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結婚も出産もせず親になりました 非婚のわたしが養子と作る〈新しい家族〉 ペク ジソン(著)・藤田 麗子 (訳)
¥1,980
〈出版サイトより〉 「結婚しないということも、 養子を迎えるということも、 わたしにとっては ごく自然な選択だった。」 非婚を選んだ女性が養子縁組により2人の娘を育て、 考えたこと。 昔から、結婚をしてもしなくても 養子を迎えたいと思っていた。 未来を楽観できない世の中で子どもを産みたくはない。 きちんと面倒をみてもらえていない子どもたちが大勢いるのに、 わたしが新しく産まなくてもいいんじゃないかな? こんな考えも頭の中を占めていた。 ――本文より 編集者として20年働く著者は、結婚をせずに2人の子を養子として迎え、育てることに。 変化する結婚観や社会の制度と向き合い、新しい家族をつくっていく様子を綴った一冊。 本書を読めば、確信できるだろう。 子どもが幸せに育つために必要なのは、血縁でも男女の結婚でも規範に縛られた家庭でもないという事実を。 ――イ・ミンギョン(文化人類学者、『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』著者) 目次 第1章 新しい家族の誕生 第2章 養子縁組は「隠すもの」じゃない 第3章 娘たちの個性と才能 第4章 家族を取り巻く社会 第5章 韓国の養子縁組事情 第6章 子育てしやすい世の中にするには ――お金、仕事、社会の安全 著者プロフィール ペク ジソン (ペク ジソン) (著) 編集者。出版社トタルンウジュ(もう一つの宇宙)代表。20年間、編集者としてさまざまな組織での勤務を経て、2022年に出版社を設立。中国最後の母系社会として知られるモソ族に関する記事を読んだことをきっかけに現代版・母系家族の可能性を夢見るようになり、2010年と2013年に女児を養子縁組して育てている。2人の娘と一緒に世の中を学びながら、新たな知識と経験を積み重ねていくことに心をときめかせている。著書に『経済経営本の作り方』(2020年、未邦訳)、訳書に『少女たちの感情レッスン』(原題:YOU DON’T UNDERSTAND ME、タラ・ポーター著、2024年、未邦訳)がある。 藤田 麗子 (フジタ レイコ) (訳) フリーライター&翻訳家。福岡県福岡市生まれ。中央大学文学部社会学科卒業後、実用書、韓国エンターテインメント雑誌、医学書などの編集部を経て、2009年よりフリーライターになる。韓国文学翻訳院翻訳アカデミー特別課程第10期修了。訳書に『宣陵散策』(クオン)、著書に『おいしいソウルをめぐる旅』(キネマ旬報社)などがある。 出版社:大和書房 ページ数:256 サイズ:四六判 発売日:2024年9月14日 ISBN:978-4-479-39436-5
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「好き」な気持ちが私たちを救う チョン・ジヘ/原田里美 (訳)
¥2,310
'좋아하는 마음이 우릴 구할 거야' 〈出版サイトより〉 韓国・ソウルで独立系書店「私的な書店」を運営している店主チョン・ジへさんが燃え尽き症候群に陥り、そこからの回復の過程を描いた一冊。 夢をかなえれば幸せになれると信じていたのに夢をかなえたあとに向き合う現実についてはだれも教えてくれなかった。幸せなのに不幸せ。 この矛盾した気持ちを救ってくれたのはBTSだった。 何かを好きになり、愛することで、自分自身の心が満たされて癒やされていく。 「好き」な気持ちを失ってしまったあなたに贈る、 30代で推し活をはじめたジヘさんからの愛のメッセージ。 目次 Prologue 「好き」な気持ちを失くしたまま生きるあなたへ 1歩目 「好き」が人生の欠乏を満たしてくれました 人生は愛に導かれる 愛は私たちが探し求めた避難場所 「好き」との上手なつきあい方 熱烈に「好き」になることの贅沢 2歩目 「好き」な気持ちで自分を知ることができました 惨めな気持ちが私たちを育ててくれる 「好き」な気持ちにも倦怠感がある 自分の考古学者になる 知らなかったことを知って感動する センスの育成法 人生のBGM 3歩目 「好き」があれば自分を愛することができます 私たちが投げたメッセージボトル 本当の自分になりたい 音楽に寄りかかり、本にお世話になる日々 特別な友情 幸せを貯めましょう いつか終わりが来たとしても Epilogue あなたに生きる力をくれる愛は何ですか? SPECIAL THANKS TO 前書きなど 18歳、大好きだったオッパたち 33歳、一日の疲れを癒やしてくれるビールとドラマ 好きな曲だけを集めた思いのこもったプレイリスト 気だるい週末の午後 行きつけのカフェで飲む一杯のアインシュペナー ベッドに寝転んで好きな作家の本を読む時間 生きるのに精いっぱいで、自分の好みがわからなくて 夢中になれるものがなかった私たちへ あなたに生きる力をくれる 生きる力をくれた「愛」は何ですか? 著者プロフィール チョン・ジヘ (チョン・ジヘ) (著) 「私的な書店」店主。 幼いころから本が好きで、いつもそばには本があった。 将来、何になるかわからなくても、本にかかわる仕事をするであろうことだけは確信していた。 読者から編集者へ、編集者から書店員へと本と人生をともにしながら、自分らしく楽しみながら持続可能な方法を探す。 2016年10月、たったひとりのための「私的な書店」をオープンし、本屋店主となった。 心から好きなことは、ほかの人にも伝わるという信念を持ち、どんな形であっても好きという気持ちを失わず、本屋の中と外の世界を行き来しながら、人と本の出会いを作るための仕事をし続けたいと思っている。 原田里美 (ハラダサトミ) (訳) アートディレクター、グラフィックデザイナー。 2016年、ソウル大学校 言語教育院に語学留学し、 ソウル市内の本屋を30軒ほど巡る。 現在も韓国の本屋、出版物のリサーチと韓国文学について学び続け、 SNSで日韓の本や本屋を紹介している。 不定期に読書会と詩の朗読会を開催。 韓国のクリエイターのリトルプレスを翻訳刊行して文学フリマで販売している。 訳書に『私的な書店』(チョン・ジヘ著/葉々社)共訳書に『日刊イ・スラ 私たちのあいだの話』(イ・スラ著/朝日出版社)がある。 出版社:葉々社 ページ数:160 サイズ:B6変形判 縦170mm 横118mm 厚さ11mm がんだれ 発売日:2025/11/21 ISBN:978-4-910959-08-5
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私的な書店ーたったひとりのための本屋ー チョン・ジヘ / 原田里美(訳)
¥2,200
原書 '사적인 서점이지만 공공연하게' 〈出版サイトより〉 韓国・ソウルで独立系書店「私的な書店」を運営している店主チョン・ジへさんの初エッセイ。 読者から編集者へ、編集者から書店員へ、書店員から図書館スタッフへ。 場所と役割を変えながらもずっと本に携わる仕事をしてきた彼女がたどりついた先は、 本屋でお客さんに本を処方する「たったひとりのための本屋」だった。 好きな仕事を自分らしく、楽しんで、持続可能な方法で続けていくために悩んでいる すべての人に贈る彼女からのメッセージ。 本屋運営の喜びと葛藤のなかに小さなヒントが隠されている。 目次 日本の読者のみなさまへ はじめに 本は人生に可能性を植える「種」 真心不変の法則 初の書店授業 たまたま、書店員 勇気を出す瞬間 私の人生では私の選択だけが正解です 仕事の条件と環境 限界から解放される自由 疑念から確信へ 足して、引いて、作りあげる本屋 完璧な選択 欠如の別名 「私的な書店」は本屋ですか? 相談室ですか? 楽しむために本を読もう 九カ月間の全力疾走 それでも 必要不可欠な諦め 仕事の価値 あなたの本屋に投票してください 好きなものを好きだと言える勇気 挑戦ではなく試み オープンしてみてどうですか? おわりに 少しだけ自由に、少しだけ力を込めて 私的な年表 日本の読者のみなさまへ こんにちは。私は韓国で「私的な書店」を運営しているチョン・ジヘです。