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わたしが鳥になる日 サンディー・スターク・マクギニス(著) 千葉 茂樹(訳)
¥1,650
傷ついた心に響く希望に満ちた物語 わたしは、鳥。翼は、ブルーだ。 その翼で飛んで自分の家を見つける。 ついにその時が来た。 あとは枝をけって飛びだせばいい。 わたしは空を飛ぶ。 主人公の少女デセンバーは、鳥が大好きで『鳥類完全ガイド』を丸暗記している。そして、自分も鳥で、背中から翼が生えてくると信じていた。ある日、動物保護センターで傷ついたノスリが自力で飛ぶ訓練をすることになる。 空を飛びたいと願う11歳の少女の悲しくも希望に満ちた感動物語。 【編集担当からのおすすめ情報】 この物語のテーマソングは、ビートルズの「エリナー・リグビー」。 少女デセンバ―を支える女性がいつも口ずさんでいます。この名曲に乗せて、「鳥になる」と信じている少女の物語が、進んでいきます。ラストは、はっとさせられるくらい爽快で、読む物の心を癒やしてくれます。 出版社:小学館 ページ数:288 サイズ:四六判 発売日:2021年2月24日 ISBN:978-4-09-290638-9
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不便なコンビニ キム・ホヨン(著) 米津 篤八(訳)
¥1,760
原書 '불편한 편의점’ 김호연 韓国発ベストセラー、傑作Kヒーリング小説 【2024年本屋大賞翻訳小説部門第3位】 【韓国で100万部超、シリーズ累計150万部超】 【ソウルで舞台版ロングラン上演。ENAにてドラマ化進行中】 ソウルの下町。亡き夫の遺産で建てたコンビニ「Always」を細々と営む元教師のヨムさんは、駅で無くした財布を拾ってくれたホームレスの男「独孤(トッコ)」と知り合う。記憶を失い言葉はたどたどしいが、誠実そうな独孤を見込んだヨムさんは、彼を深夜シフトの店員として雇う。近隣のコンビニに押され気味で品揃えが悪く、近所住人からは「不便なコンビニ」と呼ばれている「Always」の店員や客たちは、謎だらけで怪しげな独孤を警戒しつつ、一方でそれぞれに問題を抱えていた。 韓国でシリーズ累計150万部(2023年6月現在)、世界各国で出版され、舞台化、ドラマ化も進行中の大ベストセラー。誰もが生きづらさを抱えて生きるコロナ前夜のソウルを舞台に、人と人との関わり、罪と赦しを優しくユーモラスに描いた、8篇からなるKヒーリング小説の傑作。 【編集担当からのおすすめ情報】 本書は2021年春に韓国で刊行された小説の邦訳版です。著者は2013年の『望遠洞ブラザーズ』で世界文学賞を受賞しながらも、その後はずっとヒット作に恵まれませんでした。そんな中で細々と発表された本作は、電子書籍プラットフォームから火がつき、またたくまに大ベストセラーとなり、2022年には大型チェーン書店「教保文庫」と大型電子書籍店「YES24」でもっとも売れた「今年の一冊」に選ばれました。2022年夏に刊行された続編『不便なコンビニ2』と合わせて150万部(2023年6月現在)を売り上げ、本書に似せた装画の本が次々と刊行され、「Kヒーリング小説」という新たなジャンルを生むなど、社会現象となっています。 そのような華々しい道を辿っている作品ですが、描かれるのはむしろ普通の人々のささやかな営みと、痛みや優しさ、人との関わりから生まれる何かです。それぞれに小さな生きづらさを抱えている登場人物にも、どこかしら共感していただけるのではないかと思います。本書を読むことで、ひとときの癒しや救いを感じていただければ幸いです。 出版社:小学館 ページ数:290 サイズ:四六判 発売日:2023年6月21日 ISBN:978-4-09-356746-6
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ペイント イ・ヒヨン(著) 小山内園子(訳)
¥1,650
原書 '페인트' 「君たちは、親を選べる子どもなんだよ」 「アーモンド」に続く「チャンビ青少年文学賞」受賞作。 韓国で25万部。ブレイディみかこ氏推薦。 「子どもに親を選ぶことができたら。人類の究極の「IF」に挑んだティーン小説。 大人こそ読んでこころの準備をしておいたほうがいい」 事情により子どもを育てられなくなった親が、子どもを預ける「NCセンター」が設立された近未来。そこでは子どもが親を選ぶ面接「ペイント(ペアレントインタビュー)」が行われている。そんなNCセンターに在籍する17歳の少年ジェヌが、この物語の主人公。 20歳のセンター退所期限までに親をみつけなれば、センター出身という経歴がIDカードに刻まれる。過去にNCセンター出身者による犯罪が行われたことで、社会にはNCセンター出身者への偏見が存在し、その経歴が刻まれないよう、子どもたちは必死にペイントを続けている。 しかし、ペイントにやってくる親候補の多くは、養子縁組することで受け取れる福利厚生が目的。親候補たちのとりつくろった笑顔と、透けて見える本音を、ジェヌは瞬時に見抜いてしまう。 NCセンターの退所期限を3年後に控えたジェヌは、ペイントをしながら、親や家族という存在について思索し、自分の進む道をつかもうとする。 目次 <目次> ジェヌ、301です 父母面接を始めます いったいどんなヤツ紹介されたんだよ? IDカードの番号 大人だからって、みんなが大人っぽい必要ありますか お前は、自分の思い通りに生きると思ってんだろうな 自分のためだ、自分のため あの噂、聞いた? 待ってるからね、友達 Parents' Children 最後に聞いてもいいですか? 日本の読者のみなさんへ 訳者あとがき 著者プロフィール イ・ヒヨン (イヒヨン) (著) イ・ヒヨン(李喜榮) 短編小説「人が暮らしています(사람이 살고 있습니다)」で2013年に第1回キム・スンオク文学賞新人賞大賞を受賞してデビュー。 2018年『ペイント』で第12回チャンビ青少年文学賞を受賞。25万部を越える大ベストセラーとなる。さらに同年『きみは誰だ(너는 누구니)』で第1回ブリットGロマンススリラー公募展大賞も受賞した。他に長編小説『普通のノウル(보통의 노을)』、『サマーサマーバケーション(썸머썸머 베케이션)』などがある。 小山内園子(おさない・そのこ) 東北大学教育学部卒業。社会福祉士。 訳書に、ク・ビョンモ『四隣人の食卓』(書肆侃侃房)、キム・ホンビ『女の答えはピッチにある』(白水社)、カン・ファギル『別の人』、共訳書に、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ』、『失われた賃金を求めて』(タバブックス)、チョ・ナムジュ『彼女の名前は』(筑摩書房)など。 出版社:イースト・プレス ページ数:224 サイズ:四六判 発売日:2021年11月17日 ISBN:978-4-7816-2023-7
