、編著書に『韓国・朝鮮と向き合った36人の日本人』(明石書店、2002年)、『韓国の暮らしと文化を知るための70章』(明石書店、2012年)など。訳書に韓勝憲『分断時代の法廷』(岩波書店、2008年)、共訳に李泳禧『対話』(明石書店、2019年)、黄晳暎『囚人』(明石書店、2020年)など。
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書かずにいられない味がある 100 年前の韓食文学
¥2,200
原書:‘100년전 우리가 먹은 음식‘ 出版社:クオン ページ数:244 サイズ:四六判右綴じ 発売日:2025.10.10 ISBN:9784910214641 〈食〉は暮らしと文化の生命線 プルコギや冷麺がソウルで日常的に食べられるようになったのは、今からたった約百年前のこと。地方や海外の味が流入し、外食店が増え 、朝鮮半島の食文化が大きく変貌していった時代でもある。 当時の人々のいのちをつなぎ、生活を彩った〈食〉の数々が、作家や記者らの筆によって臨場感をもって描かれる――。どこから読んでも味のある、小説、エッセイ、ルポルタージュ40選。 ●訳者解説より すべての作品に共通する内容として、人々の食にかけるひたむきな姿勢があげられる。植民地下の厳しく、貧しかった時代、食べることは生きることと同義であった。大衆居酒屋でマッコリをあおる姿も、水っぽく薄い粟粥を懸命にすする姿も、病気の妻にソルロンタンを買って帰るため必死に働く姿も、日々を懸命に生きる人たちのリアルな日常である。そこには飽食の時代にあって、ついつい忘れがちな食への原初的な情熱が込められており、読めば読むほどに調理技術を超えた「味わい」が伝わってくる。 訳者としての立場ではあるが、一読者としても満腹度の高い一冊であった。 ――コリアン・フード・コラムニスト 八田靖史 目次 はじめに 第1部 春は明月館の交子料理にあり カレイ、ロバ/白石 柳京食譜/李孝石 明太/蔡萬植 エジョチム/蔡萬植 夏の味覚/桂鎔黙 スイカ/崔曙海 マクワウリ/薄田斬雲 青ブドウの思想/李孝石 山菜/蔡萬植 幽霊の鍾路/李泰俊 春を待つ気持ち/金尚鎔 愛酒記/金岸曙 店頭の牛頭骨/薄田斬雲 外国で思い出した朝鮮のもの/李晶燮 麵/白石 海苔/具本雄 第2部 食は小説になる サンジョク/蔡萬植 冷麵/金浪雲 カルビをかじる犬/尹白南 餅/金裕貞 十月に咲くリンゴの花/李孝石 運のよい日/玄鎮健 第3部 チュタン店の下働きとして チュタン店の下働きとして二日間の住み込み/B記者 冷麵配達夫に扮した記者 秘密家庭探訪記/夜光生 朝鮮料理店の始祖明月館 明月館と食道園の料理戦争 富豪の食事と極貧者の食事 菓子屋の人気がある理由 男女の恋愛のおかげ/京城探報軍 ピンス/方定煥 第4部 八道名物飲食礼賛 珍品中の珍品 神仙炉/牛歩生 全州名物 タッぺギクッ/多佳亭人 忠清道名物 鎮川メミルムク/朴瓚煕 慶尚道名物 晋州ビビンバ/飛鳳山人 無視するべからず ソウルのソルロンタン/牛耳生 天下の珍味 開城ピョンス/秦学圃 愛の餅、風流の餅 延白インジョルミ/長寿山人 四季の名物 平壌冷麵/金昭姐 大邱の自慢 大邱湯飯/達城人 京城名物料理 京城名物 野菜と果物 筆者紹介 訳者解説 装丁 松岡里美(gocoro) 著者プロフィール イ・サン(李相)(編) 韓国の中央大学で歴史を、弘益大学大学院で文化芸術経営を学ぶ。 文筆・出版活動の傍ら、ヘイリ芸術村事務局の責任者ならびに坡州ブックソリの運営責任者を務めた。 著書に『世界芸術村は何で生きるのか』『世界の本祭り』『李舜臣、昔の絵で読む』ほか、翻訳書に鈴木常勝『大路─朝鮮人の上海電影皇帝』、Gifford, Eli “How Can One Sell the Air?”など。 2020年に韓国出版評論賞を受賞。 八田靖史(翻訳) コリアン・フード・コラムニスト。 慶尚北道、および慶尚北道栄州(ヨンジュ)市広報大使。ハングル能力検定協会理事。 1999 年より韓国に留学し、韓国料理の魅力にどっぷりとハマる。韓国料理の魅力を伝えるべく、2001年より雑誌、新聞、WEBで執筆活動を開始。トークイベントや講演のほか、企業向けのアドバイザー、韓国グルメツアーのプロデュースも行う。 著書に『韓国行ったらこれ食べよう!』(誠文堂新光社)、『あの名シーンを食べる! 韓国ドラマ食堂』(イースト・プレス)、『目からウロコのハングル練習帳 改訂版』(学研プラス)ほか多数。電子書籍『韓食生活BOOK』シリーズを不定期で刊行。韓国料理が生活の一部になった人のためのウェブサイト「韓食生活」(https://www.kansyoku-life.com/)、YouTube「八田靖史の韓食動画」を運営。 イ・サン(李相)(編) 八田靖史(訳)
