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韓国は日本をどう見ているか メディア人類学者が読み解く日本社会 金 暻和(著)牧野 美加(訳)
¥1,210
〈出版サイトより〉 「近くて遠い国」──長らくそう称されてきた韓国と日本。 しかしインターネットの発達に伴い、 両国を行き交う情報量は著しく増加し、 文化交流は過去に類を見ないほど盛んだ。 似ているようで異なる韓国の社会や文化と比較することで 見えてくる日本の現在地とは? 東京に15年以上暮らしたメディア人類学者の視点から 躍動する日本社会の「いま」を鋭く切り取る。 【目次】 日本の読者へ プロローグ 現在進行形の日本社会、隣国の「いま」を読み解く目 第1章 日本社会は、どう変化しているのか? 第2章 11のキーワードで見る日本文化 第3章 韓国という鏡に映して見た日本文化 第4章 国境を行き来するメディアと韓日関係 エピローグ 「日本人」または「韓国人」という壁を超える 訳者あとがき 【著者】 金 暻和(キム・キョンファ) メディア人類学者。ソウル大学人類学科卒業後、韓国日報の記者を経て、大手ポータルサイトのネイバーやダウム、オーマイニュースジャパンなどで勤務したのち、研究者の道に進む。東京大学で学際情報学の博士学位を取得。東京大学や神田外語大学などで教鞭をとった。2021年、18年間の日本生活に終止符を打ち、帰国。韓国語の著書に『世相を変えたメディア』『すべてはインターネットから始まった』(ともに未邦訳)など。日本語の著書に『ケータイの文化人類学』(クオン)がある。www.yonnie41.com 【訳者】 牧野美加(マキノ・ミカ) 1968年、大阪生まれ。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。第1回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」最優秀賞受賞。チェ・ウニョン『ショウコの微笑』(共訳、クオン)、チャン・リュジン『仕事の喜びと哀しみ』(クオン)、ジェヨン『書籍修繕という仕事──刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(原書房)、ファン・ボルム『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(集英社)など訳書多数。 出版社:平凡社 ページ数:304 サイズ:新書判 発売日:2024年9月17日 ISBN:978-4-582-86065-8
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書籍修繕という仕事 刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる ジェヨン(著)/牧野 美加(訳)
¥2,200
再入荷しました! 原書:‘어느 책 수선가의 기록' 재영 〈出版サイトより〉 傷ついた本をその人の思い出ごと修繕する アメリカの大学院で書籍修繕の魅力に目覚めた女性は、ソウルに帰って書籍修繕店を開いた。お客さんはごく普通の人たち。職人として数多くの依頼に向き合ってきた思いを綴ったノンフィクション。 壊れかけた本をそこに込められた思い出をそのままに修繕する「書籍修繕」。らくがきでいっぱいの絵本、何度もめくってバラバラになった辞書、祖母が何十年もつけてきた日記帳。今までもこれからも、大切にされてきた本が蘇る。 傷ついた本を修繕する職人となった女性の記録 書籍修繕家は技術者だ。同時に観察者であり、収集家でもある。わたしは本に刻まれた時間の痕跡を、思い出の濃度を、破損の形態を丁寧に観察し、収集する。本を修繕するというのは、その本が生きてきた生の物語に耳を傾け、それを尊重することだ。(本文より) 七〇年をゆうに超え、製本の綴じ糸はほぼすべて切れたりほどけたりしていて、一冊の日記帳というより紙の束に近かった。依頼人は日記帳を持ち込んだとき、「また一冊の丈夫な本にしておばあちゃんにプレゼントする予定だ」と言った。