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普通のノウル イ・ヒヨン(著) 山岸由佳(訳)
¥1,650
原書 '보통의 노을' シングルマザーに育てられた17 歳の少年ノウル。16 歳で自分を生み、ひとりで育ててくれた母に、だれよりも幸せになってほしいと願っていたのに、恋人候補として急浮上したのは、親友の兄、母より6歳も年下の、やっと就職が決まったばかりの若者だった。母さんに〝平凡なパートナー〟をみつけて〝普通の幸せ〟を手に入れてほしいのに――。 「〝平凡〟ってそもそもなんなの?」と親友ソンハにたずねられ、その問いについて考え続けることで、ノウルがみつけたものとは。 寒い冬の空の下、少年が次の季節へ歩き出すまでの物語。 著者プロフィール イ・ヒヨン (イヒヨン) (著) 2013年に「사람이 살고 있습니다(人が暮らしています)」で第1回キム・スンオク文学賞新人賞大賞を受賞して作家デビュー。2018年に第12回チャンビ青少年文学賞を受賞した『ペイント』(イースト・プレス)が30万部を超える大ベストセラーとなる。そのほかの著作に、第1回ブリットGロマンススリラー公募展大賞を受賞した『너는 누구니(きみは誰だ)』や、『나나(ナナ )』などがある。毎年着実に新作を発表していて、最新作は『챌린지 블루(チャレンジ・ブルー)』(2022年)。 山岸由佳 (ヤマギシユカ) (訳) 北海道出身。東京外国語大学卒業。テレビ番組制作会社勤務を経て、2001年に渡韓。現地にてディレクターとして韓国映画ドラマ情報番組を手がけるかたわら、ライターとして韓流雑誌などに寄稿。2008年より韓日翻訳者として活動。字幕翻訳作品にドラマ『愛の選択~産婦人科の女医~』や、『悪霊狩猟団:カウンターズ』(共訳)など多数。 出版社:評論社 ページ数:248 サイズ:四六判 発売日:2022年10月12日 ISBN:978-4-566-02477-9
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波の子どもたち チョン・スユン(著) 斎藤 真理子(訳)
¥1,980
原書 '파도의 아이들' 自由に生きたくて、国境の川を渡った3人の16歳――行動力のあるソル、サッカー好きのクァンミン、賢く冷静なヨルム。先行きの見えない旅路のなかで、彼らはどんな別れを経験し、不安と闘い、苦難を乗り越えなくてはならなかったのか。それぞれの波乱の月日を描き、若い「脱北者」の素顔を伝える、韓国発の強くて優しい物語。 目次 主な登場人物 波の子どもたち 作者あとがき 訳者あとがき 著者プロフィール チョン・スユン (チョンスユン) (著) チョン・スユン 1979年、ソウル生まれ。作家、翻訳家。慶煕大学卒業、早稲田大学大学院文学研究科で修士号取得。韓国で日本文学を幅広く紹介している。訳書に、太宰治全集、茨木のり子詩集、宮沢賢治『春と修羅』、大江健三郎『読む人間』、井上ひさし『父と暮せば』、若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』、多和田葉子『地球にちりばめられて』、崔実『ジニのパズル』、最果タヒ『死んでしまう系のぼくらに』、凪良ゆう『流浪の月』など多数。邦訳された著書に『言の葉の森―日本の恋の歌』がある。 斎藤 真理子 (サイトウ マリコ) (訳) 斎藤真理子(さいとう・まりこ) 1960年、新潟市生まれ。翻訳者。著書に『韓国文学の中心にあるもの』『本の栞にぶら下がる』『隣の国の人々と出会う』『「なむ」の来歴』など。訳書にチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』、チョン・セラン『フィフティ・ピープル』、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』、パク・ソルメ『未来散歩練習』などがある。パク・ミンギュ『カステラ』(共訳)で第一回日本翻訳大賞受賞、チョ・ナムジュ他『ヒョンナムオッパへ』で韓国文学翻訳大賞、ハン・ガン『別れを告げない』で読売文学賞を受賞。 出版社:岩波書店 ページ数:230 サイズ:四六判 発売日:2026年2月13日 ISBN:978-4-00-116434-3
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未来のいるところ ムン・ジニョン(著)/キム・ソヨン(訳)
¥2,200
原書 ’미래의 자리‘ 문진영 痛みを抱えて生きる若者たちに寄り添い、どうすれば前を向けるのだろうかと静かにもがく小説。この静かな震えは、深く埋まってしまったよろこびをやがて揺り起こすだろう。(大前粟生・小説家) 「生きていることがただただ心苦しくなる明け方。誰かのために涙を流せますように。」(本文より) セウォル号沈没事故に胸を痛め、自分にできることを探して奔走していたミレ(未来)が突然、この世を去った。親友だったミレの死に、生きる意欲を失い文章を書けなくなった小説家志望のジヘ。憧れと嫉妬を抱かせた双子の妹・ミレを亡くし、痛みを麻痺させて生きるナレ。叶わぬ恋を胸に秘め、家族の日常を守るために夢を諦めて自傷行為に浸るジャラム。梨泰院圧死事故を機に自らの日常の綻びに気づき、息の仕方がわからなくなるミンソ--実際に起きた事件を背景に、残され、傷ついた若者たちが互いの傷を見つめはじめる。 「あなたが今どこを歩いているか、私は知っている。不意に滑り落ちて、地面にぶち当たって粉々に砕けてしまいそうで、怯える気持ちを知っている。いっぽうで足下の暗闇はあまりにも深く、地面なんてものは存在しないような気がして、身体の力を抜いてしまえばすべてが安らぎに変わるのではないかという気持ちも知っている。」(本文より) 「この小説が微力ながら引力のようなものになればと願いながら書いた。その切なる思いが、最初の一文から最後の一文を書き終えるまで変わらなかった。」(「作家の言葉」より) 著者プロフィール ムン・ジニョン (著) 1987年春川(チュンチョン)生まれ。大学在学中の2009年にチャンビ長編小説賞を受賞し作家活動を始める。その後、韓国芸術総合学校劇作科で文芸創作を学ぶ。著書に、デビュー作となる長編『煙草一本の時間』のほか、中編『ディング』、短編集『雪の中の冬』『最小限の最善』、掌篇集『日差しのお迎え』などがある。2021年、短編「ふたつの部屋」で金承鈺(キム・スンオク)文学賞大賞を受賞。現在は作家活動のかたわら、ソウルで季節本屋「昼と夜(ナックァバム)」をイラストレーターのパク・ジョンウンと共同で営む。それぞれが選書した本を紹介しながら、読書会やブックトークを企画・開催している。 キム・ソヨン (訳) 1979年済州(チェジュ)生まれ。10代から韓国と日本の両方で過ごし、現在はソウル在住。韓国の国民大学校視覚デザイン学科を卒業し、東京藝術大学大学院美術研究科でデザインを専攻。美術博士。グラフィックデザイナーを経て、写真専門出版社で写真集や図録の編集・制作に携わる。韓国文学翻訳院翻訳アカデミーおよび同院翻訳アトリエで学ぶ。韓訳書に菊地信義『装幀の余白から』(花園(ファウォン))。韓国文学ZINE『udtt book club』のメンバーとして活動している。 出版社:里山社 ページ数:208 サイズ:四六判 発売日:2026年7月23日 ISBN:978-4-907497-25-5