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韓国の味 別冊 中くらいの友だち
¥1,650
出版社:クオン ページ数:144 サイズ:A5判並製 発売日:2024.11.25 ISBN:9784910214702 韓国を語らい・味わい・楽しむ雑誌『中くらいの友だち』。長年韓国とかかわってきた人々が、詩、エッセイ、翻訳、街歩き、韓国伝統食や韓国ロックなど、ユニークな視点で韓国を綴ってきました。 ファンに惜しまれつつ昨年最終号を迎えましたが、別冊として復活! 今回は「韓国の味」をテーマに、斎藤真理子さん、伊東順子さん、すんみさん、中沢けいさん、八田靖史さんなど、豪華執筆陣がさまざまな思い出や経験について書きます。巻頭カラーで豊富な写真も掲載。 ー編集部の言葉ー 日々の戦争報道に胸を締め付けられながら、編集を続けてきた『別冊 中くらいの友だち 韓国の味』が完成しました。「食とはつまるところ記憶である」(四方田犬彦著『サレ・エ・ペペ―塩と胡椒』)という一文にインスパイアされて始まった企画は、朝鮮半島の伝統的な醤(ジャン)からスタートし、後半では食にまつわる思い出を皆さんに書いていただきました。そこから立ち現れたのは、在日の母や祖母など女たちの物語でした。食べたい、食べさせたい、食の記憶は今も世界中につながります。皆さんのおかげで貴重な一冊が出来上がりました。 目次 韓国の味 食とはつまるところ記憶である すべては醬から始まった きむ・すひゃん ヤン監督宅の元気が出る食卓 荒井カオル 飯はわかちあうもの 韓国の学校給食 完全無償化の思想 伊東順子 韓国ハンバーガーの軌跡 米軍基地からローカル市場まで 大瀬留美子 水料理の全州とドジョウの南原、春香タワーは食後景 清水博之 発酵する韓国ロック 我がバンド“コプチャンチョンゴル”の味 佐藤行衛 食と文学 グルメ小説としての『火山島』 四方田犬彦 松の実 斎藤真理子 全州名物タッペギクッと大邱の自慢テグタンバン 雑誌『別乾坤』から 八田靖史 食とはつまるところ記憶である スッポンの涙 カン・バンファ 済州島の夏の味 きゅうりの冷やし汁 李 銀子 シッケとハンメと北のクナボジ 宋 毅 在日の「味」と「匂い」と記憶 金 誠 ハルモニのキムチ ゆうき 年代の味はチキンだ すんみ 韓国料理の記憶を辿る 中沢けい ハルモニのおことづけ 金 惠貞 「おにぎり」と「雙和湯」 金 利惠 南家の食卓 南 椌椌 著者近況
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映画で知る韓国 韓光勲(ハン・カンフン)
¥2,200
再入荷しました! 出版社:四六社 ページ数:288 サイズ:188mm × 128mm 発売日:2025/12/10 ISBN:978-4-911482-00-1 〈出版社より〉 在日コリアン3世の著者が、26 本の韓国映画、韓国人が 登場する4本の日本映画を選び、ストーリーだけでなく、 必要とされる背景知識、映画そのものの見方を解説。 映画を通して韓国の政治や社会、歴史、文化について 深く知ることができる一冊。補足説明が必要な キーワードは、作品紹介の合間に22 本のコラムを用意。 映画はサブスクリプションサービスで配信されているものを 中心に、アクセスしやすい作品をセレクト。 韓国を深く学びたい、あなたのための韓国映画ガイド。 <本書で紹介する映画作品> ●第1章 はじめの5本 『パラサイト 半地下の家族』 『リトル・フォレスト 春夏秋冬』 『建築学概論』 『ザ・キング』 『エクストリーム・ジョブ』 ●第2章 個人的ベスト5本 『猟奇的な彼女』 『グエムル 漢江の怪物』 『サニー 永遠の仲間たち』 『夜の浜辺でひとり』 『タクシー運転手~約束は海を越えて~』 ●第3章 歴史を学ぶ 『空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~』 『ボストン1947』 『高地戦』 『国際市場で逢いましょう』 『ソウルの春』 『1987、ある闘いの真実』 『国家が破産する日』 ●第4章 韓国の女性たち 『ケナは韓国が嫌いで』 『子猫をお願い』 『サムジンカンパニー1995』 『アイ・キャン・スピーク』 『チャンシルさんには福が多いね』 ●第5章 韓国社会を知る 『おばあちゃんの家』 『成功したオタク』 『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』 『コンクリート・ユートピア』 ●第6章 日本と韓国 『GO』 『ドライブ・マイ・カー』 『ある男』 『福田村事件』 【コラム(全22本)】 〈1〉格差社会 〈2〉若者の就職難 〈3〉韓国からアメリカへの移民の歴史 〈4〉韓国の司法 〈5〉日本における「韓流ブーム」の歴史 〈6〉光州事件(1980年) 〈7〉尹東柱の詩 〈8〉「親日派」 〈9〉南北の分断(1948年) 〈10〉朝鮮戦争 〈11〉冷戦(Cold War) 〈12〉全斗煥(1931~2021) 〈13〉烈士 〈14〉IMF経済危機 〈15〉韓国社会における女性 〈16〉韓国の移民労働者 〈17〉日本軍「慰安婦」 〈18〉朴槿恵(1952~) 〈19〉脱北者 〈20〉韓国の住宅事情 〈21〉在日コリアンの国籍 〈22〉在日コリアンと弁護士資格 目次 ●第1章 はじめの5本 『パラサイト 半地下の家族』 (コラム「格差社会」) 『リトル・フォレスト 春夏秋冬』 (コラム「若者の就職難」) 『建築学概論』 (コラム「アメリカへの移民の歴史」) 『ザ・キング』 (コラム「韓国の司法」) 『エクストリーム・ジョブ』 ●第2章 個人的ベスト5本 『猟奇的な彼女』 (コラム「日本における『韓流ブーム』の歴史」 『グエムル 漢江の怪物』 『サニー 永遠の仲間たち』 『夜の浜辺でひとり』 『タクシー運転~約束は海を越えて~』 (コラム「光州事件」) ●第3章 歴史を学ぶ 『空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~』 (コラム「尹東柱の詩」) 『ボストン1947』 (コラム「親日派」) 『高地戦』 (コラム「南北の分断(1948年)」「朝鮮戦争」) 『国際市場で逢いましょう』 (コラム「冷戦」) 『ソウルの春』 (コラム「全斗煥」) 『1987、ある闘いの真実』 (コラム「烈士」) 『国家が破産する日』 (コラム「IMF経済危機」) ●第4章 韓国の女性たち 『ケナは韓国が嫌いで』 (コラム「韓国社会における女性」) 『子猫をお願い』 (コラム「韓国の移民労働者」) 『サムジンカンパニー1995』 『アイ・キャン・スピーク』 (コラム「日本軍『慰安婦』」) 『チャンシルさんには福が多いね』 ●第5章 韓国社会を知る 『おばあちゃんの家』 『成功したオタク』 (コラム「朴槿恵」) 『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』 (コラム「脱北者」) 『コンクリート・ユートピア』 (コラム「韓国の住宅事情」) ●第6章 日本と韓国 『GO』 (コラム「在日コリアンの国籍」) 『ドライブ・マイ・カー』 『ある男』 (コラム「在日コリアンと弁護士資格」) 『福田村事件』 著者略歴 韓光勲【著】 1992年大阪府大阪市生まれ。在日コリアン3世。梅花女子大学文化表現学部国際英語学科専任講師。2016年、大阪大学法学部国際公共政策学科卒業。2019年、大阪大学大学院国際公共政策研究科博士前期課程修了。2019年4月から2022年7月まで、全国紙記者として働く。韓国・高麗大学訪問研究員、日本学術振興会特別研究員(DC1)を経て現職。大阪公立大学大学院文学研究科博士後期課程(人間行動学専攻社会学専修)に在籍中。専門は社会学、国際関係論、日韓関係。2019年、大阪大学大学院国際公共政策研究科優秀論文賞受賞。2020年、スマートニュースアワード2020報道部門ベストコンテンツ賞受賞。著書に『在日コリアンが韓国に留学したら』(ワニブックス、2024年) がある。
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WORKSIGHT [ワークサイト]18号
¥1,980
