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詩を灯し野にゆく チェ・ヨンミ詩選集 チェヨンミ(著) 丁海玉(編訳)
¥2,420
1994年、チェ・ヨンミが刊行した第一詩集『三十歳、宴は終わった』がいきなり50万部を超える大ベストセラー! 時の詩人となり一躍、脚光をあびたチェ・ヨンミはその後どのように時代とたたかいながら人生を歩み、詩をひらいていったのだろうか。 ソウル大学校の学生時代に知り合った丁海玉が長く見つめてきたチェ・ヨンミのこれまでの8冊の詩集から、「恋」、「闘う」、「孤独」、「詩」といった7つのテーマに分けて詩選集を編集・翻訳する(詩59篇とエッセイ2篇)。長年の友情から、韓国現代詩を代表するチェ・ヨンミという詩人の魂のありかを解き明かしてくれる。 目次 禅雲寺(ソヌンサ)にて 禅雲寺にて 三十歳、宴は終わった ラストセックスの追憶 秋には 夢のペダルを踏んで Tへ―黒の上に薄い赤 恋人 むなしく壁を叩いた手のひら 春の日 三月 二律背反 彼らに対する瞑想 豚どもへ 文壇デビュー所感 怪物 毒のついた紙 三月 Femme fataleの回顧 夢がこぼれ落ちたポケット 送信トレイ 昔のボーイフレンド ベルリンの夏 夢がこぼれ落ちたポケット 住所録を整理しながら My Bed グローバルニュース Personal Computer 地下鉄で―黄色い10月 サタデーナイトの超お手軽な神様 アーメン1 アーメン2 正義はサッカー場だけにある グローバルニュース 風刺詩の練習 文明の始まり 愛と怒り 思いがあふれて詩が生まれ…… 思いがあふれて詩が生まれ…… 詩 詩とウンコ 二度と 書く人類 事業者登録 編集会議 秋夕(チュソク)の頃 ロンドンのシルヴィア・プラス 四十四年前の今日 秋夕の頃 寝言 死は練習できない―あの年の夏のメール 連休の終わり 私の闘い 日曜日の晩 罪と罰 空港鉄道 領収書 幸福論 ある同窓会 すでに 蟻 ごはんを炊きながら 二〇一九年新年の願い 空港鉄道 六十歳 私の旅 エッセイ 舌を嚙む痛みなしに 言葉の力、詩の力 あとがき チェ・ヨンミという生き方 丁海玉 ページ数 184 判型 四六判並製本 装丁 三橋光太郎 著者プロフィール チェ・ヨンミ(著) 1961年韓国ソウル市生まれ。ソウル大学校人文大学西洋史学科卒業後、弘益大学校大学院西洋美術史修士取得。1994年、第一詩集『三十歳、宴は終わった』を刊行。個人の性愛や社会風刺をストレートに表現した内容が大きく注目され50万部を超えるベストセラーになる。『夢のペダルを踏んで』、『豚どもへ』(梨樹文学賞)など、これまで8冊の詩集を上梓しているが、高い自意識と鋭い社会批評眼を持ち、人々に寄り添いながら社会問題や風俗をえぐるなど独自の文学の道を切り拓いている。他の著書に、小説『傷痕と紋様』『青銅庭園』、エッセイ集『時代の憂鬱』『思いがけず私の日記をのぞき見る人へ』など多数。2017年に発表した詩「怪物」により高名な詩人のセクシャルハラスメント疑惑を暴き、Me too裁判で詩人から訴えられるが勝訴する。このMe too活動により、2018年ソウル市性平等賞大賞を受賞。2019年、詩人の発言の場を確保するために出版社「イミ」を創業、旺盛な文学活動を展開している。 丁海玉(編・訳) 1960年神奈川県川崎市生まれ。在日韓国人二世。1984年ソウル大学校人文大学国史学科卒業。1992年大阪高等裁判所通訳人候補者名簿登録。大阪、広島、名古屋、高松各高等裁判所管内にて法廷通訳研修講師(韓国語)を務める。著書に、『法廷通訳人』、詩集『こくごのきまり』、編書に『祈り 金時鐘詩選集』、訳書に『きょうの肴なに食べよう?』(クォン・ヨソン著)。詩誌『space』同人。 出版社:港の人 ページ数:181 サイズ:四六変型判 発売日:2026年5月 ISBN:978-4-89629-475-0