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新装版 森崎書店の日々 八木沢 里志
¥1,705
日本の小説作品として異例の大ヒット! 恋人から突然、「他の女性と結婚する」と告げられた貴子は、深く傷つき、ただ泣き暮らす毎日をおくることになった。 職場恋愛だったために会社も辞めることになり、貴子は恋人と仕事をいっぺんに失うことに。そんなとき叔父のサトルから貴子に電話が入る。叔父は妻の桃子に家出され、ひとり神保町で「森崎書店」という古書店を経営していた。 親類の間では変人として通っていた叔父からの連絡は、「店に住んで、仕事を手伝って欲しい」というもので――。 50の言語で翻訳オファーが殺到し、世界的大ヒットを遂げたヒーリング小説の傑作が新装版で遂に登場。巻末には書き下ろしの掌編、「午後の来訪者」も収録。 出版社:小学館 ページ数:208 サイズ:四六判 発売日:2025年10月29日 ISBN:978-4-09-386765-8
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新装版 続・森崎書店の日々 八木沢 里志
¥1,815
世界的ベストセラーの新装版第2弾 本の街・神保町で近代文学を専門に扱う古書店「森崎書店」。貴子の叔父・サトルが経営するこの店は、かつて失意のどん底にあった彼女の心を癒やしてくれた場所だ。 一時期出奔していたサトルの妻・桃子も店を手伝うようになり、貴子も休日のたびに顔を出していた。店で知り合った和田との交際も順調に進んでいた貴子だったが、ある日、彼が喫茶店で昔の恋人と会っているのを目撃してしまい――。 50以上の言語で翻訳オファーが殺到し、世界的大ヒットを遂げたヒーリング小説の続編が新装版で登場。巻末には書き下ろしの掌編、「今日だけは、わたしたちが主役」も収録。 出版社:小学館 ページ数:216 サイズ:四六判 発売日:2025年11月26日 ISBN:978-4-09-386766-5
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つくろうひと 村山 早紀
¥1,870
幼い日に父が亡くなり、母は都会に出奔、ひとり残された少女・章は、書店を営む祖母に預けられる。そこには同い年のいとこ、萌音がいた。親元から離れて育ったふたりは支え合って暮らしていたが、ある日、章は事故で深い傷を負う。眠り続ける病院のベッドを抜け出した章の魂は、永遠を生きる人魚の手によって悲しい記憶が「つくろわれる」不思議な世界にたどりつく。明滅する生命の輝き、遥かな時をつむぐファンタジー。 出版社:ポプラ社 ページ数:247 サイズ:四六判 発売日:2026年2月26日 ISBN:978-4-591-18814-9
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モンスター・チャイルド イ・ジェムン(著)山岸由佳(訳)スカイエマ(絵)
¥1,650
原書:'몬스터차일드' 〈出版サイトより〉 わたしのなかの「モンスター(その子)」、モンスターに変異する少年。 この出会いがわたしを変える! 試し読み(評論社) https://www.hyoronsha.co.jp/search/9784566014725/ 突然変異腫瘍症候群(ミュータント・キャンサラス・シンドローム:MCS)――。 五~七歳のあいだに発症し、発作のあと“変異”が起こる病気。全身に毛が生え、体が大きくなり、力が数倍にも強くなることから、「モンスター・チャイルド・シンドローム(MCS)」とも呼ばれている。 小学6年生のハニと、2年生の弟・サンドゥルはMCSだ。ふたりは薬で発作をおさえ、周囲に病気のことを知られそうになるたび、引っ越しと転校を繰り返してきた。今回移り住んだのは、空気のきれいな田舎町。転校初日、ハニは同じくMCSの少年・ヨヌと出会う。ヨヌは病気を隠そうとせず、人前で変異を起こすヨヌに、ハニは戸惑いを覚える。 そして、ふたりは母親とともに、MCSの研究者として知られる名医が、町にひそかに開いたという病院を訪ねる。しかしその医師は、「MCSは病気ではない」と話す。ここは病院ではなく、「MCS自立トレーニングセンター」。変異遺伝子の所有者たちが自立できるように支えるための場所、そしてなにより大切なのは、「子どもたちが自分自身を愛せるようになること」だと。 これまでの医学的な常識をくつがえすような言葉に、ハニの母は反発するが、ハニの心は揺れていた。――「わたしは、わたしがにくい。わたしのなかには怪物がいるから。だから怪物があらわれないように、ぎゅうっとおしこめている」 MCSは本当に病気なのか? ヨヌはなぜ変異を隠さないのか? ハニとヨヌの距離が少しずつ縮まり、謎があきらかになっていくなか、村の農場が何者かに襲われ、再びMCSの子どもたちに疑いの目が向けられる――。 「子どもが子どもに、子どもが大人にすすめる本」として、韓国で10万部を突破!! 著者プロフィール イ・ジェムン (イジェムン) (著) 1985年、釜山市生まれ。2017年に『어린이 시장 돌프(子ども市長ドルフ)』で第2回教保文庫童話公募展大賞、2020年に『식스팩(シックスパック)』で第9回子音と母音青少年文学賞大賞、2021年に本書『モンスター・チャイルド』で第1回四季節子ども文学賞大賞を受賞。2024年、本作が韓国で発行部数10万部を突破。小学校教師として教壇に立つかたわら、ベストセラー作家として自身の創作活動を両立させ、長編ファンタジー作品や短編集への参加などで、数多くの童話と青少年のための小説を発表し続けている。 山岸由佳 (ヤマギシユカ) (訳) 北海道出身。東京外国語大学卒業。テレビ番組制作会社勤務を経て、2001年に渡韓。現地にてディレクターとして韓国映画ドラマ情報番組を手がけた。2008年より韓日翻訳者として活動。訳書に『普通のノウル』『妖怪島のレストラン1 迷いこんだ少女』(評論社)。字幕翻訳作品にドラマ『イカゲーム2』や映画『ワンダーランド:あなたに逢いたくて』などがある。 スカイエマ (スカイエマ) (絵) 東京都生まれ。千葉大学看護学部卒。児童書・一般書の装画や挿絵や、新聞、雑誌の挿絵などを手がける。おもな作品に、『優しいおとな』(中央公論新社)、『ぼくとあいつのラストラン』(ポプラ社)、『林業少年』(新日本出版社)、『アサギをよぶ声』(偕成社)、『この夏の星を見る』(KADOKAWA)などがある。第46回講談社出版文化賞さしえ賞受賞。 出版社:評論社 ページ数:224 サイズ:四六判 発売日:2025年8月19日 ISBN:978-4-566-01472-5