こんなに古くて貴重な日記帳を、丈夫で美しい本に変身させられるなんて! わたしとしては非常にワクワクしながらも、また一方では気が引き締まる思いでもあった。(本文より) もくじ プロローグ わたしの職業は書籍修繕家だ 1 生き残る本『'89施行 改正ハングル正書法収録国語大辞典(上下)』 2 落書きという記憶装置『ガラスのくつ』 3 「修繕」と「復元」の違い『Great Short Stories of Detection, Mystery and Horror』 ■コラム■自転車の乗り方を覚えるように 4 代々受け継がれる本、その思いを込めて『韓英聖教全書 改訳ハングル版』 5 亡きあとに残された本『カット図案集』 6 テーラーになった気持ちで『Breakfast at Tiffany's』 ■コラム■今日も無事に書籍修繕家です 7 時間の痕跡を観察する仕事『FOYERS ET COULISSES-OPERA Vol.1-3』 8 バターと小麦粉の跡が増えていきますように『Recipes from Scotland』 9 あなたの破れた一センチはどこですか?『Lego Hidden Side Issue 2』 ■コラム■わたしの古い相棒たちを紹介します#1 10 ここはもうすぐサンシュユの花咲く季節です おばあちゃんの日記帳 11 朽ちゆく本の時間を止める『The Sign of Four』 12 わたしたちの日常に溶け込む書籍修繕『ビーチャと学校友だち』『関係者以外立入禁止』 ■コラム■わたしの古い相棒たちを紹介します#2 13 一文字一文字書き綴った「思い」が宿る「家」『千字文』 14 破損という勲章『The Manchester United Opus』 15 「伴侶本」とも心を通い合わせることができるだろうか『A Dictionary of Epidemiology』 ■コラム■わたしのチョコレートクリームパイ 16 ジェヨン書籍……もとい、紙の修繕! しおり、写真立て 17 消耗品と備品の境目『玉篇』 18 偶然出合って運命になる本『La Tecnica Dei Grandi Pittori』 ■コラム■本の進化論 19 三三年間の愛の告白 結婚アルバム 20 古びた本のための子守唄〈キム・スジョン漫画全集〉 21 ある愛の記憶〈ハリー・ポッター〉シリーズ 22 この先の「本生」を共にする方法 旅の日誌 23 「ジェヨン書籍修繕」で修繕を待っている本たち『さむがりやのペンギンパブロ』、グッズ、『赤毛のアン』 訳者あとがき 著者 ジェヨン 傷んだ本を修繕する「ジェヨン書籍修繕」作業室代表。書籍修繕家、ブックアート専門家。韓国の美術大学で純粋美術とグラフィックデザインを学ぶ。2014年、アメリカの大学院に進学しブックアートと製紙を専攻する。指導教授の勧めで、大学図書館付属の「書籍保存研究室」で働きながら書籍修繕のノウハウを一から学ぶ。3年半で1800冊の蔵書の修繕を担当した。帰国後、ソウル市内に「ジェヨン書籍修繕」を2018年2月にオープン。書籍修繕家として本だけでなく紙類(しおり、フォトスタンド、ポスター、LPジャケットなど)全般の修繕に携わっている。 翻訳 牧野美加(まきの みか) 韓国語翻訳家。訳書に『ショウコの微笑』(共訳)、『オルレ:道をつなぐ』(共訳)、『仕事の喜びと哀しみ』、『希望ではなく欲望:閉じ込められていた世界を飛び出す』(以上クオン)、『サイボーグになる:テクノロジーと障害、わたしたちの不完全さについて』(岩波書店)などがある。 出版社:原書房 ページ数:320 サイズ:四六判 発売日:2022年12月20日 ISBN:978-4-562-07243-9
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日常の言葉たち キム・ウォニョン/牧野 美加 (訳)
¥2,530
SOLD OUT