ひとりひとりに合わせて本を選び、お届けする「本の処方師」であり、今年の冬に三冊目の本の出版を予定しているエッセイストでもあります。 『私的な書店ーたったひとりのための本屋ー』は、私が書いた初めてのエッセイです。単なる読者でしかなかった私を作家としてデビューさせてくれた特別なこの本で、こうして再びデビューすることになりました。韓国から飛び出し、海外の読者にお披露目されるのも、これが初めての経験です。 本書は、私の仕事に関する歴史が詰まった本です。私は子供のころから本が大好きでした。大人になったら何になりたいかわからなかったけれど、本にかかわる仕事に就くであろうことだけは確信していました。読者から編集者へ、編集者から書店員へ、書店員から図書館スタッフへと場所と役割を変え、さまざまな角度から本に携わる仕事を経験してきました。その過程を経て、好きなことを足し算し、嫌なことを引き算して出した答えが、本を処方する「私的な書店」だったのです。新たな起業というよりも、自分だけのためのオーダーメイドの職業を作り出したのです。 小さな本屋を開きたいという夢ができてからは、時間さえできれば日本に行き、東京の「本屋B&B」や「SUNNY BOY BOOKS」、「カモメブックス」、京都の「恵文社一乗寺店」や「誠光社」、「ミシマ社の本屋さん」など、本屋を巡る旅をしながら多くのことを学びました。そこから得た経験とアイデアの源が「私的な書店」を作るときに、また、この本を書くうえで大切な土台となりました。日本で見て、聞いて、感じて、学んだことを、日本語でお伝えできるなんて、こんなにうれしいことはありません。 好きな仕事を自分らしく、楽しんで、持続可能な形で続けていくために、常に試行錯誤し、模索していく過程を詰め込んだこの物語は、「私的な書店」シーズン3の始まりを告げるところで終わります。現在「私的な書店」は坡州(パジュ)出版都市に移転し、シーズン4として営業を続けており、二〇二四年の十月で八周年を迎えます。店をオープンした当初からは想像もできなかった未来です。 必ずしも本に関する仕事でなくても、好きな仕事を自分らしく、楽しんで、持続可能な形で続けていくために悩んでいる方であれば、この本が小さなヒントになるのではないでしょうか。海の向こうから、私の応援の気持ちを送ります。 二〇二四年九月、韓国にて チョン・ジヘ 版元から一言 韓国・ソウルで独立系書店「私的な書店」を運営している店主チョン・ジへさんの初エッセイです。 好きな仕事を自分らしく、楽しんで、持続可能な形で続けていくためにはどうすればいいのか。 彼女は、常に試行錯誤し、模索していきます。 一見すると、本屋の物語かと思われそうですが、全編を通じて綴られるのは、仕事との向き合い方についてです。 コロナ禍以降、自分自身の働き方を見つめ直す時間が増えて、どう生きていくことが正しい答えなのか、悩んでいる人も多いと思います。 本書にはその答えが書かれているわけではありませんが、彼女が綴るその切実な言葉の数々のなかに小さなヒントが隠されているかもしれません。 著者プロフィール チョン・ジヘ (チョン・ジヘ) (著) 「私的な書店」店主。 幼いころから本が好きで、いつもそばには本があった。 将来、何になるかわからなくても、本にかかわる仕事をするであろうことだけは確信していた。 読者から編集者へ、編集者から書店員へと本と人生をともにしながら、自分らしく楽しみながら持続可能な方法を探す。 2016年10月、たったひとりのための「私的な書店」をオープンし、本屋店主となった。 心から好きなことは、ほかの人にも伝わるという信念を持ち、どんな形であっても好きという気持ちを失わず、本屋の中と外の世界を行き来しながら、人と本の出会いを作るための仕事をし続けたいと思っている。 原田里美 (ハラダサトミ) (訳) アートディレクター、グラフィックデザイナー。 2016年、ソウル大学校 言語教育院に語学留学し、 ソウル市内の本屋を30軒ほど巡る。 現在も韓国の本屋、出版物のリサーチと韓国文学について学び続け、 SNSで日韓の本や本屋を紹介している。 不定期に読書会と詩の朗読会を開催。 韓国のクリエイターのリトルプレスを翻訳刊行して文学フリマで販売している。 訳書に『私的な書店』(チョン・ジヘ著/葉々社)共訳書に『日刊イ・スラ 私たちのあいだの話』(イ・スラ著/朝日出版社)がある。 出版社:葉々社 ページ数:216 サイズ:B6変形判 発売日:2024年11月22日 ISBN:978-4-910959-05-4
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2人は翻訳している すんみ・小山内園子
¥1,980
それぞれが母語で書いたエッセイを、お互いに日本語、韓国語に翻訳するという、面白い試みがあります。 出版社:タバブックス ページ数:180 サイズ:四六判 発売日:2025.11.27 ISBN:9784907053789 〈出版サイトより〉 翻訳とは、ことばとは、それが生まれる世界とは。気鋭の韓日翻訳者2人がつむぎ合う、仕事、 社会、人生。母語で書いたエッセイをお互いが訳した一編を韓日二言語で収録。チョ・ナムジュ、チョン・セラン、カン・ファギル... 話題の韓国文学の翻訳を次々手掛ける韓日翻訳者のすんみ、小山内園子。日本でも大きな話題となったイ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』の共訳以来、仕事仲間として友人として固い絆で結ばれている2人。翻訳のために日々行っていること、ことばを生み出す背景を、それぞれの視点から綴る。 目次 はじめに Ⅰ. 2人は翻訳している 翻訳の戦慄と陶酔 小山内園子 一つだけの答えではなく、自分だけの答えを見つけていくという話 すんみ 翻訳者を友人に持つことの醍醐味 小山内園子 私の「オンニ」史 すんみ 参考書は『ガラスの仮面』 小山内園子 日本カルチャーという居場所 すんみ ロスト・イン・トランスレーション 小山内園子 しかたないという問題について すんみ 「今でもあなたは、わたしの光」 小山内園子 青山は私に、黙って生きるようにと言った すんみ 翻訳ができる体 小山内園子 世界へ踏み出すための、新しい地図 すんみ ささやかな「物語」に耳をすませる 小山内園子 新しい風景を求めて すんみ II. 두 사람은 번역하고 있다 2人それぞれの母語で書いたエッセイを、お互いに日本語、韓国語に翻訳しています 덧니와 오서방점 승미 八重歯とオ旦那ぼくろ 訳 小山内園子 できないこと、は個性になる 小山内園子 ‘못 하는 것’도 개성 訳 승미 おわりに 著者プロフィール すんみ(著) 翻訳者。早稲田大学文化構想学部卒業、同大学大学院文学研究科修士課程修了。訳書にチョン・セラン『屋上で会いましょう』『地球でハナだけ』、キム・グミ『敬愛の心』、チョ・ナムジュ『コマネチのために』、イム・キョンソン『そっと呼ぶ名前』、ウン・ソホル他『5番レーン』、キム・サングン『星をつるよる』、ユン・ウンジュ他『女の子だから、男の子だからをなくす本』など。 小山内園子(著) 韓日翻訳者、社会福祉士。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学校などで韓国語を学ぶ。訳書に、ク・ビョンモ『破果』『破砕』、カン・ファギル『別の人』『大丈夫な人』『大仏ホテルの幽霊』、イム・ソヌ『光っていません』、チェ・ソンウン『働きたいけど働けない私たち』、キム・イソル『わたしたちの停留所と、書き写す夜』など。など。著書に『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』(NHK 出版)がある。
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こちら、空港医療センター 救急ドクター奮闘記 シン・ホチョル
¥1,980
原書:‘공항으로 간 낭만 의사' 신호철 〈出版サイトより〉 仁川国際空港の医療センターでは予想外のことしか起こらない。旅先でケガをした人の緊急一次対応、欠航で手持ちの薬が切れた慢性疾患持ちの人、意志の疎通が難しい外国人。センター長を務める著者による驚きと苦労のエッセイ。 出版社:原書房 ページ数:272 サイズ:四六判 発売日:2025年3月25日 ISBN:978-4-562-07505-8