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長い長い夜 ルリ(文・絵)カン・バンファ(訳)
¥1,540
原書:'긴긴밤' 〈出版サイトより〉 子どもに伝えたい、命の尊さと愛 韓国で第21回(2021年)文学トンネ子ども文学賞大賞を受賞。 地球で最後の一頭となったシロサイが、その懐で生まれたペンギンの子に、その最後の力をふりしぼって伝えたかったこととは・・・・・・。 自分は何者なのか、どうして生きぬかねばならないのか。つらくて眠れないような長い長い夜があったとしても、この命を精一杯生きようという勇気がわいてくるような物語。 著者ルリは、美しいイラストとユーモラスなストーリーが人気の作家で、本作でもオールカラーの挿絵がたっぷり入っている。韓国で「子どもに読んでほしい児童書NO.1」として、発売後わずか1年半で20万部を突破。 【編集担当からのおすすめ情報】 著者のルリさんは、2018年3月に絶滅危惧動物キタシロサイの最後のオスが死んだニュースにインスピレーションを受けて、この物語を書き始めたそうです。 途中、密猟や戦争など人間の理不尽さに打ちのめされますが、ルリさんの描く自然の美しいイラストに救われます。 児童書ではありますが、大人の方にも手にとっていただきたい一冊です。 出版社:小学館 ページ数:144 サイズ:A5判 発売日:2022年7月13日 ISBN:978-4-09-290657-0
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百の影 ファン・ジョンウン(著)オ・ヨンア(訳)
¥2,200
原書:'백의 그림자' 〈出版サイトより〉 〈「2000年代韓国文学における最も美しい小説」ついに邦訳 〉 「暴力あふれるこの世界で、好きでいられる(もの)なんてほんの少ししかない」 強大な力によってかけがえのない日常を奪われながらも、ひたむきに生きる2人のあたたかで切ない恋物語。 --------- 大都会の中心に位置する築40余年の電子機器専門ビル群。 再開発による撤去の話が持ち上がり、ここで働く人たちは〈存在していないもの〉のように扱われる。 ──弱き者たちに向かう巨大な暴力。 この場所を生活の基盤とするウンギョとムジェを取り巻く環境はきびしくなっていく。 しかし、そんな中でも二人はささやかな喜びで、互いをあたたかく支えあう。 2人が歩く先にはどんな希望が待っているのか……。 目次 ■森 ■つむじとつむじとつむじではないもの ■口を食べる口 ■停電 ■オムサ ■恒星とマトリョーシカ ■島 ■あとがき ■ふたたび、あとがき ■訳者あとがき 前書きなど 僕は鎖骨のくっきり浮き上がった人が好きです。 ──そうなんですね。 好きです。 ──鎖骨がですか? ウンギョさんのことが。 ──……あたし、鎖骨とかぜんぜんくっきりしてないけど。 くっきりしてなくても好きなんですから、ほんとに好きなんですよ。 著者プロフィール ファン・ジョンウン (ファン ジョンウン) (著) 1976年生まれ。2005年、短編「マザー」でデビュー。08年に短編集『七時三十二分 象列車』を発表。10年、『百の影』で韓国日報文学賞、12年、『パ氏の入門』で申東曄文学賞、14年、短編「誰が」で李孝石文学賞、15年、『続けてみます』で大山文学賞、17年、中編「笑う男」で金裕貞文学賞、『ディディの傘』で五・一八文学賞と萬海文学賞など数々の文学賞を受賞している。邦訳された作品に『誰でもない』(斎藤真理子訳、晶文社)、『野蛮なアリスさん』(斎藤真理子訳、河出書房新社)、『ディディの傘』(斎藤真理子訳、亜紀書房)、『続けてみます』(オ・ヨンア訳、晶文社)、『年年歳歳』(斎藤真理子訳、河出書房新社)がある。 オ・ヨンア (オ ヨンア) (訳) 翻訳家。在日コリアン三世。慶應義塾大学卒業。梨花女子大通訳翻訳大学院博士課程修了。訳書に『かけがえのない心』『大都会の愛し方』『天文学者は星を観ない』(以上、亜紀書房)、『世界の果て、彼女』(クオン)、『話し足りなかった日』(リトルモア)、『ママにはならないことにしました』(晶文社)、『秘密を語る時間』(柏書房)、『モノから学びます』(KADOKAWA)、『愛しなさい、一度も傷ついたことがないかのように』(東洋経済新報社)、『子どもという世界』(かんき書房)などがある。 出版社:亜紀書房 ページ数:184 サイズ:四六判 発売日:2023年10月25日 ISBN:978-4-7505-1819-0
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大都会の愛し方 パク・サンヨン(著)オ・ヨンア(訳)
¥1,980
原書:'대도시의 사랑법' キム・ゴウン ノ・サンヒョン主演 映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』原作 〈出版サイトより〉 彼を抱きしめると、俺はこの世のすべてを手に入れたような気がした。 光と影が渦巻く大都市ソウル。 最低賃金のバイトをしながら、くずみたいな文章を書きなぐって暮らす〈俺〉は、どれだけ派手に遊んでも、消せない孤独を抱えている。 そんな日々のなか、梨泰院(イテウォン)のクラブでバーテンダーとして働くギュホと出会い、愛を分かちあう。 しかし〈俺〉には、人に言えない〝秘密〟がある……。(「大都会の愛し方」) 喧騒と寂しさにあふれる大都会で繰り広げられる多様な愛の形。 さまざまに交差する出会いと別れを切なく軽快に描く。 韓国で新時代の文学として大きな話題を呼んだベストセラー連作小説。 目次 ・ジェヒ ・メバル一切れ宇宙の味 ・大都会の愛し方 ・遅い雨季のバカンス ・あとがき ・訳者あとがき 著者プロフィール パク・サンヨン (パク サンヨン) (著) 1988年、韓国・大邱(テグ)生まれ。2016年「パリス・ヒルトンを探してます」で文学トンネ新人賞を受賞し作家活動を始める。「メバル一切れ宇宙の味」(本書収録)で2019年若い作家賞大賞を受賞するなど、早くも2020年代を代表する新しい韓国文学の“顔”、最も将来が期待される作家の一人と位置づけられている。 著書に短編集『知られざる芸術家の涙とザイトゥーンパスタ』(第11回ホ・ギュン文学作家賞受賞、2018年)。エッセイ集『今夜は食べずに寝よう』(2020年)がある。 オ・ヨンア (オ・ヨンア) (訳) 翻訳家。在日コリアン三世。慶応義塾大学卒業。梨花女子大通訳翻訳大学院博士課程修了。2007年、第7回韓国文学翻訳新人賞受賞。梨花女子大通訳翻訳大学院講師、韓国文学翻訳院翻訳アカデミー教授。訳書にウン・ヒギョン『美しさが僕をさげすむ』、キム・ヨンス『世界の果て、彼女』、チョ・ギョンナン『風船を買った』(以上クオン)、イ・ラン『悲しくてかっこいい人』(リトルモア)、ハ・テワン『すべての瞬間が君だった』(マガジンハウス)がある。 出版社:亜紀書房 ページ数:246 サイズ:四六判 発売日:2020年11月11日 ISBN:978-4-7505-1673-8