〈出版サイトより〉 キム・ウォニョン(作家・ダンサー・弁護士)、キム・ソヨン(読書教室運営)、イギル・ボラ(作家・映画監督)、チェ・テギュ(獣医)という、背景も活動分野も異なる4人によるエッセイ集。 コーヒー、靴下、テレビ、本といった身近な存在の言葉をはじめ、ゆらゆら、ひそひそ、ひんやりなどの状態や様子を示す言葉について、それぞれが文章を綴る。 4人の文章に触れることで、新たな気づきや視野の広がりが感じられる1冊。 牧野美加さんのなめらかな日本語訳が心地よいリズムを刻む。 前書きなど 本書は、キム・ウォニョン、キム・ソヨン、イギル・ボラ、チェ・テギュという、背景も活動分野も異なる四人によるエッセイ集である。始まりは、あるラジオ放送局のポッドキャストプロジェクトだった。担当者が二週間に一度、身近な「言葉」(キーワード)を提示すると、四人が各自その言葉から浮かんだ考えを録音し、それをポッドキャストで配信するというものだ。プロジェクトで提示された言葉は全部で一六個。コーヒー、靴下、テレビ、本、といった日常に存在する物のほか、ゆらゆら、ひそひそ、待つこと、ひんやり、など、状態や様子を表す言葉もある。配信後、話した内容を各自が原稿にまとめ、それを一冊の本にしたのが本書だ。一六のキーワードで四人が綴った計六四のエッセイは「繰り返されるリズム」「ささやく物たち」「動く心」「静かに流れる時間」の四つのテーマに分類して収録され、各テーマにつき一本の「まとめ」的なエッセイも加えられている。ちなみに、このポッドキャストには、ろう者である両親にも内容がわかるよう手話通訳付きで配信してほしいというイギル・ボラさんの提案により、すべての回で手話通訳の映像がつけられた。これは、韓国初の試みだという。 四人の著者について紹介しよう。一九八二年生まれのキム・ウォニョンさんは、生まれつき骨が折れやすい骨形成不全症という難病のため、歩くことができない。そのため小学校には通えず、幼いころは家と病院だけで過ごしていた。一四歳のとき、親元を離れて特別支援学校の中等部に入学、入寮し、車椅子を使いはじめる。その後、一般の高校、ソウル大学社会科学部社会学科を経て同大学ロースクールに進学。弁護士の資格を取得したあとは国家人権委員会で働いた。現在はおもにダンスや演劇など身体を使って表現するパフォーマー、作家としての活動に力を入れている。「大韓民国障害者国際舞踊祭(KIADA)」をはじめ、国内でも数多くのステージでダンスや演劇を披露しているほか、ヨーロッパの複数のダンスフェスティバルに招待されるなど世界を舞台に活動している。著書に、自伝的エッセイ『希望ではなく欲望』(クオン/牧野美加訳)、人間の尊厳や美しさについて論じた『だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない』(小学館/五十嵐真希訳)、障害とテクノロジーのより良い関係を模索する『サイボーグになる』(キム・チョヨプとの共著/岩波書店/牧野美加訳)、短編小説『わたしたちのクライミング』(未邦訳)などがある。二〇二三年秋には初の来日トークイベントも行い、日本の読者と交流した。 キム・ソヨンさんは梨花女子大学国語国文学科卒業後、複数の出版社で児童書の編集者として十数年働いたのち、二〇一三年から子どもの読書教室を運営している。おおむね小学校二年生以上の子どもを対象に、「子どもを『生涯本を読む人』に育てる」「読むことを恐れない大人になるよう『読む筋肉』をつける」を目標に、おもにマンツーマンで授業を行う。著書に『児童書の読み方』『話す読書法』(未邦訳)などがあり、子どもたちとのエピソードを集めたエッセイ『子どもという世界』(かんき出版/オ・ヨンア訳)は日本でも翻訳出版されている。 一九九〇年生まれのイギル・ボラさんは、ろう者の両親のもとで生まれ育った「コーダ(CODA)」(Children of Deaf Adults)で、現在「CODA KOREA」の代表を務めている。高校一年のときアジア八カ国を八カ月かけて旅したのち学校には戻らず、数年後あらためて韓国芸術総合学校の放送映像科に入学。卒業作品として制作したドキュメンタリー「きらめく拍手の音」は、ろう者の両親の日常を娘の目線で捉えた作品で、第一五回障害者映画祭大賞など複数の賞を受賞した。同名のエッセイは日本でも翻訳出版されている(リトル・モア/矢澤浩子訳)。続いて監督したドキュメンタリー「記憶の戦争」では、ベトナム戦争中の民間人虐殺事件に迫った。この二つの映画は日本でも上映され、トークイベントも開かれた。