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はじめまして、ムンゲです。一匹の家族が教えてくれた、人生で大切なこと yeye (イェイェ)/菅原 光沙紀(訳)
¥1,870
SOLD OUT
近日中に再入荷予定です! 原書:'글멍' 〈出版サイトより〉 「この本は、ぼくが家族とすごす何気ない日々と、すべての人に伝えたいことをつづった一冊である」 SNS総フォロワー数20万人超!韓国でベストセラーになった犬のイラストエッセイが、ついに日本上陸! 「ウチの子が見る毎日は、どんな世界だろう?」 この本は、韓国に住む作家のyeyeが、14年間の人生を共にしたマルチーズのムンゲの視点に立って書いた、犬目線のほっこり日常イラストエッセイ。 読むだけで、周りの人や自分の人生を、もっと大切にしたくなる。 ●本書の内容 ・ムンゲが生まれた日 ・名前の由来 ・ママのエプロン ・ぼくだけの特等席 ・ムンゲ王 ・ぼくの友だち紹介 ・毛むくじゃら ・ぼくの心臓へ ・犬の天国 ・犬の時間と人間の時間 ……etc 著者プロフィール yeye (イェイェ) (著) アーティスト・エッセイ作家 日本の京都精華大学でアニメーションの学士号(2011年)と漫画・絵本コースの修士号(2013年)を取得後、故郷の韓国に帰国。 2022年に個展を開催し、画家としてデビューを果たす。アニメーションと絵画のテクニックを組み合わせて、自身の伴侶犬であるムンゲを芸術的に描きながら計4冊の書籍の出版と計2回の個展の開催に成功。 日本でのアーティスト活動は、本書が初めてとなる。 菅原 光沙紀 (スガワラ ミサキ) (訳) フリーランス翻訳者。 1998年生まれ。神奈川県出身。韓国・高麗大学環境生態工学部を卒業後、2023年よりフリーランスの翻訳者として産業翻訳やウェブトゥーン翻訳に携わる。 今年の秋から再び韓国に渡り、韓国文学翻訳院翻訳アカデミー正規課程に在籍中。 出版社:PHP研究所 ページ数:256 サイズ:四六判 発売日:2024年11月28日 ISBN:978-4-569-85824-1
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ムンゲ、君と出会えたから 15歳のマルチーズが教えてくれた「確かな幸せの見つけ方」 yeye (イェイェ)/菅原 光沙紀(訳)
¥1,980
SOLD OUT
近日中に再入荷予定です! 原書:'너에게 배운 예를 들면 고구마를 대하는 자세' 〈出版サイトより〉 「私の10年をあげるから、君にはもっと生きてほしい」」 ――そんな願いをこめて綴られた、涙と愛にあふれた一冊。 15歳で旅立ったマルチーズ・ムンゲ。 大切な存在との「お別れ」を前に、どう気持ちを整えればいいのか。私たちには何ができるのか。 韓国のアーティスト・yeyeが、最愛のパートナーであるムンゲとのお別れをやさしく受け入れていくための日々を描いたイラスト×エッセイ第二弾。 何気ない日常が、愛おしくてたまらない記憶になっていく。 読めばきっと、「今そばにいる誰かを、もっと大切にしたくなる」。 大切な人を思うすべての方へ贈りたい、静かで深い物語です。 【本書の内容】 ・尊くてふしぎな瞬間 ・小さいけれど確かな幸せ ・言葉にできないほどの愛はダンスで ・春が楽しいのは君のおかげ ・いそがしいムンゲ ・15歳のマルチーズに教わること ・絶対に忘れたくないから ・ついつい、君をさがしてしまう ・「はじめまして!」 ・眠くなる匂い ・特別だけど、特別じゃない一日 ……etc 著者プロフィール yeye (イェイェ) (著) アーティスト・エッセイ作家 日本の京都精華大学で2011年にマンガ学部アニメーションコースを卒業し、2013年に大学院マンガ研究科修士課程を修了。その後、故郷の韓国に帰国。 2022年に個展を開催し、画家としてデビューを果たす。アニメーションと絵画のテクニックを組み合わせて、自身の伴侶犬であるムンゲを芸術的に描きながら、韓国内で計4冊の書籍の出版と計2回の個展の開催に成功。日本では『はじめまして、ムンゲです。 一匹の家族が教えてくれた、人生で大切なこと』(PHP研究所)を2024年に初刊行。 菅原 光沙紀 (スガワラ ミサキ) (訳) 韓日翻訳者 1998年生まれ。神奈川県出身。高麗大学環境生態工学部卒業。フリーランスの翻訳者として産業翻訳やウェブトゥーン翻訳、出版翻訳に携わる。現在は韓国文学翻訳院翻訳アカデミー正規課程に在籍中。訳書にyeye著『はじめまして、ムンゲです。 一匹の家族が教えてくれた、人生で大切なこと』(PHP研究所)がある。 出版社:PHP研究所 ページ数:296 サイズ:四六判 発売日:2025年8月1日 ISBN:978-4-569-85951-4
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本を作るのも楽しいですが、売るのはもっと楽しいです。 金承福 (キムスンボク)
¥2,420
〈出版サイトより〉 大学の先輩が手書きで韓国語に訳してくれた吉本ばななの『キッチン』、茨木のり子の詩に重ねた民主主義への思い、ハン・ガンの初邦訳作品『菜食主義者』刊行の舞台裏――互いの国の物語をつないできた人々の情熱が、日韓文学の未来をひらく。出版社クオンの社長による、読むことへの愛と信頼に満ちたエッセイ! 目次 はじめに 韓国文学ブームに前史あり さぁ、社長の仕事をしなくちゃ 広告コピーで学んだ日本語 「第一子」はハン・ガン『菜食主義者』 スーザンと二人の老詩人 朴景利先生の『土地』 友だちになること 本の中の小道 戒厳令の夜 社長の仕事 詩の魔法 Kビレッジだなんて 神保町の隣人たち 情熱に満ちたたくさんの人々 人生の師、金石範先生 企画が動き出すとき 池明観先生の卒論指導 馬鍾基さんとその父をめぐる時間旅行 上・下 大きな世界観――李光洙と波田野先生 『広場』と崔仁勲先生 私を育ててくれたのは八割が風だった 本の処方箋 ノーベル文学賞をハン・ガンの引き出しにしまっておいた Poem Post――四元康祐さん 桃のような人 交流の扉をひらく 人と人が出会うという、とてつもないこと 出版都市、坡州で 文学と食べ物 ソウル国際ブックフェア 韓国と日本の「街の本屋」 書店が地域を育てる おわりに 本書に登場する韓国文学の作家たち 著者プロフィール 金承福 (キムスンボク) (著) 金承福(キムスンボク) 1969年,韓国全羅南道霊光郡生.ソウル芸術大学で現代詩の創作を学び,1991年に日本に留学.日本大学芸術学部文芸科を卒業後,広告業界で働く.2007年に出版社〈クオン〉を設立.2011年,K-BOOK振興会設立.2015年には神田神保町に韓国語原書書籍・韓国関連本を専門に扱うブックカフェ〈CHEKCCORI(チェッコリ)〉をオープン.トークイベントや文学ツアーなど,日本と韓国の文学をつなぐ出版活動を幅広く行っている. 出版社:岩波書店 ページ数:212 サイズ:四六判 発売日:2025年11月21日 ISBN:978-4-00-061730-7
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ひとりだから楽しい仕事 日本と韓国、ふたつの言語を生きる翻訳家の生活 クォン・ナミ/藤田 麗子(訳)
¥2,640