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ある日、僕が死にました イ・ギョンヘ(著)小笠原 藤子(訳)
¥1,540
原書:'어느 날 내가 죽었습니다' 〈出版サイトより〉 「涙がとまらない」と韓国中で話題となり、5か国で累計40万部突破したベストセラー小説。親友を亡くした少女が、遺作の日記を手にしたことで始まる喪失と再生の物語。 著者プロフィール イ・ギョンヘ (イ ギョンヘ) (著) 晋州で生まれソウルで育つ。幼い頃、部屋で本を読んでいた経験から、小説家になる。 韓国外国語大学校フランス語教育科を卒業し、1992年文化日報新春文芸中編小説部門に「過去巡礼」が当選して文芸活動を始め、2001年『最後のコウモリ姫ミガヤ』で子供単行本部門韓国百想出版文化賞を受賞した。 同年、『うちの先生は最高だ!』》でSBSメディア大賞絵本翻訳部門に選ばれた。 絵本から小説まで多様な文章を書き、フランス語と英語の本を韓国語に訳す仕事をしている。 小笠原 藤子 (オガサワラ フジコ) (訳) 上智大学大学院ドイツ文学専攻「文学修士」。 現在、慶應義塾大学・國學院大學ほか、ドイツ語非常勤講師。 訳書に、『私が望むことを私もわからないとき 見失った自分を探し出す人生の文章』(ワニブックス)、『今日笑えればいいね 心向くまま自分らしく生きることにした』(ワニブックス)、『自分にかけたい言葉 ~ありがとう~』(講談社)、『+1cmLIFE たった1cmの差があなたの未来をがらりと変える』(文響社)などがある。 出版社:KADOKAWA ページ数:192 サイズ:四六判 発売日:2022年4月4日 ISBN:978-4-04-681301-5
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夢を売る百貨店 本日も完売御礼でございます イ・ミイェ(著)鈴木沙織(訳)
¥1,738
'달러구트 꿈 백화점 주문하신 꿈은 매진입니다' 〈出版サイトより〉 ここは、眠っているときにしか訪れることができない<ドルグート夢百貨店>。 どこかに存在するこの不思議な街の住人・ペニーは、そんな憧れの百貨店に就職したばかり。 店主ドルグート、個性豊かなマネージャーたち、作品を生み出す夢師、不思議な生き物ノクチルカや妖精たちに囲まれながら、さまざまな夢を買いにくる客たちと出会う。 気になるあの⼈の夢、家族の帰りを待ちわびる⽼⽝がみる夢、繰り返す悪夢、夢追い人がみる夢、いまは亡き⼈との再会―― 「<夢>はこんなにもリアルなのに、自分の無意識が作り出した幻に過ぎないなんてホントなんだろうか」。 著者のそんなふとした疑問から生まれた、やさしい連作短編集。 著者プロフィール イ・ミイェ (イ ミイェ) (著) 韓国釜山生まれ。釜山大学で材料工学を専攻し、半導体エンジニアとしての経歴を持つ。クラウドファンディングプロジェクト『お探しの夢は売り切れです(現・ 夢を売る百貨店)』にてデビュー作を発表し、支援者からの熱烈な支持を受けてファンディングを成功裏に収めた。 夢にみたことをよく覚えている方。好きなことは 8 時間ぐっすり寝てから働くこと。嫌いなことは寝る時間も取れずに徹夜で働くこと。 鈴木沙織 (スズキサオリ) (訳) 日英韓翻訳者。青山学院大学文学部英米文学科卒業後、オーストラリアのTAFE(職業専門学校)の通訳翻訳コースを修了。その後、韓国の梨花女子大学通訳翻訳大学院翻訳科修了。訳書に『SIGNAL 10億分の1の自分の才能を見つけ出す方法』『いますぐ名探偵 犯人をさがせ!』(文響社)などがある。 出版社:文響社 ページ数:340 サイズ:四六判 発売日:2022年7月11日 ISBN:978-4-86651-545-8
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あなたのことが知りたくて チョ・ナムジュ(著)松田 青子(著)デュナ(著)西 加奈子(著)ハン・ガン(著)深緑 野分(著)イ・ラン(著)小山田 浩子(著)パク・ミンギュ(著)高山 羽根子(著)
¥990
SOLD OUT
〈出版サイトより〉 べストセラー『82年生まれ、キム・ジヨン』のチョ・ナムジュによる、夫と別れたママ友同士の愛と連帯を描いた「離婚の妖精」をはじめ、人気作家12名の短編小説が勢ぞろい! 著者プロフィール チョ・ナムジュ (チョ ナムジュ) (著) 1978年ソウル生まれ。2011年に作家デビュー。17年『82年生まれ、キム・ジヨン』で今日の作家賞を受賞。同書は韓国で130万部、日本語版が23万部を超えるベストセラーに。近著に『サハマンション』。 松田 青子 (マツダ アオコ) (著) 1979年兵庫県生まれ。作家・翻訳家。2013年『スタッキング可能』でデビュー。21年『おばちゃんたちのいるところ』で世界幻想文学大賞・短編集部門を受賞。近著に、エッセイ『自分で名付ける』。 デュナ (デュナ) (著) 本名性別年齢経歴不明の覆面作家。ひとりの女性であるという説や3人の共同創作集団であるという説などがある。著書に『蝶戦争』『太平洋横断特急』『舅婦戦』など(未邦訳)。韓国科学小説家連帯2代目代表。 西 加奈子 (ニシ カナコ) (著) 1977年テヘラン生まれ。2004年『あおい』でデビュー。07年『通天閣』で織田作之助賞、13年『ふくわらい』で河合隼雄物語賞、15年『サラバ!』で直木賞を受賞。近著に『夜が明ける』など。 ハン・ガン (ハン ガン) (著) 1970年韓国・光州生まれ。2016年『菜食主義者』でアジア人初の国際ブッカー賞を受賞。その他の著書に『少年が来る』、『ギリシャ語の時間』『すべての、白いものたちの』『回復する人間』など。 深緑 野分 (フカミドリ ノワキ) (著) 1983年神奈川県生まれ。2010年「オーブランの少女」でミステリーズ!新人賞佳作に入選。16年『戦場のコックたち』、19年『ベルリンは晴れているか』でそれぞれ直木賞候補に。近著に『スタッフロール』など。 イ・ラン (イ,ラン) (著) 1986年ソウル生まれ。シンガーソングライター、エッセイスト、作家、イラストレーター、映像作家。著書に小説『アヒル命名会議』、エッセイ『悲しくてかっこいい人』『話し足りなかった日』など。 小山田 浩子 (オヤマダ ヒロコ) (著) 1983年広島県生まれ。2010年「工場」で新潮新人賞、織田作之助賞、広島本大賞を受賞。14年「穴」で芥川賞を受賞。その他の著書に『庭』『小島』など。 パク・ミンギュ (パク ミンギュ) (著) 1968年韓国・蔚山生まれ。2003年、『三美スーパースターズ 最後のファンクラブ』でハンギョレ文学賞と『地球英雄伝説』で文学トンネ新人作家賞をダブル受賞。その他の著書に『カステラ』『ピンポン』など。 高山 羽根子 (タカヤマ ハネコ) (著) 1975年富山県生まれ。2016年「太陽の側の島」で林芙美子文学賞大賞を受賞。著書に『オブジェクタム』『居た場所』『暗闇にレンズ』など。 出版社:河出書房新社 ページ数:288 サイズ:文庫判 発売日:2022年8月8日 ISBN:978-4-309-46756-6