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死の自叙伝 金恵順(キム・ヘスン)/吉川凪(訳)
¥2,420
原書:'죽음의 자서전‘ 〈出版サイトより〉 2025年7月、ドイツHouse of World Cultures (HKW)による国際文学賞を受賞! 詩集による受賞、アジア人の受賞ともに初。 2021年12月、著者 金恵順が東アジアの詩人を表彰するスウェーデンの文学賞「Cikada Prize」を受賞 ===================================== 死の次に訪れる時間のなかで すすり泣くリズムたち 「あなたは既に死の中に生まれています」 光州民主化抗争やセウォル号事件など権力の暴力や怠慢によってもたらされた死、そしてすべての無念な死に捧げた「死の自叙伝」49篇と長詩「リズムの顔」。 韓国フェミニズム詩の旗手金恵順が奇抜なイメージ、スピード感、時にグロテスクですらある力強さを存分に発揮し2019年に<詩壇のノーベル賞>と称されるカナダのグリフィン詩賞をアジア人女性として初めて受賞した詩集。 残された者の痛みを抱く詩人は、死後の物語を追いかける。 わたしたちの生は、不完全な死だと告げながら。 三角みづ紀(詩人) 目次 死の自叙伝 リズムの顔(『翼の幻想痛』より) 『死の自叙伝』あとがき 『死の自叙伝』訳者解説 著者プロフィール 金恵順 (キム ヘスン) (著) 著者 金恵順〔キム・ヘスン〕 1955 年慶尚南道蔚珍生まれ。 詩人、評論家、ソウル芸術大学文芸創作科教授。文学博士。 大学在学中に東亜日報新春文芸に評論が当選し、卒業後の1979 年に季刊誌『文学と知性』で詩人として出発して以来、現在に至るまで韓国フェミニズム詩人の代表走者として活躍してきた。 これまでに『また別の星で』『カレンダー工場の工場長さん、見て下さい』『悲しみ歯磨き 鏡クリーム』『花咲け!豚』『翼の幻想痛』など十数冊の詩集のほか、詩論集を刊行している。金洙暎文学賞、素月詩文学賞、未堂文学賞、大山文学賞を受賞し、『死の自叙伝』英語版によって2019 年グリフィン詩文学賞(The Griffin Poetry Prize)を受賞した。 吉川凪 (ヨシカワナギ) (訳) 吉川凪(よしかわ なぎ) 仁荷大学国文科大学院で韓国近代文学専攻。文学博士。 著書に『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』、『京城のダダ、東京のダダ─高漢容と仲間たち』、訳書として『申庚林詩選集 ラクダに乗って』、呉圭原詩選集『私の頭の中まで入ってきた泥棒』、チョン・ソヨン『となりのヨンヒさん』、朴景利『完全版 土地』、崔仁勲『広場』、李清俊『うわさの壁』などがある。 キム・ヨンハ『殺人者の記憶法』で第四回日本翻訳大賞受賞。 出版社:クオン ページ数:184 サイズ:四六判並製 発売日:2021.1.25 ISBN:9784910214214
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僕には名前があった オ・ウン/吉川凪 (訳)
¥1,980
セレクション韓・詩 僕には名前があった 原書:‘나는 이름이 있었다’ 오은 〈出版サイトより〉 「人」から始まり「人」で終わる連作詩集 言葉遊びで描く喜びと悲しみ 「会う時はアンニョンでいたくてアンニョン 別れる時はアンニョンではいられなくてアンニョン 待つ人が路地にいた。 待つ時までいた」(「待つ人」より) 言葉遊びに気を取られているうちに周囲の時空が歪み始め、 自分がいつの間にか韓国の、あるいは日本にも共通した 生きづらい世の光景を眺めていることに気づいて愕然とする。 そして、この詩人はただものではないらしいと、 改めて認識するだろう。 ──訳者解説より オ・ウンの詩集『僕には名前があった』には、 都市で暮らすいろいろな人が集まっていた。 その日常の身近な言葉で綴られた詩はエッセイのようでもあり、 また突如少ない字数で語られる人の一代記のようでもある。 