原書:'혼자여서 좋은 직업' 권남희 〈出版サイトより〉 村上春樹、小川糸、三浦しをん、益田ミリ作品など300作品以上を翻訳! 韓国の日本文学ファンから絶大な支持を得る人気翻訳家がユーモアたっぷりにつづる日常エッセイ。 小川糸さん推薦! 「人生という果てのない荒野を、軽やかにスキップしながら切り拓いていくナミさんの後ろ姿が、とても眩しく、美しい。」 【目次】 プロローグ おばあちゃんになっても翻訳を続けたい 日本との縁 第1章 今日は仕事をがんばるつもりだったのに テレビの中の翻訳家/私の本だと言いたくて/日本小説がブームだった頃/翻訳料金が上がった理由/印税か? 買い切りか? ほか 第2章 銭湯の娘だった翻訳家 辞書の編集者/40代の佐野洋子/訳注をつける/紀伊國屋書店/史上最年長の芥川賞受賞者/ある作家の人生/小川糸さんに会った日 ほか 第3章 著者になってみると GUCKKASTEN ハ・ヒョヌさんの推薦文が欲しくて/ペ・チョルスの音楽キャンプ/お母さん、私すごいでしょ?/本を書きなさい、ナミさん/読者から届いた健康アドバイス/古本を買ったら ほか 第4章 ごくろうさま、あなたも私も 憂うつはインドア派の相棒/Sから始まる言葉/コピーライターになりたかったけれど/愛犬ナムの旅立ち ほか エピローグ 再び二人で 訳者あとがき 著者プロフィール クォン・ナミ (クォン ナミ) (著) クォン・ナミ:1966年生まれ。韓国を代表する日本文学の翻訳家。エッセイスト。20代中頃から翻訳の仕事を始め、30余年間に300冊以上の作品を担当。主な訳書に村上春樹『村上T 僕の愛したTシャツたち』『シドニー!』『パン屋再襲撃』『村上ラヂオ』、小川糸『食堂かたつむり』『ツバキ文具店』『ライオンのおやつ』、恩田陸『夜のピクニック』、群ようこ『かもめ食堂』、天童荒太『悼む人』、益田ミリ『僕の姉ちゃん』シリーズ、角田光代『紙の月』、三浦しをん『舟を編む』、朝井リョウ『何者』、東野圭吾『宿命』、黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』『続 窓ぎわのトットちゃん』、鈴木のりたけ『大ピンチずかん』、ヨシタケシンスケ『メメンとモリ』など。著書に『スターバックス日記』、『ひとりだから楽しい仕事』(日本語版は2023年、平凡社刊)、『翻訳に生きて死んで』(日本語版は2024年、平凡社刊)、『ある日、心の中にナムを植えた My Dog’s Diary』などのエッセイ集がある。 藤田 麗子 (フジタ レイコ) (訳) 藤田麗子:フリーライター、翻訳家。福岡県福岡市生まれ。中央大学文学部社会学科卒業。訳書にクォン・ナミ『翻訳に生きて死んで――日本文学翻訳家の波乱万丈ライフ』『ひとりだから楽しい仕事――日本と韓国、ふたつの言語を生きる翻訳家の生活』(平凡社)、キム・ジェシク『たった1日もキミを愛さなかった日はない』(扶桑社)、キム・ウンジュ『悩みの多い30歳へ。――世界最高の人材たちと働きながら学んだ自分らしく成功する思考法』(CCCメディアハウス)、チョン・ドオン『こころの葛藤はすべて私の味方だ。――「本当の自分」を見つけて癒すフロイトの教え』、クルベウ『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』(以上、ダイヤモンド社)、ハン・ソルヒ『あたしだけ何も起こらない――“その年”になったあなたに捧げる日常共感書』(キネマ旬報社)などがある。 出版社:平凡社 ページ数:240 サイズ:四六判 発売日:2023年1月20日 ISBN:978-4-582-83916-6
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面倒だけど、幸せになってみようか 日本文学翻訳家の日常 クォン・ナミ/藤田 麗子(訳)
¥2,640
原書:'귀찮지만 행복해 볼까' 권남희 〈出版サイトより〉 村上春樹、小川糸、群ようこ作品などの韓国語訳を手がける著者がつづる、翻訳した本や作家にまつわるエピソード、講演やインタビュー取材の裏側、娘と愛犬と過ごす日々、日本やヨーロッパへの旅……翻訳家として、人気エッセイストとして、シングルマザーとして生きる愉快な日常を描いたエッセイ集! 「ささやかで中毒性がある文章。 クォン・ナミのエッセイは本当に面白い!」 ――チョン・セラン(小説家)さん、推薦! 【目次】 プロローグ たしかに事実だ 第1章 村上春樹さんに人生相談 村上春樹さんに人生相談/ノーベル文学賞とインタビュー/安西水丸さんのイラスト/村上春樹式ポジティブ思考/日本の編集者にもらった本/イ・ドンジンの赤い本屋/アメリカーノとフレッシュジュース/ビビりだけど怒ることもある/かもめ食堂の彼女/誤解を残したまま去らないで/この場を借りて励ましを 第2章 雑談です アップルとグーグル/人脈なのか、フォロー脈なのか/小川糸さんからのメール/彼女の詩集のタイトル/無知なのか、無礼なのか/異業種の人々の襲撃/退職後にかける言葉/片足を挟んでドアを閉める/こんがらがるタイトル/見間違い/雑談です 第3章 ナミさんは幸せですか? こんな子どもだった 1/こんな子どもだった 2/緊張で震えた初めての講演/翻訳するおばさん/もう認めよう/ナマケモノがのろまな理由/この人生、駄作ではなかった/ナミさんは幸せ?/同窓会に行かない理由/人生を脅かす更年期/スランプのヤツめ/私にとってもおなじみの午前3時 第4章 わが子の気持ちは翻訳できません 立場が逆転/あなたの母を卒業する/わが町のしつけ番長/21年ぶりに解凍された縁/アルバイトの先輩としてのアドバイス/愛するわんこ、ナム/そこまで泣くほどのことかな?/わが子の気持ちは翻訳できません/人間関係 第5章 新聞に私が載ったよ 私の運命がうらやましいだなんて/親孝行とディスの境界線/最初からそうすればよかった/母の話/新聞に私が載ったよ/恋しい父/おばあさんの恋/うっぷんをぶつけるときは/95歳が欲しいもの/嚙み合わない会話 第6章 ときには世の中を楽しみます 齢50にしてGUCKKASTEN の推し活をする/『ツバキ文具店』の鎌倉/大特価! 松山2泊3日の旅/もっと歳をとる前に1カ所でも/旅はタイミング/心を開くということ/東ヨーロッパ旅行での発見/またいつもの場所に戻って エピローグ 面倒だけど、幸せになってみようか 訳者あとがき 著者プロフィール クォン・ナミ (クォン ナミ) (著) クォン・ナミ:1966年生まれ。韓国を代表する日本文学の翻訳家。エッセイスト。20代中頃から翻訳の仕事を始め、30余年間に300冊以上の作品を担当。主な訳書に村上春樹『村上T 僕の愛したTシャツたち』『シドニー!』『パン屋再襲撃』『村上ラヂオ』、小川糸『食堂かたつむり』『ツバキ文具店』『ライオンのおやつ』、恩田陸『夜のピクニック』、群ようこ『かもめ食堂』、天童荒太『悼む人』、益田ミリ『僕の姉ちゃん』シリーズ、角田光代『紙の月』、三浦しをん『舟を編む』、朝井リョウ『何者』、東野圭吾『宿命』、黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』『続 窓ぎわのトットちゃん』、鈴木のりたけ『大ピンチずかん』、ヨシタケシンスケ『メメンとモリ』など。著書に『スターバックス日記』、『ひとりだから楽しい仕事』(日本語版は2023年、平凡社刊)、『翻訳に生きて死んで』(日本語版は2024年、平凡社刊)、『ある日、心の中にナムを植えた My Dog’s Diary』などのエッセイ集がある。 藤田 麗子 (フジタ レイコ) (訳) 藤田麗子:フリーライター、翻訳家。福岡県福岡市生まれ。中央大学文学部社会学科卒業。訳書にクォン・ナミ『翻訳に生きて死んで――日本文学翻訳家の波乱万丈ライフ』『ひとりだから楽しい仕事――日本と韓国、ふたつの言語を生きる翻訳家の生活』(平凡社)、キム・ジェシク『たった1日もキミを愛さなかった日はない』(扶桑社)、キム・ウンジュ『悩みの多い30歳へ。――世界最高の人材たちと働きながら学んだ自分らしく成功する思考法』(CCCメディアハウス)、チョン・ドオン『こころの葛藤はすべて私の味方だ。――「本当の自分」を見つけて癒すフロイトの教え』、クルベウ『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』(以上、ダイヤモンド社)、ハン・ソルヒ『あたしだけ何も起こらない――“その年”になったあなたに捧げる日常共感書』(キネマ旬報社)などがある。 出版社:平凡社 ページ数:228 サイズ:四六判 発売日:2025年11月18日 ISBN:978-4-582-83993-7
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翻訳に生きて死んで 日本文学翻訳家の波乱万丈ライフ クォン・ナミ/藤田 麗子(訳)
¥2,750