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半分の半分の半分 チョン・ウニョン(著)米津 篤八(訳)
¥2,640
原書:'반에 반의 반' 〈出版サイトより〉 韓国日報文学賞受賞! 何歳になっても、泣いて笑って怒って愛して。人生はきっとなんとか大丈夫! あたたかくて生々しい傑作短編集。 ●収録作品 「私たちは私たちの味方となって」――旧友の娘に惹かれインタビューする小説家。 「父親になっておやり」――50年連れ添った父と「偽装離婚」した母の意外な言葉。 「半分の半分の半分」――チョゴリを脱いで水遊びする祖母。人生が輝く瞬間の記憶を描く。 「雲丹」――「おばあさん、すいませんが、この子をちょっと見てくれますか?」花見旅行は思わぬ展開に。 「ミョンジャさんに似て」――アメリカで父に守られてきた母。父を喪った後の人生の旅。 「私のやさしい乳首」――世を去ろうとしているキ・ギルヒョンさんの病室を訪れる女たち。 「春の夜」――老女二人の家に、ある日、赤ん坊を抱いた少女がついてきた。 「他の顔」――異国で暮らして30年、初めて盗難事件に遭って……。 「禁煙キャンプ」――年代も性格も生き方もさまざまな8人は、果たしてタバコをやめられるのか? 目次 私たちは私たちの味方となって 父親になっておやり 半分の半分の半分 雲丹(うに) ミョンジャさんに似て わたしのやさしい乳首 春の夜 他の顔 禁煙キャンプ 著者プロフィール チョン・ウニョン (チョン・ウニョン) (著) 2000年、東亜日報新春文芸コンテストに短編「針」が入選して作家デビュー。2003年「申東曄創作賞」、2004年「今年の芸術賞」、2025年「呉永寿文学賞」を受賞。邦訳された作品に長編小説『生姜』(新幹社)がある。他の著作に小説集『針』『明朗』『彼女の涙の使用法』『母さんも知ってのとおり』、長編小説『さよなら、サーカス』、散文集『苦くて甘い職業』『ドン・キホーテの食卓』など。本作で2023年「韓国日報文学賞」を受賞。 米津 篤八 (ヨネヅ トクヤ) (訳) 朝日新聞社勤務を経て、朝鮮語翻訳家。ソウル大学大学院で修士、一橋大学大学院で博士学位取得(朝鮮韓国現代史)。訳書に『コレアン・ドライバーは、パリで眠らない』(みすず書房)、『チャングム』(早川書房)、『夫・金大中とともに』(朝日新聞出版)、『n番部屋を燃やし尽くせ』(光文社)、『不便なコンビニ』(小学館)など多数。 出版社:講談社 ページ数:288 サイズ:四六判 発売日:2026年4月22日 ISBN:978-4-06-538251-6
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ウォーク・イン・クローゼット 綿矢 りさ
¥726
〈出版サイトより〉 “対男用”のモテ服好みなOL早希と、豪華な衣裳部屋をもつ人気タレントのだりあは、幼稚園以来の幼なじみ。危うい秘密を抱えてマスコミに狙われるだりあを、早希は守れるのか? わちゃわちゃ掻き回されっ放しの、ままならなくも愛しい日々を描く恋と人生の物語。表題作他「いなか、の、すとーかー」収録。 優柔男、身体目当ての男、不倫男――。 ヤツらの養分になんかならない。 私たちは戦う、きれいな服で武装して。 “対男用”のモテ服好みなOL早希と、 豪華な衣裳部屋をもつ人気タレントのだりあは、 幼稚園以来の幼なじみ。 危うい秘密を抱えてマスコミに狙われるだりあを、 早希は守れるのか? わちゃわちゃ掻き回されっ放しの、 ままならなくも愛しい日々を描く恋と人生の物語。 表題作他「いなか、の、すとーかー」収録。 綿矢りさパワー全開! わちゃわちゃな私たちの恋と人生に幸あれ。 服は口ほどにモノをいう。 おしゃべりというか、人間のいちばん無防備な部分は、 実は服なのかもしれません。 (解説より) コピーライター・尾形真理子 目次 いなか、の、すとーかー ウォーク・イン・クローゼット 女の歴史は、日記よりもクローゼットに刻まれている 尾形真理子 出版社:講談社 ページ数:288 サイズ:文庫判 発売日:2017年10月13日 ISBN:978-4-06-293771-9
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水車小屋のネネ 挿絵集 津村記久子(著) 北澤平祐(絵)
¥2,420
〈出版サイトより〉 『水車小屋のネネ』の世界が、カラフルなビジュアルで蘇る!新聞連載時の挿絵全点(300枚)に描き下ろしカラーイラスト70点、津村記久子の書き下ろし小説を収録した豪華でかわいい一冊。 出版社:毎日新聞出版 ページ数:272 サイズ:四六判 発売日:2025年10月22日 ISBN:978-4-620-32848-5
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サヨナラは言わない アントニオ・カルモナ(著) 加藤 かおり(訳)
¥1,760
〈出版サイトより〉 母をなくした少女の喪失と再生を描く物語 12歳のエリーズのパパはフランス人、ママは日本人。4年前にママが死んでからパパは心を閉ざしたまま。家で日本語を喋るのは禁止。日本のアニメをみるのも禁止。パパはたくさんのルールを作った。エリーズは、親友のステラとかくれて〈NARUTO-ナルト-〉を一緒に見ながら、パパの顔色をうかがう日々をすごしていた。そんなある日、日本からソノカおばあちゃんがやってきた! 日仏カップルのもとに生まれ、母親を亡くした子どもの心の喪失と家族の再生を描く、心あたたまる物語。2023年、フランス大手出版社ガリマール・ジュネス、テレラマ、RTL主催の児童文学新人賞受賞。 【編集担当からのおすすめ情報】 日本人のママが亡くなったあと、パズルにのめり込む12歳の女の子、エリーズ。 日本人の妻を亡くしたあと、娘のエリーズに日本語や日本のアニメを禁止して、泣きたいときはタマネギを切って涙をごまかすようになったパパ。 〈NARUTO-ナルト-〉のサスケに恋をして、エリーズと一緒にこっそり〈NARUTO-ナルト-〉をみる、親友のステラ。 恋人と分かれたばかりで傷心気味の美術の先生、ドドノン先生。 そして、娘が亡くなったあと、何も連絡をよこさない娘婿にしびれを切らして日本から単身フランスにやってきたソノカおばあちゃん。 この物語には、たくさんの愛すべきキャラクターが登場します。 書いたのは、今回がはじめての小説となるフランス人劇作家。2022年に京都に5カ月ほど滞在した経験をもとに本書を書き上げました。マルセイユで演劇を学び、パリでピエロになる修行を積んだ著者は、年間を通してフランス国内外の学校で子どもたちの前で一人劇を披露しています。日頃より子どもたちと多く接している著者が書いた本作は、フランス大手出版社ガリマール・ジュネス、テレラマ、RTLが共同主催する児童文学新人賞に、1458作品の中から選ばれました。 