どの人にもどこか心当たりがあり、目を瞑って適当に本を開いて読めば、 それは占いかおみくじのようでもある。 ユーモアのある言葉の中でそれぞれの人はみな、存在の岐路に立っている。 ──友田とん (書評「都市で暮らし、行き交う人びとに言葉遊びで想像を膨らませる」より) 目次 人 よく考える人 望ましい人 凍りつく人 待つ人 持つ人 落ちた人 読む人 いい人 昔の人 都会人 手を離す 決心した人 散歩する人 よろける人 一流学 偉い人 恋人 凝視する人 行ってきた人 線を引く人 オレンジ色の少年 猶予する人 一九五八年戌年生まれ 計算する人 無人工場 三十歳 うるさい顔 糸車は元来、文来 三回言う人 あと一歩 人 付録 しない 水滴効果 解説 言葉遊びで描く喜びと悲しみ 前書きなど 詩人の言葉 人に生まれて 人を理解し人を誤解しました。 人だから理解し人だから誤解しました。 人を、ついに人となりを考えるようになりました。 お父さん、お母さん、元気でいて下さい。 僕はようやく 息子になりました。 二〇一八年真夏に 版元から一言 「セレクション韓・詩」は、韓国語で紡がれた同時代の詩のことばを贈るシリーズです。 著者プロフィール オ・ウン(呉 銀) (オ ウン) (著) 著者:オ・ウン 1982年韓国全羅北道井邑生まれ。 2002年『現代詩』にて詩人としてデビュー。 詩集に『ホテルタッセルの豚たち』、『私たちは雰囲気を愛してる』、『有から有』、『左手は心が痛い』、青少年詩集『心の仕事』、散文集に『君と僕と黄色』、『なぐさめ』など。 朴寅煥文学賞、具常詩文学賞、現代詩作品賞、大山文学賞などを受賞。 吉川凪 (ヨシカワ ナギ) (訳) 翻訳:吉川凪 仁荷大学国文科大学院で韓国近代文学を専攻。文学博士。 著書に『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』、『京城のダダ、東京のダダ─高漢容と仲間たち』、訳書に谷川俊太郎・申庚林『酔うために飲むのではないからマッコリはゆっくり味わう』、金恵順『死の自叙伝』、呉圭原『私の頭の中まで入ってきた泥棒』、鄭芝溶『むくいぬ』、共訳に『地球にステイ!─多国籍アンソロジー詩集』、イオアナ・モルプルゴ編『月の光がクジラの背中を洗うとき─ 48カ国108名の詩人によるパンデミック時代の連歌』などがある。 キム・ヨンハ『殺人者の記憶法』で第四回日本翻訳大賞受賞。 出版社:クオン ページ数:152 サイズ:四六変形並製 発売日:2023.5.31 ISBN:9784910214450
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詩と散策 ハン・ジョンウォン/橋本智保(訳)
¥1,760
再入荷致しました! お待たせいたしました。 韓国といえば、「初雪」の話がよくでてきます。そんな雪から始まる、雪の中を散歩するように、澄んだエッセイです。 詩人である筆者が、日々を通して感じたことを、世界の詩とともに綴ります。 表紙があまりにもキレイで、それだけでもそばに置いておきたくなる作品です。大切な方への贈り物にも。 原書:’시와 산책‘ 한정원 出版社:書肆侃侃房 ページ数:152 サイズ:四六判変形並製 発売日:2023.2.15 ISBN:9784863855601 〈出版社サイトより〉 散歩を愛し、猫と一緒に暮らす詩人ハン・ジョンウォンが綴るエッセイ 雪の降る日や澄んだ明け方に、ひとり静かに読みたい珠玉の25編 試し読み https://note.com/kankanbou_e/n/ne6b7f6b465f3 オクタビオ・パス、フェルナンド・ペソア、ローベルト・ヴァルザー、シモーヌ・ヴェイユ、パウル・ツェラン、エミリー・ディキンソン、ライナー・マリア・リルケ、シルヴィア・プラス、金子みすゞ、ボルヘス…… 『詩と散策』は、著者のハン・ジョンウォンがひとり詩を読み、ひとり散歩にでかけ、日々の生活の中で感じたことを記している、澄みきった水晶のようなエッセイ集だ。