著書はほかにも『あなたに続いて話す』『やってみないとわからないから』『苦痛に共感するという錯覚』(いずれも未邦訳)などがある。本書で言及されている「日本人パートナー」とは二〇二三年九月、ソウルで結婚式を挙げた。式では、イギル・ボラさんの母語である手話を第一言語として使用し、通訳士がそれを韓国語、日本語の音声言語に通訳したという。 子どものころから動物が好きだったというチェ・テギュさんは、大学卒業後、家畜を診療する動物病院で十数年間、獣医として働いた。本書に登場する「飼育熊」の問題に触れたのを機に、大学時代から興味のあった動物福祉を学ぶためイギリスのエディンバラ大学に留学した。飼育熊とは、胆のうを採取するために飼育される熊を指す。薬としての胆のうのニーズは衰退したが、殺すわけにも放すわけにもいかず漫然と飼育されている熊が、いまも全国に三〇〇頭以上いるという。イギリスから帰国後、劣悪な環境で暮らす飼育熊のため「熊の巣プロジェクト(Project Moon Bear)」を二〇一八年に立ち上げた。現在はプロジェクトの代表として、獣医や訓練士、弁護士、アーティストらとともに活動している。飼育熊を救助し、より良い環境で暮らせる保護施設を建設、運営するのが目標だ。また、ソウル大学の博士課程で動物福祉を研究するかたわら、大学で動物福祉に関する講義もしている。著書に『動物が健康であってこそ、わたしも健康でいられるって?』『動物の胸の中で』(ともに共著、未邦訳)などがある。 このような個性豊かな著者四人の視点を通して見ることで、ありふれた「日常の言葉たち」から実にバラエティーに富んだ物語が紡ぎ出されている。新たな気づきとともに視野を大きく広げてくれる一冊だ。本書でキム・ウォニョンさんが提案しているように、読んだ人も一六の言葉で物語を綴ってみるとおもしろいだろう。平凡な日常から、思いもよらぬ発見が得られるはずだ。(訳者あとがき) 著者プロフィール キム・ウォニョン (キム ウォニョン) (著) キム・ウォニョン ものを書き、舞台公演をし、弁護士として働 く。著書に『だれも私たちに「失格の烙印」 を押すことはできない』(小学館/五十嵐真希 訳)、『サイボーグになる』(キム・チョヨプ との共著/岩波書店/牧野美加訳)ほか。 キム・ソヨン (キム ソヨン) (著) キム・ソヨン 児童書の編集者として働いたのち、現在は読 書教室で子どもたちと本を読んでいる。著書 に『子どもという世界』(かんき出版/オ・ヨ ンア訳)、『話す読書法』『児童書の読み方』 などがある。 イギル・ボラ (イギル ボラ) (著) イギル・ボラ ものを書き、映画を作り、「CODA KOREA」 の代表を務める。映画監督作に「きらめく拍手 の音」「記憶の戦争」、著書に『きらめく拍手 の音』(リトル・モア/矢澤浩子訳)、『あなた に続いて話す』などがある。 チェ・テギュ (チェ テギュ) (著) チェ・テギュ 動物福祉学を研究する獣医で、「熊の家プロ ジェクト(Project Moon Bear)」の活動家と して働く。著書に『動物が健康であってこそ、 わたしも健康でいられるって?』『動物の胸の 中で』(ともに共著)などがある。 牧野 美加 (マキノ ミカ) (訳) 牧野 美加 1968年、大阪生まれ。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。 第1回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」最優秀賞受賞。 チェ・ウニョン『ショウコの微笑』(共訳、クオン)、チャン・リュジン『仕事の喜びと哀しみ』(クオン)、ジェヨン『書籍修繕という仕事:刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(原書房)、ファン・ボルム『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(集英社)など訳書多数。 出版社:葉々社 ページ数:400 サイズ:188mm × 128mm 発売日:2024/06/10 ISBN:978-4-910959-04-7