原書:'번역에 살고 죽고' 권남희 〈出版サイトより〉 村上春樹、村上龍、恩田陸作品ほか日本文学の韓国語訳を手がける人気翻訳家がつづる、厳しくも楽しい翻訳人生。読解と翻訳の違い、方言をどう訳すか、翻訳料ウラ話、編集者との関係づくり……翻訳家を目指す人へのアドバイスも満載のエッセイ集! ■村井理子さん(翻訳家、エッセイスト)推薦! 「クォン・ナミさんには勝てません。とんでもない量の翻訳を軽やかにこなす名文家。私の憧れの人です。」 〈目次〉 はじめに――私の翻訳人生の8割は“運” 改訂版に寄せて――いつまでもこの場所で翻訳をする人でいたい ■第1章 翻訳の海に足を浸す キジの代わりに鳳凰! 暇人の日々 ニート、羽ばたく 代理翻訳の悲哀 忘れられない、初めての翻訳書 企画のネタを探しに日本へ いっそ私が書こう 初めてのベストセラー誕生 翻訳家になりたい、ですって? 〈コラム〉翻訳家を目指す人のためのQ&A ■第2章 夜型翻訳家の孤軍奮闘 ちびっこマネージャー 訳者あとがきのための弁解 シングルマザーになった日 仕事が軌道に乗る 娘の将来の夢 翻訳家の一日 翻訳死するところだった! 名刺作り 編集者との関係 新人翻訳家へのアドバイス 〈コラム〉翻訳料金について ■第3章 翻訳の実際 解釈と翻訳の違い 直訳と意訳の間で 部品か? ビニール袋か? おばあさんはおばあさんらしく 方言の味 作家に会う――恩田陸さんの訪韓/大江健三郎講演会へ 作家にメールを送る あとがきに込めた思い 私の企画は終わらない ■第4章 書くことの幸せ 両親の書き取り大会 初めての執筆依頼 日本語翻訳2等賞? コラムを書く楽しみ 〈コラム〉いい作品は私の活力――私が愛する本 訳者あとがき 著者プロフィール クォン・ナミ (クォン ナミ) (著) クォン・ナミ:1966年生まれ。韓国を代表する日本文学の翻訳家。エッセイスト。20代中頃から翻訳の仕事を始め、30余年間に300冊以上の作品を担当。主な訳書に村上春樹『村上T 僕の愛したTシャツたち』『シドニー!』『パン屋再襲撃』『村上ラヂオ』、小川糸『食堂かたつむり』『ツバキ文具店』『ライオンのおやつ』、恩田陸『夜のピクニック』、群ようこ『かもめ食堂』、天童荒太『悼む人』、益田ミリ『僕の姉ちゃん』シリーズ、角田光代『紙の月』、三浦しをん『舟を編む』、朝井リョウ『何者』、東野圭吾『宿命』、黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』『続 窓ぎわのトットちゃん』、鈴木のりたけ『大ピンチずかん』、ヨシタケシンスケ『メメンとモリ』など。著書に『スターバックス日記』、『ひとりだから楽しい仕事』(日本語版は2023年、平凡社刊)、『翻訳に生きて死んで』(日本語版は2024年、平凡社刊)、『ある日、心の中にナムを植えた My Dog’s Diary』などのエッセイ集がある。 藤田 麗子 (フジタ レイコ) (訳) 藤田麗子:フリーライター、翻訳家。福岡県福岡市生まれ。中央大学文学部社会学科卒業。訳書にクォン・ナミ『翻訳に生きて死んで――日本文学翻訳家の波乱万丈ライフ』『ひとりだから楽しい仕事――日本と韓国、ふたつの言語を生きる翻訳家の生活』(平凡社)、キム・ジェシク『たった1日もキミを愛さなかった日はない』(扶桑社)、キム・ウンジュ『悩みの多い30歳へ。――世界最高の人材たちと働きながら学んだ自分らしく成功する思考法』(CCCメディアハウス)、チョン・ドオン『こころの葛藤はすべて私の味方だ。――「本当の自分」を見つけて癒すフロイトの教え』、クルベウ『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』(以上、ダイヤモンド社)、ハン・ソルヒ『あたしだけ何も起こらない――“その年”になったあなたに捧げる日常共感書』(キネマ旬報社)などがある。 出版社:平凡社 ページ数:244 サイズ:四六判 発売日:2024年3月8日 ISBN:978-4-582-83958-6
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JOGUMAN ちっぽけなぼくらの存在理由 ジョグマンスタジオ
¥1,870
原書:'우리는 조구만 존재야' 개정증보판 Joguman Studio 〈出版サイトより〉 「300万年生きても、人生はむずかしい」…地球の隅っこで暮らす恐竜「ブラキオ」が投げかける、何気ない人生の質問。「300万歳の恐竜の体験する日常」のマンガを通し、ユニークな新しい視点、自分を肯定できる考え方、力を抜いて生きるヒント、日々の小さな幸せへの気づきを得られる。かわいいキャラクターが登場するマンガ形式の親しみやすさながら、哲学書のような深みがあると韓国で10万部のベストセラーに。発売後もブラキオと仲間のキャラクターの人気は高く、企業、病院、スポーツチームなどともコラボが行われ、多彩なプロジェクトでその世界を広げている。ブラキオが伝える「ぼくたちは小さくてもそれぞれが大切な存在だ」というメッセージを受け、韓国では発売後、「ありのままの自分でいてもいいんだと伝えてくれる本」「この本があることで生きていける」「読むだけで笑顔になれる」といった、熱心な読者の声が多く寄せられ続けている。 300万歳の恐竜ブラキオの日常探求。がんばることに疲れたら心を少し休ませよう。恐竜ブラキオを通して気づく自分らしい生き方、日々の小さな幸せ…。じんわり沁みる36の短編マンガ。韓国で大人気のキャラクターブランド、JOGUMAN、初の日本語版書籍。 目次 1 ぼくはこんな恐竜だよ(雨の日にはエビフライ;家事;最も希望に満ちた時間;眠れない夜にはカボチャスープを;洗濯;琴線に触れる;ものすごく些細なこと;いちばん自信のあるもの;アンキロの告白) 2 きみといっしょにいるときのぼく(ささやかだけどうれしいプレゼント;父さんは「チコンナム」;変わった姿勢のおばさん;崩れた城;ウマ;締め切り前に連絡がくると;世界一美しい単語;犬;黄色い家;ひと口のゆくえ;無関心のフォルダ;ブダペスト行きの飛行機) 3 この世は生きがいのある場所だろうか?(生存の危機;すべての望みをかなえたら;アヒル白鳥;昔ながらのチューインガム;かたつむりのつむちゃん;ククス;知らないほうがよかったこと;見知らぬ人の祈り;宇宙のチリ;人生は迷路) 4 終わったと思ったでしょ?(落とし物ボックス;なにも;ピアスと親知らず;クリエーターの宿命;雪だるまを作り直す人たち;作者の言葉―ようやく到着した手紙;おまけ) 出版社:主婦の友社 ページ数:304 サイズ:四六判 発売日:2025年12月10日 ISBN:978-4-07-462640-3
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朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』 キム・ジニョン/小笠原藤子 (著)
¥2,420
原書:'아침의 피아노' 〈出版サイトより〉 ノーベル賞作家ハン・ガンが3回読んだ本:「しばらく外国にいたとき、この本を1日いちど、3回読んだ。毎日読んでもいい本」 日常がシャッターを下ろすように中断されると知った時に……残ったのは「愛」だった。 『朝のピアノ』は、キム・ジニョン先生が天に召される三日前、意識混濁状態に入る直前まで、メモ帳に書き留められた生の日記である。 哲学者/美学者として著名であった著者が死を意識せざるを得なくなったとき、より明確に感じ取るようになったのは世界の美しさや愛、ささやかな日常のおもしろさだった。 〈雨降りの日、世界は深い思索に濡れる。そんなときは、世界が愛を待つ気持ちでいっぱいだということを知っている。わたしがどれほど世界を愛しているかも〉 〈もっと長生きしなければならないのは、もっと生きながらえるためではない。後回しにしてきたことに対する義務と責任を遂行するためだ〉 どこから読んでも静かに心に染みわたる一節が見つかる一冊。 〈本書は、多方面で活躍された著者が人生に幕を下ろす三日前までをメモに綴った日記である。だが、逆説的な部分があるとしても、焦点はあくまで「生」にあり、忍び寄る最期にあるのではない。彼が描く日常生活の何気ないワンシーンは、むしろ牧歌的ですらある。不安を抱えながらも、冷静さを保とうと努め、前向きな姿勢を取り続ける。生への執着および葛藤、愛着、賛美、そして周囲へ向ける視線、配慮、感謝、愛。