読者は、彼女の愛した詩人たちとともに、彼女が時折口ずさむ詩とともに、ゆっくりと散歩に出かける。 【目次】 宇宙よりもっと大きな 寒い季節の始まりを信じてみよう 散歩が詩になるとき 幸福を信じますか? 11月のフーガ 悲しみ、咳をする存在 果物がまるいのは 夏に似た愛 心のかぎりを尽くして来たから 永遠のなかの一日 海から海のあいだに なにも知りません よく歩き、よく転びます 国境を越えること みんなきれいなのに、わたしだけカンガルー ひと晩のうちにも冬はやってくる 夢とおなじ材料でできている 夕暮れただけ 窓が一つあれば十分 灰色の力 真実はゆっくりとまぶしくなければ 猫は花の中に いくつかの丘と、一点の雲 今日はわたしに、明日はあなたに 彼女の歩く姿は美しい(送らない手紙) 日本の読者のみなさんへ 訳者あとがき 【本文中に出てくる詩人や作家たち】 オクタビオ・パス/フェルナンド・ペソア/ウォレス・スティーヴンズ/アーチボルト・マクリーシュ/ローベルト・ヴァルザー/シモーヌ・ヴェイユ/パウル・ツェラン/セサル・バジェホ/ガブリエラ・ミストラル/ヘンリー・デイヴィッド・ソロー/カミュ/源信明/ウラフ・H・ハウゲ/エミリー・ディキンソン/アンナ・アフマートヴァ/ライナー・マリア・リルケ/フォルーグ・ファッロフザード/シルヴィア・プラス/チェ・ヨンミ/金子みすゞ/ジョージ・ゴードン・バイロン/ボルヘス 【著者プロフィール】 ハン・ジョンウォン 한정원 大学で詩と映画を学んだ。 修道者としての人生を歩みたかったが叶わず、今は老いた猫と静かに暮らしている。 エッセイ集『詩と散策』と詩集『愛する少年が氷の下で暮らしているから』(近刊)を書き、いくつかの絵本と詩集を翻訳した。 【訳者プロフィール】 橋本智保(はしもと・ちほ) 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。 訳書に、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』(新泉社)、チョン・イヒョン『きみは知らない』(同)、ソン・ホンギュ『イスラーム精肉店』(同)、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』(段々社)、クォン・ヨソン『レモン』(河出書房新社)『春の宵』(書肆侃侃房)、チェ・ウンミ『第九の波』(同)ユン・ソンヒほか『私のおばあちゃんへ』(同)など多数。 『詩と散策』시와 산책 Poetry and Walks ハン・ジョンウォン 著 橋本智保 訳 装幀 成原亜美(成原デザイン事務所) 装画 日下明
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夜明けと音楽 イ・ジェニ/橋本智保(訳)
¥2,200
SOLD OUT
原書:‘새벽과 음악‘ 이제니 出版社:書肆侃侃房 ページ数:240 サイズ:四六判変形 発売日:2025.11.15 ISBN:9784863857032 〈出版社サイトより〉 「結局のところ物を書くというのは、よく知っている単語の中に、自分の悲しみを見つけること」 なくなったものの痕跡をたどり、孤独とともに創作する詩人イ・ジェニが綴るエッセイ集。 夜の闇に流れる、長く静かな時間に立ち上がる静謐な26編。 ある夜明けには涙のようにあふれる音楽について語り、またある夜明けには悲しみに満ちたプレイリストを思い出しながら詩を読む。 旅先で遭った不慮の事故、長いあいだ不眠症に悩まされたこと、ロックバンドで音楽に心酔していた二十代の頃のこと。 孤独とともに創作する詩人が、母の最期に立ち会い、イヨネスコやボードレールなど文人たちの足跡をたどり生まれた、詩と散文の境界を行き来するような言葉の記録。 ロングセラーエッセイ『詩と散策』(ハン・ジョンウォン)と並ぶ、“言葉の流れ”シリーズの代表作。 