両親の文化的ルーツが異なる家庭に生まれ、片方の親が亡くなったことでその親の出身地との文化的なつながりを絶たれてしまった子どもの視点から、死と向き合い、親や友だち、学校の先生とのつながりを通して自分を見つめ直して再生していく、ときどき笑えてときどき泣ける、心あたたまる小説です。 目次 1 ジグソーパズルの箱と庭に掘られたふたつの穴 2 いろいろな決まりごとは、八歳のときに始まった…… 3 調律師とピアニストの伝説の出会い 4 わたしの頭のなかのジグソーパズル 5 タマネギのタルト 6 とってもとってもイケてる特徴 7 ステラとサスケ 8 ホットココアとたえきれないやさしさ 9 足りないピース 10 電話の向こう側 11 ピアノがある部屋 12 ステラのノリで 13 ソノカおばあちゃん 14 家を清める方法 15 小鉢にもりつけられたミカン 16 おばあちゃんVS大蛇丸 17 過去のものを使って…… 18 ステラがあの質問を…… 19 〈ドラゴンボール〉のほうがお気に入り 20 最高の一週間 21 ギョーザと競技会 22 “さようなら”とは言わない 23 完璧以上の現在 24 なんにも変わらないけれど、どんどん悪化 25 すご腕のコーチ 26 真っ向勝負 27 石壁に置かれたじょうろ 28 ジュニアの部 29 海の上を飛びながら…… 30 マニアックなわたしたち 31 うわさをすれば、なんとやら…… 32 竹林の先にあるお墓 謝辞 訳者あとがき 出版社:小学館 ページ数:256 サイズ:四六判 発売日:2025年2月13日 ISBN:978-4-09-290681-5
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ウエストウイング 津村記久子
¥990
SOLD OUT
〈出版サイトより〉 【文学/日本文学小説】設計事務所のOLネゴロ、絵が得意な小5のヒロシ、土壌解析会社の若手サラリーマンのフカボリ──3人の人生が雑居ビルの物置場で交差する。人が誰かとつながり、影響を与えあっていくことのかけがえなさを、圧倒的なディテールで明るく描いた傑作長編小説。 出版社:朝日新聞出版 ページ数:419 サイズ:文庫判 発売日:2017年8月7日 ISBN:978-4-02-264853-2
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私のおばあちゃんへ ユン・ソンヒ(著)ペク・スリン(著)カン・ファギル(著)ソン・ボミ(著)チェ・ウンミ(著)ソン・ウォンピョン(著)橋本智保(訳)
¥1,760
原書:'나의 할머니에게' 〈出版サイトより〉 年老いた女になるつもりはなかった。 その日その日を生きているうちに、いまにたどり着いただけ。 いまという日は、自分とはまったく関係のない他人のものでなければならなかった。 6人の女性作家が描く“おばあちゃん”アンソロジー おばあちゃん世代の作家オ・ジョンヒ(李箱文学賞、東仁文学賞と、韓国の二大文学賞を受賞。『鳥』で2003年ドイツのリベラトゥル賞受賞。現在は東仁文学賞の審査委員)は次のように述べている。 この小説集は、現代韓国文学の中心で熾烈な執筆活動をしている作家、六人六色の饗宴であると同時に、長い人生を送ってきたすべての「おばあちゃん」に捧げる賛歌でもある。老いていく私自身の姿や複雑な内面が見え、また、私が通過してきた道を生きている娘が、私自身が向かっている時間を生きた母親の姿がはっきりと見える。この作品集は老年に対する通念や偏見を破り、かといって下手なあきらめや和解も見られず、むしろ生の不可解さ、人間の存在の神秘さ、長い年月に堪えてきた人が放つ香りのようなものを読み手に伝える。紆余曲折と悲しみと心の傷によって、人間はかくも愛すべき存在でもあるのだということも。 (訳者あとがきより) <あらすじ> いつかおばあちゃんになることを夢見ていたのに「きのう見た夢」(ユン・ソンヒ)。 残されたフランスでの日記を手掛かりに孫が想像で描いたおばあちゃんの最後の恋「黒糖キャンディー」(ペク・スリン『惨憺たる光』)。 認知症になったおばあちゃんが何度も繰り返し伝えたのはトラブルの多い孫の未来のためだった「サンベッド」(カン・ファギル『別の人』)。 厳しかったおばあちゃんから遺された屋敷を処分するために久しぶりに足を運んだ私は、取り返しのつかない過去に引き戻される「偉大なる遺産」(ソン・ボミ『ヒョンナムオッパヘ』収録「異邦人」)。 女三世代で行ったテンプルステイで母の意外な一面を知り、母にだんだんと似てくる自分に気づく、ある穏やかな秋の日「十一月旅行」(チェ・ウンミ『第九の波』)。 ひとりで堅実に生きてきたはずが、いつの間にか老人だけのユニットに暮らす羽目に。二十一世紀後半の近未来を描くディストピア小説「アリアドネーの庭園」(ソン・ウォンピョン『アーモンド』『三十の反撃』)。 ミステリー、SF、ロマンス、家族ドラマなど、老いを描いた6編 目次 きのう見た夢 ユン・ソンヒ 黒糖キャンディー ペク・スリン サンベッド カン・ファギル 偉大なる遺産 ソン・ボミ 十一月旅行 チェ・ウンミ アリアドネーの庭園 ソン・ウォンピョン 訳者あとがき 著者プロフィール ユン・ソンヒ (ユン・ソンヒ) (著) 1973年生まれ。1999、東亜日報新春文藝に短編小説「レゴでつくった家」が当選する。短編集に『レゴでつくった家』『そこに、あなた?』『風邪』『笑うあいだ』『枕をする』『日々、エイプリルフール』、中編小説に『やさしい人』、長編小説に『見物人たち』などがある。 ペク・スリン (ペク・スリン) (著) 1982年生まれ。2011年、京郷新聞新春文藝に短編小説「嘘の練習」が当選する。短編集に『ポール・イン・ポール』『惨憺たる光』『夏のヴィラ』、中編小説に『親愛なる、親愛なる』などがある。 カン・ファギル (カン・ファギル) (著) 1986年生まれ。 2012年に京郷新聞新春文藝に短編小説「部屋」が当選する。短編集に『大丈夫な人』『ホワイト・ホース』、長編小説に『別の人』などがある。 ソン・ボミ (ソン・ボミ) (著) 1980年生まれ。2011年、東亜日報新春文藝に短編小説「毛布」が当選する。短編集に『彼らにリンディ・ホップを』『優雅な夜と猫たち』『マンハッタンの蛍』、長編小説に『ディア・ラルフ・ローレン』『小さな町』などがある。 チェ・ウンミ (チェ・ウンミ) (著) 1978年生まれ。2008年『現代文学』の新人推薦に短編小説「泣いて行く」が当選する。短編集に『あまりに美しい夢』『目連正伝』『雪で作った人』、中編小説に『昨日は春』、長編小説に『第九の波』などがある。 ソン・ウォンピョン (ソン・ウォンピョン) (著) 1979年生まれ。2016年、長編小説『アーモンド』で第十回チャンビ青少年文学賞を受賞。短編集に『他人の家』、長編小説に『三十の反撃』『プリズム』がある。現在、映画監督、シナリオ作家としても活躍している。 橋本智保 (ハシモトチホ) (訳) 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。 訳書に、鄭智我『歳月』、千雲寧『生姜』(共に新幹社)、李炳注『関釜連絡船(上・下)』(藤原書店)、朴婉緒『あの山は、本当にそこにあったのだろうか』(かんよう出版)、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』(段々社)、クォン・ヨソン『春の宵』(書肆侃侃房)『レモン』(河出書房新社)、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』、チョン・イヒョン『きみは知らない』(共に新泉社)、チェ・ウンミ『第九の波』(書肆侃侃房)など。 出版社:書肆侃侃房 ページ数:192 サイズ:四六 発売日:2021年9月9日 ISBN:978-4-86385-483-3