音楽や文学で色付けられ、重厚でいてシンプル。そして最期まで守り続けた、人としての威厳に心打たれる。淡々と綴られているにもかかわらず、この日記は奥深い。(訳者あとがきより)〉 著者プロフィール キム・ジニョン (キムジニョン) (著) 哲学者/美学者 高麗大学ドイツ語独文学科と同大学院を卒業し、ドイツのフライブルク大学大学院(博士課程)留学。フランクフルト学派の批判理論、特にアドルノとベンヤミンの哲学と美学、ロラン・バルトをはじめとするフランス後期構造主義を学ぶ。小説、写真、音楽領域の美的現象を読み解きながら、資本主義の文化および神話的な捉えられ方を明らかにし、解体しようと試みた。市井の批判精神の不在が、今日の不当な権力を横行させる根本的な原因であると考え、新聞・雑誌にコラムを寄稿。韓国国内の大学で教鞭をとり、哲学アカデミーの代表も務めた。バルト『喪の日記』の韓国語翻訳者としても知られる。 小笠原藤子 (オガサワラフジコ) (著) 上智大学大学院ドイツ文学専攻「文学修士」。現在、慶應義塾大学・國學院大學他でドイツ語講師を務める傍ら、精力的に韓国語出版翻訳に携わる。訳書にチョン・スンファン『自分にかけたい言葉 ~ありがとう~』(講談社)、リュ・ハンビン『朝1 分、人生を変える小さな習慣』(文響社)、イ・ギョンヘ『ある日、僕が死にました』(KADOKAWA)、ケリー・チェ『富者の思考 お金が人を選んでいる』(小社)など多数。 出版社:CEメディアハウス ページ数:272 サイズ:四六変型判 発売日:2025年3月28日 ISBN:978-4-484-22127-4
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増補新版 女ふたり、暮らしています。 キム・ハナ ファン・ソヌ/清水知佐子(訳)
¥2,090
SOLD OUT
近日中に再入荷予定です! 原書:'여자 둘이 살고 있습니다' 김하나, 황선우 〈出版サイトより〉 ★★★王谷晶さん(『ババヤガの夜』ダガー賞受賞) 絶賛! 掃除魔と散らかし魔、フリーランスと会社員、そして女と女。 共同生活って、異なるスキルとジョブを持つ者同士でパーティを組む冒険だ。 人と人が共に暮らしていく、そんな当たり前のことが こんなにも眩しく、愉しく、羨ましい。 こんな女たちの生活が、本当に珍しくもない ふつうのことになるといいのに……! ★★★ニューヨークタイムズも注目! キム・ハナ、ファン・ソヌは家族の概念を再定義する。 『女ふたり、暮らしています。』は韓国でベストセラーとなり、 週一度のポッドキャスト「女ふたり、トークしています。」は数十万人のリスナーを結集させ、 結婚という枠組みを超えた同居形態を維持しながら 伝統的な家族構成に挑戦する韓国人、特に女性たちに声を与えている。 ーーーーーーー シングルでも結婚でもない新しい家族の形で 日韓をざわつかせたベストセラーが帰ってきた! 気の合う友人を「人生のパートナー」として 暮らす二人の日々を描いた、 温かくもユニークな名文に心打たれるエッセイ。 愛猫との別れについて書いた「ゴロを見送る」 ほか48Pを追加した決定版! 著者プロフィール キム・ハナ (キムハナ) (著) 性別・生まれた年:女・1976年 釜山・海雲台出身。19歳の時からソウルに住み、多種多様な住居形態を経験してきた。2016年12月にファン・ソヌと一緒に暮らしはじめ、以前にはなかった安定感と混乱を同時に迎え入れた。最近は、読んで、書いて、聞いて、話すことを生業としている。著書に『話すことを話す』『アイデアがあふれ出す不思議な12の対話』(ともに清水知佐子訳、CEメディアハウス刊)ほか、『金色の鐘音』(未邦訳)、母であるイ・オクソンとの共著に『ビクトリー・ノート』(未邦訳)などがある。 ファン・ソヌ (ファンソヌ) (著) 性別・生まれた年:女・1977年 釜山・広安里出身。18歳の時ソウルに上京。麻浦区でひとり暮らしを続けてきたが、2016年12月からキム・ハナと猫4 匹と一緒に暮らしている。20年にわたって雑誌を作り、そのうちの大半はファッション雑誌『W Korea』のエディターを務めた。著書に『とにかく、リコーダー』『愛していると言う勇気』『カッコいいと思ったら、みんなお姉さん』、共著に『最善を尽くしたら死んでしまう』(いずれ も未邦訳)など。2人の共著に『クィーンズランドシスターロード:女ふたり、旅しています。』がある。また、共同作業でポッドキャスト「女ふたり、トークしています。」を毎週制作、配信している。 清水知佐子 (シミズチサコ) (訳) 和歌山生まれ。大阪外国語大学朝鮮語学科卒業。読売新聞記者などを経て翻訳に携わる。訳書にイ・スラ『29歳、今日から私が家長です。』、クァク・ミンジ『私の「結婚」について勝手に語らないでください』、朴景利『完全版 土地』、イ・ギホ『原州通信』、呉貞姫『幼年の庭』、タブロ『BLONOTE』、シン・ソンミ『真夜中のちいさなようせい』などがある。 出版社:CCCメディアハウス ページ数:384 サイズ:四六変型判 発売日:2025年11月10日 ISBN:978-4-484-22145-8
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アイデアがあふれ出す不思議な12の対話 キム・ハナ/清水知佐子(訳)
¥1,650
原書:'당신과 나의 아이디어' 김하나 〈出版サイトより〉 真夜中のバーで繰り広げられる12杯の酒と対話が凝り固まった頭をほぐし、ものの見方を変える! 舞台は、街はずれにあるバーカウンター。 「アイデア」について絶えず考え続けている酒の強い女と、ちょっと保守的でおやじっぽい趣向の男。ふたりは酒を酌み交わしながら、「アイデア」はどうやって生まれるのか、対話形式でその本質を明らかにしていく。 目次 はじめに 一杯 ミスティ 二杯 レンガみたいな単語 三杯 小さなひらめき 四杯 味を描写する能力 五杯 縮尺 六杯 また別の大陸 七杯 壁との戦争 八杯 森、そしてもっと大きな森 九杯 関数の箱 十杯 引き算のアイデア 十一杯 森の陰地 十二杯 一歩 改訂版に寄せて 著者プロフィール キム・ハナ (キムハナ) (著) 読んで、書いて、聞いて、話す人。広告代理店(第一企画、TBAコリア)に長年コピーライターとして勤めた後、作家、司会などとして活躍している。『チェキラウト――キム・ハナの側面突破』、『女ふたり、トークしています。』のポッドキャスト進行役としても人気。 著書・共著に『女ふたり、暮らしています。』、『話すことを話す』(以上、清水知佐子訳、CCCメディアハウス)、『力を抜く技術』、『わたしが本当に好きな冗談』、『15度』、『クイーンズランド姉妹ロード 女ふたり、旅しています。』、『ビクトリーノート』(以上、未邦訳)がある。 清水知佐子 (シミズチサコ) (訳) 和歌山県生まれ。大阪外国語大学朝鮮語学科卒業。読売新聞記者などを経て翻訳に携わる。 訳書に、キム・ハナ/ファン・ソヌ『女ふたり、暮らしています。』、キム・ハナ『話すことを話す』(いずれもCCCメディアハウス)のほか、朴景利『完全版 土地』、イ・ギホ『原州通信』、絵と文イ・ミギョン『クモンカゲ 韓国の小さなよろず屋』(いずれもクオン)、シン・ソンミ『真夜中のちいさなようせい』(ポプラ社)、タブロ『BLONOTE』(世界文化社)などがある。 出版社:CCCメディアハウス ページ数:320 サイズ:四六判 発売日:2022年9月2日 ISBN:978-4-484-22109-0
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話すことを話す キム・ハナ/清水知佐子(訳)
¥1,650
SOLD OUT