試し読みはこちら https://note.com/kankanbou_e/n/n3aae27460e69?app_launch=false 【目次】 Ⅰ 音楽もしくは孤独、あるいは愛と呼んでいた瞬間 チェチェク―花の別称 涙のようにあふれ出る音楽 誰かがあなたのために祈りを捧げる 文章は上から下へ降り注ぐ 跳躍する曲線があるから、私たちは メタリカフォーエバー その光が私のもとへやってくる 夢はどこから流れてきて、どこへ流れていくのか 事物に慣れた目だけが事物の不在を見る 回復期の歌 私の部屋の旅行―天井と床のあいだで一週間 麻田―繰り返し広がる 夜釣りのためのプレイリスト 眠れない夜のためのプレイリスト Ⅱ 再び明るむ夜明けのリズムから 未知の書き物 夢から来た手紙―天上の音を歌うあなたへ 直前の軌跡 夜明けに詩を読むあなたに 暗闇の中から暗闇に向かって イメージは言語を必要とする 言葉が魂へ流れたら 紙の魂 白紙は削除された文章を抱いている 墓地を散策する人の手紙 瞬間の中から、瞬間に向かって 朝の木から夜明けの海まで 日本の読者のみなさんへ 訳者あとがき 『夜明けと音楽』は、時間の流れという出版社の「言葉の流れ」シリーズ全十巻の十巻目にあたり、本書はその全訳です。しりとりをするように前の著者が次の著者に言葉をバトンタッチをする形を取っており、四冊目の『詩と散策』(ハン・ジョンウォン、拙訳 二〇二三年 書肆侃侃房)から『散策と恋愛』へ、『恋愛と酒』から『酒と冗談』へ、『冗談と影』から『影と夜明け』へ、そして最後を詩人イ・ジェニの『夜明けと音楽』が飾ります。(訳者あとがき) 【著者プロフィール】 イ・ジェニ 이제니 1972年生まれ。2008年、京郷新聞新春文芸によりデビュー。詩集『たぶんアフリカ』『なぜなら、私たちは自分を知らなくて』『流れるように書いたものたち』『ありもしない文章は美しく』を発表。片雲文学賞優秀賞、金炫文学牌、現代文学賞を受賞。 言葉によって世界の細部を書き、消し、再び書くことをとおして、既知の世界と少しは違う世界、少しは広く深い世界にたどり着くことを願っている。 【訳者プロフィール】 橋本智保(はしもと・ちほ) 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。 訳書に、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』『七年の最後』(共に新泉社)、李炳注『関釜連絡船』(藤原書店)、朴婉緒『あの山は、本当にそこにあったのだろうか』(かんよう出版)、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』(段々社)、クォン・ヨソン『レモン』(河出書房新社)『春の宵』(書肆侃侃房)、チェ・ウンミ『第九の波』(書肆侃侃房)、ハン・ジョンウォン『詩と散策』(書肆侃侃房)、チョン・ジア『父の革命日誌』(河出書房新社)など多数。 『夜明けと音楽』새벽과 음악 Dawn and Music イ・ジェニ 著 橋本智保 訳 装幀 成原亜美(成原デザイン事務所) 装画 Karolina Skórka
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空と風と星と詩 尹東柱日韓対訳選詩集 尹東柱
¥2,200
出版社:書肆侃侃房 ページ数:208 サイズ:B6判 発売日:2025.2.16 ISBN:9784863856615 〈出版社サイトより〉 2025年2月16日没後80年 彼の詩を読みながら、ゆかりの地をたどり、彼の歩いた地と彼の心を感じてほしい。 空を仰ぎ、星をかぞえ、 時代の朝を待った尹東柱(1917-1945) 自選の19篇を中心にした日韓対訳選詩集 韓国で最も愛される澄明な詩群 詩人の生涯を詩と写真でたどる旅 両開きで日本語と韓国語の詩をそれぞれ収載 序 詩 (1941.11.20) 死ぬ日まで空を仰ぎ 一点の恥辱なきことを、 葉あいにそよぐ風にも わたしは心痛んだ。 