韓国人はゾンビが大好き!? 「Kゾンビ」って知っていますか? 韓国の映画や小説には、本当によくゾンビが出てきます。韓国社会にとってゾンビとは何なのか、そんなちょっぴり変わったことについて知ることができる作品です。 特に、映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』について多く取り上げています。 Kゾンビになるためのレッスンも。 その他、韓国以外のゾンビについてもたくさん触れられます! ※今回の入荷分の表紙のゾンビ、顔から血を流していました(赤いインクがついています)。 ゾンビっぽいのでそのままお送りしますので、画像でご確認の上、ご注文をお願い致します。 出版社:学芸出版社 ページ数:128 サイズ:A5判変形 発売日:2023.1.30 ISBN:9784761509231 ゾンビを知ることはわたしたち自身を知ること ゾンビは、その発祥から資本主義と深く関わってきた。カリブ海のプランテーションから、消費、金融と、資本主義が進化するに連れてゾンビも進化する。そのとき、ゾンビは私たちそのものの姿となる。ジョージ・A・ロメロから「韓国ゾンビ」まで。ゾンビを知ることは、私たち自身を知ることなのだ。WORKSIGHTリニューアル第2弾! 目次 ◎ゾンビ宣言 高度資本主義の時代における非人間の状態 サラ・ジュリエット・ラウロとカレン・エンブリーが2008年に発表したのが本稿、その名も「ゾンビ宣言」。 ハイチ発祥のゾンビの原型から、映画のゾンビ、そして未知なる 存在的/憑在的ゾンビへ。熱気のこもった哲学的論考を読めば、きっと目を剥くことだろう。 文=サラ・ジュリエット・ラウロ/カレン・エンブリー 翻訳=遠藤徹 ◎ゾンビの学校 ゾンビの学校で現代社会を学ぼう! 講師は名著『ゾンビと資本主義』の遠藤徹先生。 7つのキーワードをもとに ゾンビ映画から読みとく現代社会。 その絶望と、わたしたちの希望。 文=遠藤徹 ◎ゾンビの世界史 コロンブスのハイチ到着からゾンビの物語は始まる。ハイチのヴードゥーの習俗から派生したゾンビは、書物、映画、漫画、ゲーム を通じて、世界の人びとの想像力を駆り立ててきた。年譜でたどる、ヒトとゾンビの500年。 ◎死の報い ジョージ・A・ロメロとアメリカの悪夢 現在のゾンビ映画の定型を「発明」した不世出の映画監督ジョ ージ・A・ロメロは、アメリカ社会を蝕む資本主義、軍国主義、植民地主義、人種差別、性差別を根源から批判しつつ、それを決して脱け出すことのできない牢獄として描く稀代のペシミストだった。「死のうとも、社会が完全に崩壊しようとも、資本主義の外を想像することができない」現代社会において、絶望の巨匠は、いったい何をゾンビに託したのか。アート映画のSVODプラットホーム〈MUBI〉に掲載された渾身のロメロ/アメリカ論を特別掲載。 文=ブライアン・エーレンプリース 翻訳=若林恵 ◎新入社員、『奴隷会計』を読む ゾンビと資本主義はともにカリブ海のプランテーションにルーツがあるという。その両者をつなぐのは「奴隷制」だ。2022年に刊行されたケイトリン・ローゼンタールの『奴隷会計:支配とマネジメント』は、奴隷制がいかに現代の企業マネジメントの基盤となっているかを明かした注目の書だ。2022年春に大手 日本企業に就職を果たした入社8カ月目の新入社員(匿名)に『奴隷会計』を読んでもらった。奴隷制は過去の遺物なのか? それとも現代企業のなかに巧みに温存されているのか? インタビュー・文=若林恵 ◎Kゾンビは右側通行しない 2016年『新感染 ファイナル・エクスプレス』で世界的な注目を浴び、以後『キングダム』『今、私たちの学校は...』など、ゾンビ映画/ドラマに新たな視点を投げこんだ「Kゾンビ」。それは 旧来のゾンビものとはどこが異なり、何を新たに語りかけているのか。韓国の気鋭の映画評論家カン・ドックによる書き下ろし論考。 文=カン・ドック 翻訳=後藤哲也 ◎韓国ゾンビになってみる ゾンビを知るには、ゾンビになってみるのが一番。ストリートダンサーとともにゾンビの動きを身につけよう(ついでに体幹も鍛えられる?)。 ◎バスキアの絵がゾンビにしか見えない ジャン=ミシェル・バスキアは、投機資本主義の愛玩物として搾取され続けながら、それに絶えず異議を申し立て続ける反逆のヒーローとして、いまなお強力なアイコンであり続けている。バスキアは、終わることのない二項対立のなか、死にもせず生きもせず宙吊りにされる。そのありようはまるでゾンビじゃないか。