近日中に再入荷予定です! 原書:'말하기를 말하기' 김하나 〈出版サイトより〉 『女ふたり、暮らしています。』の著者が贈る、「話し方」についての珠玉のエッセイ―― 人と話す、人前で話す、不特定多数を相手に話す。オンラインを含め発信方法が増え、人と人のつながりも多彩になった現代では、「話す」ことには練習が必要だ。 ・思ったことが正確に伝わるように「話す」 ・相手が気軽に話せるように「話す」 ・人の心に響くように「話す」 ・人を傷つけないように「話す」 ・謙遜しすぎないように「話す」 これらは、生まれ持ったよほどのセンスでもない限り、経験と気づきと学習と訓練がなければ上達しない「技術」である。本書では、韓国の人気ポッドキャスト司会者であり、敏腕コピーライターである著者が、日常の会話や講演、配信、インタビューなどあらゆる場面で人と話して見つけた、小手先のテクニックや話術とはひと味違う、「話し方の技術」について語る。 目次 〈序文〉ついでだから言いますが 内気な子ども あなたは話す人になる 役柄と本当の自分 間(ポーズ)の技術 話し方の先生たち 植木鉢から森へ 言葉から力を抜く つらいときは力を抜けばうまくいく――「世界を変える時間、十五分」講演録より 講演で緊張しない方法 「チェキラウト」を始める 私の声ってこんなだっけ? 良質な対話のために考えること 音楽としての話し方/聞いて、その瞬間にいるということ/会話のエネルギーバンパイアたち/集中力の限界を知る/私の話し方の道具――マインドマップ いいものをいいと言うこと 建国以来最大の女性作家の集まり 女性たちへ――私たちには謙遜する権利はない 「チョ」とは何か 最高の酒の肴は会話 沈黙について そんなことまでいちいち言わなければダメなのです 説得は魅惑に勝てない 私の好きな声 誰も傷つけない言葉 対話の悦よろこび 声を上げよう 著者プロフィール キム・ハナ (キムハナ) (著) 読んで、書いて、聞いて、話す人。 長い間コピーライターとして活動。 著書に『力を抜く技術』『私が本当に好きな冗談』『あなたと私のアイデア』(いずれも未邦訳)、『女ふたり、暮らしています。』(共著、CCCメディアハウス)などがある。 2017年から2021年まで、YES24のポッドキャスト「チェキラウト――キム・ハナの側面突破」の進行役を務めた。いつのころからか、講演、公開放送、司会、対談など、書く仕事よりも話す仕事の方がだんだん増えていて、2022年2月現在、新しいポッドキャスト番組を準備している。 清水知佐子 (シミズチサコ) (訳) 和歌山生まれ。大阪外国語大学朝鮮語学科卒業。読売新聞記者などを経て翻訳に携わる。 訳書にキム・ハナ/ファン・ソヌ『女ふたり、暮らしています。』(CCCメディアハウス)のほか、朴景利『完全版 土地』、イ・ギホ『原州通信』、絵と文イ・ミギョン『クモンカゲ 韓国の小さなよろず屋』(いずれもクオン)、タブロ『BLONOTE』(世界文化社)などがある。 出版社:CCCメディアハウス ページ数:208 サイズ:四六判 発売日:2022年3月11日 ISBN:978-4-484-22103-8
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日常の言葉たち キム・ウォニョン/牧野 美加 (訳)
¥2,530
SOLD OUT
〈出版サイトより〉 キム・ウォニョン(作家・ダンサー・弁護士)、キム・ソヨン(読書教室運営)、イギル・ボラ(作家・映画監督)、チェ・テギュ(獣医)という、背景も活動分野も異なる4人によるエッセイ集。 コーヒー、靴下、テレビ、本といった身近な存在の言葉をはじめ、ゆらゆら、ひそひそ、ひんやりなどの状態や様子を示す言葉について、それぞれが文章を綴る。 4人の文章に触れることで、新たな気づきや視野の広がりが感じられる1冊。 牧野美加さんのなめらかな日本語訳が心地よいリズムを刻む。 前書きなど 本書は、キム・ウォニョン、キム・ソヨン、イギル・ボラ、チェ・テギュという、背景も活動分野も異なる四人によるエッセイ集である。始まりは、あるラジオ放送局のポッドキャストプロジェクトだった。担当者が二週間に一度、身近な「言葉」(キーワード)を提示すると、四人が各自その言葉から浮かんだ考えを録音し、それをポッドキャストで配信するというものだ。プロジェクトで提示された言葉は全部で一六個。コーヒー、靴下、テレビ、本、といった日常に存在する物のほか、ゆらゆら、ひそひそ、待つこと、ひんやり、など、状態や様子を表す言葉もある。配信後、話した内容を各自が原稿にまとめ、それを一冊の本にしたのが本書だ。一六のキーワードで四人が綴った計六四のエッセイは「繰り返されるリズム」「ささやく物たち」「動く心」「静かに流れる時間」の四つのテーマに分類して収録され、各テーマにつき一本の「まとめ」的なエッセイも加えられている。ちなみに、このポッドキャストには、ろう者である両親にも内容がわかるよう手話通訳付きで配信してほしいというイギル・ボラさんの提案により、すべての回で手話通訳の映像がつけられた。これは、韓国初の試みだという。 四人の著者について紹介しよう。一九八二年生まれのキム・ウォニョンさんは、生まれつき骨が折れやすい骨形成不全症という難病のため、歩くことができない。そのため小学校には通えず、幼いころは家と病院だけで過ごしていた。一四歳のとき、親元を離れて特別支援学校の中等部に入学、入寮し、車椅子を使いはじめる。その後、一般の高校、ソウル大学社会科学部社会学科を経て同大学ロースクールに進学。弁護士の資格を取得したあとは国家人権委員会で働いた。現在はおもにダンスや演劇など身体を使って表現するパフォーマー、作家としての活動に力を入れている。「大韓民国障害者国際舞踊祭(KIADA)」をはじめ、国内でも数多くのステージでダンスや演劇を披露しているほか、ヨーロッパの複数のダンスフェスティバルに招待されるなど世界を舞台に活動している。著書に、自伝的エッセイ『希望ではなく欲望』(クオン/牧野美加訳)、人間の尊厳や美しさについて論じた『だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない』(小学館/五十嵐真希訳)、障害とテクノロジーのより良い関係を模索する『サイボーグになる』(キム・チョヨプとの共著/岩波書店/牧野美加訳)、短編小説『わたしたちのクライミング』(未邦訳)などがある。二〇二三年秋には初の来日トークイベントも行い、日本の読者と交流した。 キム・ソヨンさんは梨花女子大学国語国文学科卒業後、複数の出版社で児童書の編集者として十数年働いたのち、二〇一三年から子どもの読書教室を運営している。おおむね小学校二年生以上の子どもを対象に、「子どもを『生涯本を読む人』に育てる」「読むことを恐れない大人になるよう『読む筋肉』をつける」を目標に、おもにマンツーマンで授業を行う。著書に『児童書の読み方』『話す読書法』(未邦訳)などがあり、子どもたちとのエピソードを集めたエッセイ『子どもという世界』(かんき出版/オ・ヨンア訳)は日本でも翻訳出版されている。 一九九〇年生まれのイギル・ボラさんは、ろう者の両親のもとで生まれ育った「コーダ(CODA)」(Children of Deaf Adults)で、現在「CODA KOREA」の代表を務めている。高校一年のときアジア八カ国を八カ月かけて旅したのち学校には戻らず、数年後あらためて韓国芸術総合学校の放送映像科に入学。卒業作品として制作したドキュメンタリー「きらめく拍手の音」は、ろう者の両親の日常を娘の目線で捉えた作品で、第一五回障害者映画祭大賞など複数の賞を受賞した。同名のエッセイは日本でも翻訳出版されている(リトル・モア/矢澤浩子訳)。続いて監督したドキュメンタリー「記憶の戦争」では、ベトナム戦争中の民間人虐殺事件に迫った。この二つの映画は日本でも上映され、トークイベントも開かれた。著書はほかにも『あなたに続いて話す』『やってみないとわからないから』『苦痛に共感するという錯覚』(いずれも未邦訳)などがある。本書で言及されている「日本人パートナー」とは二〇二三年九月、ソウルで結婚式を挙げた。式では、イギル・ボラさんの母語である手話を第一言語として使用し、通訳士がそれを韓国語、日本語の音声言語に通訳したという。 子どものころから動物が好きだったというチェ・テギュさんは、大学卒業後、家畜を診療する動物病院で十数年間、獣医として働いた。本書に登場する「飼育熊」の問題に触れたのを機に、大学時代から興味のあった動物福祉を学ぶためイギリスのエディンバラ大学に留学した。飼育熊とは、胆のうを採取するために飼育される熊を指す。薬としての胆のうのニーズは衰退したが、殺すわけにも放すわけにもいかず漫然と飼育されている熊が、いまも全国に三〇〇頭以上いるという。