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夏のヴィラ ペク・スリン(著)/カン・バンファ(訳)
¥1,870
原書:'여름의 빌라' 〈出版サイトより〉 過去と現在が交差し、一瞬煌めいて消える―― 韓国で五つの賞に輝いた珠玉の短編集 いまやペク・スリンの小説は、母語と母国、母性の世界の不均質にまで手を伸ばす。普段は見られない母親の美しさに怯えて泣き出す子どものように、私もまたその過程にすっかり魅了された者のひとりだ。 ――キム・グミ(小説家)『あまりにも真昼の恋愛』著者 「黒糖キャンディー」(『私のおばあちゃんへ』)『惨憺たる光』に続くペク・スリン、待望の最新作 美しく繊細な文章で、宇宙ほどにも捉えがたい人の心を追いつづけるペク・スリン。決して完璧に理解しきることなどできようもないのだが、そこによぎる一筋の彗星のような軌跡を目の当たりにさせてくれる。前作『惨憺たる光』では、光に至るまでの深くもあてどない闇を置き去りにしない慈愛のような作品たちを届けてくれた。今作『夏のヴィラ』では、人と人、世界と世界の境界線を静かに見つめることで、私たちがこの入り組んだ世界でいかに関係しながら共存しているのかを考えさせてくれる。 『夏のヴィラ』は二〇二〇年に刊行された、ペク・スリンの三冊目の短編集である。著者は二〇一一年に短編「噓の練習」でデビューして以来、多数の文学賞を受賞してきた。なかでも本書は、合わせて五つの賞を受けている。「時間の軌跡」と「ひそやかな事件」で若い文学賞、「夏のヴィラ」で文知文学賞、「まだ家には帰らない」で現代文学賞、さらに本書自体は審査員満場一致で韓国日報文学賞に輝くという快挙を成し遂げている。(訳者あとがきより) <あらすじ> 初めてのヨーロッパ旅行で出会い親交を温めてきたドイツ人夫婦に誘われ、苦しい講師生活のなか気持ちがすれ違っていた夫と共に訪れたカンボジアのヴィラ。数日過ごすうち、夫とドイツ人夫婦の間に小さな諍いが起こり……「夏のヴィラ」。夫の希望で仕事を辞め、変わらない毎日を過ごすなかでの楽しみは、子供を送迎するときに見かける赤い屋根の家に住む空想をすることだった。そんななか、親友が開業したイタリアンレストランで出会った若い男性とのささやかな会話が引き起こした心のさざ波に……「まだ家には帰らない」。人と人、世界と世界の境界線を静かに描いた八つの短編を収録。 目次 時間の軌跡 夏のヴィラ ひそやかな事件 大雪 まだ家には帰らない ブラウンシュガー・キャンディ ほんのわずかな合間に アカシアの林、初めてのキス 著者あとがき 訳者あとがき 著者プロフィール ペク・スリン (ペクスリン) (著) (白秀麟/백수린) 1982年仁川生まれ。短編小説「噓の練習」(2011年京郷新聞新春文藝)でデビュー。2015年、2017年、2019年文学村若き作家賞、2018年文知文学賞、李海朝文学賞、2020年現代文学賞、韓国日報文学賞。著書に短編集『フォーリング・イン・ポール』『惨憺たる光』(書肆侃侃房刊)『今夜は消えないで』、中編小説『親愛なる、親愛なる』、エッセー『やさしい毎日毎日』などがある。 カン・バンファ (カンバンファ) (訳) (姜芳華) 岡山県倉敷市生まれ。岡山商科大学法律学科、梨花女子大学通訳翻訳大学院卒、高麗大学文芸創作科博士課程修了。梨花女子大学通訳翻訳大学院、漢陽女子大学日本語通翻訳科、韓国文学翻訳院翻訳アカデミー日本語科、同翻訳院アトリエ日本語科などで教える。韓国文学翻訳院翻訳新人賞受賞。訳書にペク・スリン『惨憺たる光』、チョン・ユジョン『七年の夜』『種の起源』、ピョン・ヘヨン『ホール』、チョン・ミジン『みんな知ってる、みんな知らない』、チョン・ソンラン『千個の青』など。韓訳書に柳美里『JR上野駅公園口』、児童書多数。著書に『일본어 번역 스킬(日本語翻訳スキル)』がある。 出版社:書肆侃侃房 ページ数:240 サイズ:四六 発売日:2022年4月1日 ISBN:978-4-86385-499-4
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贅沢な関係 川上佐都
¥1,760
〈出版サイトより〉 いつからだろう? 会えなくてもさみしいと思わなくなったのは。 あんなに一緒の時間を過ごしたのに、社会人になって、次第に自分の中心からこぼれて落ちていく存在ーー「友だち」。 注目の新鋭・川上佐都の瑞々しい筆致が冴えわたる! あの頃と同じではいられないもどかしさ、大人になった苦味が心に染みる、「青春のその後」の物語。 ☆☆☆変わりゆく関係と、身に覚えのある感情を掬いあげる全5編!☆☆☆ 「友だちなんてありがたい存在、がんばってつづけないと簡単に終わるんだけど?」 高校時代からの親友シバサキとドライブするニッタ。シバサキは何か言いたいことがあるようで? (「音めぐり」) 「うそつけ。きっと約束までの時間が長すぎて、会うモチベーションがなくなっただけだろ」 友人の結婚式の帰り道、りさは中学の同級生・毛利と数年ぶりに邂逅する。 (「あかし」) 「ならなにしたら友達なんですか……?」 友人が減ることに慣れた柊には、偶然出会った小学生・みつほの悩みがまぶしくてーー。 (「ルガっち」) 「あれ? あいつ……LINEグループ、抜けてんだけど」 弟たちの友達グループが崩壊する瞬間を目の前で見てしまった姉・藍は途方に暮れかかるが……。 (「崩せない光景」) 「えーこのコート、カーテンみたいなの? もう消えたいんだが……」 数年ぶりの高校の同窓会に出席した町田。みんなが懐かしく呼ぶ「マッチン」と「今の自分」は少し違うみたいだ。 (「色めき同窓会」) 著者紹介 著: 川上 佐都(カワカミ サト) 1993年生まれ。神奈川県鎌倉市出身。『街に躍ねる』で第11回ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞しデビュー。その他の著書に、『今日のかたすみ』『ほころぶしるし』がある。 出版社:講談社 ページ数:176 サイズ:四六変型 発売日:2026年03月19日 ISBN:9784065427903