星をうたう心で 生きとし生けるものをいとおしまねば そしてわたしに与えられた道を 歩みゆかねば。 今宵も星が風にふきさらされる。 序詩 죽는 날까지 하늘을 우러러 한점 부끄럼이 없기를 , 잎새에 이는 바람에도 나는 괴로워했다 . 별을 노래하는 마음으로 모든 죽어가는 것을 사랑해야지 그리고 나한테 주어진 길을 걸어가야겠다 . 오늘밤에도 별이 바람에 스치운다 . 本書は、伊吹郷訳・日本語版尹東柱全詩集『空と風と星と詩』を底本にした対訳選詩集。 両開きで日本語と韓国語の詩をそれぞれ収載し、尹東柱ゆかりの地である、故郷の北間島、韓国のソウル、延世大学、光陽、日本の立教大学、同志社大学そして終焉の地、福岡を巡る旅を、カラー写真などで収録しています。 著者プロフィール 尹東柱 (ユン・ドンジュ) (著) 尹東柱(ユン・ドンジュ) 1917年12月30日、旧満洲の北間島(現・中国延辺朝鮮族自治州)生まれ。1941年ソウルの延禧専門学校(現・延世大学校)を卒業。1942年日本に留学。東京の立教大学を経て、京都の同志社大学在学中の1943年に治安維持法違反(独立運動)の容疑で捕えられ、懲役2年を宣告される。福岡刑務所に収監され1945年2月16日に獄死した。1948年遺族と友人たちにより、尹東柱が遺した詩集『空と風と星と詩』が出版された。
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光と糸 ハン・ガン/斎藤 真理子(翻訳)
¥2,200
エッセイ、詩、日記、写真、そして、ノーベル文学賞受賞記念講演「光と糸」の全文を、ハン・ガン自身が編んだ新作。 ハン・ガンさんのお人柄や、執筆中の感情などがよく伝わり、今まで読んできた小説が、より一層貴重に大切に思えました。原書と同じく素敵な表紙の意味が、ハン・ガンさんの自宅の庭の日記を通してわかります(写真もハン・ガンさんの撮影だそうです)。 小説を読んでからもよし、読む前に読んでもよし。ハン・ガンファンの方にも、ハン・ガン初心者の方にも、ぜひ一度手に取っていただきたい作品です。 原書:’빛과 실‘ 한강 出版社:河出書房新社 ページ数:214 サイズ:46変形 発売日:2025.12.19 ISBN:9784309209418 〈出版サイトより〉 世界は、なぜこれほど暴力的で、同時に、なぜこれほど美しいのか? 著者自身が構成を編み上げた、ノーベル文学賞受賞後初の作品がついに刊行。光へ向かう生命の力への大いなる祈り。 「最初から最後まで光のある本にしたかった」 ――ハン・ガン 「人間性の陽溜まりと血溜まりと。その二つが常に隣り合っていて、どちらかへ行こうとしたらもう一つも絶対に通らなくてはいけない。ハン・ガンの小説にはそんなところがある」 ――斎藤真理子 ノーベル文学賞受賞記念講演「光と糸」全文、創作についてのエッセイ、5編の詩、光を求めて枝葉を伸ばす植物をめぐる庭の日記、そして著者自身による写真を、著者自らが編んだ、ハン・ガン自身によるハン・ガン。 過去が現在を助けることはできるか? 死者が生者を救うことはできるのか? ――本文より 目 次 ・ 光と糸 いちばん暗い夜にも 本が出たあと 小さな茶碗 ・ コートと私 北向きの部屋 (苦痛に関する瞑想) 声(たち) とても小さな雪のひとひら ・ 北向きの庭 庭の日記 もっと生き抜いたあとで ・ 訳者あとがき ・ 著者プロフィール ハン・ガン(著) 1970年生まれ。2016年『菜食主義者』で国際ブッカー賞、2023年『別れを告げない』でメディシス賞外国小説部門、2024年ノーベル文学賞を受賞。著書に『少年が来る』『すべての、白いものたちの』等。 斎藤 真理子(翻訳) 翻訳家。パク・ミンギュ『カステラ』(共訳)で日本翻訳大賞、チョ・ナムジュ他『ヒョンナムオッパへ』で韓国文学翻訳院大賞、ハン・ガン『別れを告げない』で読売文学賞を受賞。ほか、著訳書多数。