イギリスから帰国後、劣悪な環境で暮らす飼育熊のため「熊の巣プロジェクト(Project Moon Bear)」を二〇一八年に立ち上げた。現在はプロジェクトの代表として、獣医や訓練士、弁護士、アーティストらとともに活動している。飼育熊を救助し、より良い環境で暮らせる保護施設を建設、運営するのが目標だ。また、ソウル大学の博士課程で動物福祉を研究するかたわら、大学で動物福祉に関する講義もしている。著書に『動物が健康であってこそ、わたしも健康でいられるって?』『動物の胸の中で』(ともに共著、未邦訳)などがある。 このような個性豊かな著者四人の視点を通して見ることで、ありふれた「日常の言葉たち」から実にバラエティーに富んだ物語が紡ぎ出されている。新たな気づきとともに視野を大きく広げてくれる一冊だ。本書でキム・ウォニョンさんが提案しているように、読んだ人も一六の言葉で物語を綴ってみるとおもしろいだろう。平凡な日常から、思いもよらぬ発見が得られるはずだ。(訳者あとがき) 著者プロフィール キム・ウォニョン (キム ウォニョン) (著) キム・ウォニョン ものを書き、舞台公演をし、弁護士として働 く。著書に『だれも私たちに「失格の烙印」 を押すことはできない』(小学館/五十嵐真希 訳)、『サイボーグになる』(キム・チョヨプ との共著/岩波書店/牧野美加訳)ほか。 キム・ソヨン (キム ソヨン) (著) キム・ソヨン 児童書の編集者として働いたのち、現在は読 書教室で子どもたちと本を読んでいる。著書 に『子どもという世界』(かんき出版/オ・ヨ ンア訳)、『話す読書法』『児童書の読み方』 などがある。 イギル・ボラ (イギル ボラ) (著) イギル・ボラ ものを書き、映画を作り、「CODA KOREA」 の代表を務める。映画監督作に「きらめく拍手 の音」「記憶の戦争」、著書に『きらめく拍手 の音』(リトル・モア/矢澤浩子訳)、『あなた に続いて話す』などがある。 チェ・テギュ (チェ テギュ) (著) チェ・テギュ 動物福祉学を研究する獣医で、「熊の家プロ ジェクト(Project Moon Bear)」の活動家と して働く。著書に『動物が健康であってこそ、 わたしも健康でいられるって?』『動物の胸の 中で』(ともに共著)などがある。 牧野 美加 (マキノ ミカ) (訳) 牧野 美加 1968年、大阪生まれ。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。 第1回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」最優秀賞受賞。 チェ・ウニョン『ショウコの微笑』(共訳、クオン)、チャン・リュジン『仕事の喜びと哀しみ』(クオン)、ジェヨン『書籍修繕という仕事:刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(原書房)、ファン・ボルム『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(集英社)など訳書多数。 出版社:葉々社 ページ数:400 サイズ:188mm × 128mm 発売日:2024/06/10 ISBN:978-4-910959-04-7
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音声DL BOOK 韓国語で味わうエッセイ 混ぜてこそビビンバ ヤン・ジョンエ (梁鐘譽)
¥1,430
再入荷しました! 2/18発売の新刊 韓国語&日本語で読める韓国文化エッセイです♪ 〈出版サイトより〉 プサン出身舞踏家が軽やかに綴る文化エッセイ。韓国語音声&和訳付で学習にぴったり 友人のビビンバを混ぜてあげていた私。10年後、彼からの一言は「実は僕、混ぜるの嫌いなんだ」。 プサン出身の舞踏家が、日韓の共通点や違いを軽やかに綴った和訳付き韓国語エッセイ。 韓国人の日常生活が垣間見え、日本について新たな視点が得られるエピソードが満載です。 生き生きとした文章を読み、やわらかで美しく、時に弾むような韓国語の響きに耳を傾けることで、豊かな表現力や“ハングル耳”が育まれます。 【目次】 まえがき キムチは私のNo.1パンチャン!/プサンのカントン市場/彼女は私のヒーロー/ 笑う門には福来る!/南インドで聞いたあのメロディー/混ぜてこそビビンバ/ 母のDNAレシピ/父の痕跡/心の変身術/兄の家は多文化家庭/納豆を混ぜる風景/ 食べ物は変身の皇帝/我が家のオペラ歌手 ユ女史/“インサ” と“アサ”/お香を守る友情/ 我が街の焼き肉屋さん/食事されましたか?/“ひと口だけ” 文化/奥の部屋から聞こえるメロディー/ おいしければそれで/23病棟の4人部屋/おばさんの時代 日本語訳 著者プロフィール ヤン・ジョンエ(梁鐘譽) (ヤン ジョンエ) (著) 舞踏家。韓国プサン(釜山)生まれ。幼少期より韓国舞踊を習い、韓国キョンソン(慶星)大学大学院舞踊教育学修士課程修了。同大学舞踊学科客員教授を経て、2008年来日。舞踏集団「大駱駝艦」に入艦し、麿赤兒(まろあかじ)に師事。以降、大駱駝艦全公演に出演。2013年には舞踏作品「ヨウヤ ヨウヤ」、2025年には「春の祭典」を発表。NHKラジオハングル講座や映画・演劇にも出演、ソウル舞踊映画祭(2021年)で審査員特別賞を受賞するなど、舞踏家の枠にとどまらない「表現者」として幅広いフィールドで活躍している。 出版社:NHK出版 ページ数:112 サイズ:新書判 発売日:2026.2.18 ISBN:9784140351963
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とにかく、トッポッキ ヨジョ/澤田今日子(訳)
¥1,430
K-BOOK PASS 03 とにかく、トッポッキ 原書:‘아무튼, 떡볶이‘ 요조 〈出版サイトより〉 「私はトッポッキでできている」 韓国の人気シンガーソングライターで作家、書店店主としても活躍するヨジョ。 彼女が愛するソウルフードのトッポッキをいっしょに食べた友人たち、通い続けた懐かしいお店など 、トッポッキにまつわる思い出をユーモアいっぱいに綴ったエッセイ集 「ビルの地下にある古い店に通い、トッポッキを食べて大人になっていった人たちの人生を思った。ある人は、自分を育ててくれた食べ物を改めて味わいながら、よく似た子どもを抱いて静かに父や母になっていく。またある人は、その過程を経て、家族を連れてまたここを訪れる。この小さな店で、どれだけ壮大で美しいものが育まれ、羽ばたいていっているのかを、店主のキム・ギョンスクさんは知っているだろうか」 ーヤングスナックトッポッキの味の神秘 より 著者プロフィール ヨジョ (ヨジョ) (著) 著者:ヨジョ 1981 年、韓国ソウル生まれ。本名シン・スジン。 シンガーソングライターに作家、済州島の書店「本屋無事」の店主などいくつもの顔を持つ。 2007 年より本格的に音楽活動を開始し、『My Name Is Yozoh』(2007)、『Traveler』(2008)、『We lie like a line』(2010)、『Existence and Happiness』(2013)、『Best Driver』(2017)などをリリース。 『コーヒープリンス1号店』(2007)をはじめとしたドラマのOSTや映画、テレビCMの楽曲も多数制作、参加している。 作家としても精力的に活動し、書店を運営する日々を記録したエッセイ『今日も、無事』(2018)、作家イム・キョンソンとの共著で交換日記形式のエッセイ『女として生きてゆくわたしたちへ』(2019)などを執筆。 近刊には、自分自身を主題としたエッセイ『失敗を愛する職業』(2021)がある。 本や作家をテーマにしたYouTube トーク番組「たかが本、されど本」では進行役もつとめる。 澤田今日子 (サワダ キョウコ) (訳) 訳者:澤田今日子 1987年生まれ、広島県呉市出身。 広島大学総合科学部でフランス語を専攻。読売新聞大阪本社勤務を経て、大学時代に始めた韓国語を引き続き学ぶため、韓国外国語大学校語学堂に留学。 出版社:クオン ページ数:160 サイズ:新書並製 発売日:2021.3.31 ISBN:9784910214184