と思えば、絵に登場するアイコニックな「キャラ」もゾンビに見えてくる。「バスキア=ゾンビ」という無理矢理な仮説に、本誌コンテンツディレクターの若林恵が挑む。 文=若林恵 ページ数 128 判型 A5判変形 著者プロフィール WORKSIGHT編集部(編) コクヨが掲げる「自律協働社会」というありたい社会像を手がかりに、これからの社会を考える上で重要な指針となりうるテーマやキーワードを拾いあげ、探究していくメディア「WORKSIGHT」。コクヨ研究所と黒鳥社が中心となり構成された編集部が、メールマガジン(毎週火曜日配信)を中心に、書籍、イベントなどコンテンツを展開中!worksight.substack.com WORKSIGHT [ワークサイト]18号 ( ワークサイトジュウハチゴウ ) われらゾンビ We Zombies ( ワレラゾンビ ウィーゾンビーズ ) WORKSIGHT編集部 ( ワークサイトヘンシュウブ ) (編) ISBN:978-4-7615-0923-1 発行: 学芸出版社
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弾劾可決の日を歩く ”私たちはいつもここにいた” 岡本有佳 (編著)
¥1,100
SOLD OUT
2024年12月3日、尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣布から始まった韓国の混乱。大統領弾劾を求めたデモ現場の声。 日本で報道されていた内容とは違う声が詰まったこの本には、実際のデモでの演説や演奏の様子を映した動画や、写真・記事などのリンクも載っています。 現場で歌われたイ・ランさんたちの歌の歌詞や、演説の原稿を本で観ながら聞くと、より空気が伝わるかと思います。 出版社:タバブックス ページ数:68 サイズ:B6判 発売日:2025.2.26 ISBN:9784907053758 〈出版サイトより〉 2024年12月3日、尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣布から始まった韓国の混乱。大統領弾劾を求め200万人規模のデモが行われ、大勢の若い女性たちが参加した。多くの市民が立ち上がり声を上げる根底にあったのは、尹政権の言論弾圧や不正、アンチフェミニズム政策への怒り。現地を取材し、抵抗する人々の声を聞いた記者による、韓国の現実。 目次 はじめに ソウル・弾劾可決の日を歩く 家の中で大切な、一番明るい光を持って集まった女たち イ・ラン インタビュー 「私たちはいつもここにいた。見てなかっただけ」 言論弾圧に抗う① 独立メディア ニュース打破 言論弾圧に抗う② メディアを監視する 民主言論市民連合 韓国の若い女性たちはなぜデモに行くのか−−怒りとフェミニズム 趙慶喜 装丁 小松洋子 著者プロフィール 岡本有佳(編著) 記者/編集者として活動する。女性たちの表現活動やメディア問題のほか、日本軍「慰安婦」問題などにも関心がある。共編著『《自粛社会》をのりこえる』(岩波ブックレット)、『政治権力VSメディア 映画『共犯者たち』の世界』(夜光社)など。
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韓国 現地からの報告 セウォル号事件から文在寅政権まで 伊東 順子
¥968
SOLD OUT
出版社:筑摩書房 ページ数:288 サイズ:新書判 発売日:2020.3.9 ISBN:9784480073020 セウォル号事件、巨大デモ、日韓関係の悪化、文在寅政権下の分断……2014~19年、何が起こり、人びとは何を考えていたのか? 現地からの貴重なレポート。 著者プロフィール 伊東 順子(著) 伊東 順子(いとう・じゅんこ):編集・翻訳業。愛知県生まれ。1990年に訪韓。翻訳・編集プロダクション運営。2017年に韓国を語らい・味わい・楽しむ雑誌『中くらいの友だち――韓くに手帖』を創刊。著書に『韓国 現地からの報告』(ちくま新書)、『韓国カルチャー』『続・韓国カルチャー』(集英社新書)など、訳書にイ・ヘミ『搾取都市、ソウル』(筑摩書房)、『韓国の今を映す、12人の輝く瞬間』(クオン)など、解説を担当したものにチョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房、斎藤真理子訳)がある。