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その猫の名前は長い イ・ジュへ/牧野 美加(訳)
¥2,310
原書:’그 고양이의 이름은 길다‘ 이주혜 〈出版サイトより〉 「何がしきりにわたしたちを臆病者にさせるのだろう。わたしたちを絶えず孤立させ、ああはなりたくないと人に思わせ、軽蔑されやすい顔に変貌させ、何かを証明しなければと常にみずからを追い立てる。この病の名は何だろう。」(本文より) 子育てと家事の合間を縫って育んだ中年女性の友情に入る亀裂を描く「今日やること」、妻の外見を愛し内面を見ない夫の視点で描く「夏風邪」、女の惨めな学生時代を美化して記憶し同級生の男が映画を撮る「水の中を歩く」、冴えない女性社員が先輩社員に抱く淡い恋心を描く「その猫の名前は長い」など、生活のリアリティが滲み出る繊細な物語9作品。 主婦をしながら英米文学の翻訳家となり、アドリエンヌ・リッチやエリザベス・ビショップらに影響を受け小説を書いた著者の初邦訳。牧野美加の美しい翻訳文、大阿久佳乃による英米文学作品と本書の関わりを解き明かす大充実の解説(20P)付。 海が隔てる隣同士の国に暮らすあなたはわたしじゃない、でも、あなたはわたしでもある。社会の常識や家父長制に押しつぶされる痛み、その中でだれかと視線を交わし手を取りあうことの心強さとありがたさ。確かな細部と繊細な記憶を積み重ね描かれる本書は、正気を保つのが難しい世界に生きるわたしたちのための1冊だと思う。 小山田浩子(小説家) 「わたしたち」は単純ではない。それどころか、差異を抑圧する危険性もはらむ。「わたしたち」にならなくては「あいだの差異」をなくすことはできないが、「内なる差異」を抑圧しないため、「内なる差異」を意識的に見つめることを怠ってはならない。リッチも、ビショップも、イ・ジュヘも私もそれぞれの「位置」をもつ。差異を探るため、そしてその上でなぜ「わたしたち」を「わたしたち」と呼べるのか、呼ばなければならないかを見極めるため、彼女たちを読まなくてはならず、知識以上のものに面と向かわなくてはならない。 大阿久佳乃(解説より) 目次 「今日やること」 「誰もいない家」 「夏風邪」 「わたしたちが坡州に行くといつも天気が悪い」 「その猫の名前は長い」 「水の中を歩く人たち」 「花を描いておくれ」 「春のワルツ」 「その時計は夜のあいだに一度ウインクする」 作家のことば 訳者あとがき 解説「わたしたち」になることに関する覚え書き(大阿久佳乃) 著者プロフィール イ・ジュへ (イ ジュヘ) (著) 読み、書き、訳す。2016年、チャンビ新人小説賞を受賞し、作家としての活動を始めた。著書に『すもも』『涙を植えたことのあるあなたへ』『ヌの場所』『季節は短く、記憶は永遠に』〈いずれも未邦訳〉、訳書に『わたしの本当の子どもたち』〈原題:My Real Children〉、『われわれ死せる者たちが目覚めるとき』〈原題:Essential Essays: Culture, Politics, and the Art of Poetry〉などがある。 牧野 美加 (マキノ ミカ) (訳) 968年大阪生まれ。釜慶大学言語教育院で韓国語を学ぶ。第一回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」最優秀賞受賞。訳書にキム・ウォニョン『希望ではなく欲望―閉じ込められていた世界を飛び出す』(クオン)、キム・チョヨプ、キム・ウォニョン『サイボーグになる―テクノロジーと障害、わたしたちの不完全さについて』(岩波書店)、ジェヨン『書籍修繕という仕事:刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(原書房)、ファン・ボルム『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(集英社)など。 大阿久 佳乃 (オオアク ヨシノ) (解説) 2000年三重県生まれ。文筆家。同志社大学神学部在学中。2017年より詩に関するフリーペーパー『詩ぃちゃん』を発行しはじめる。著書に『のどがかわいた』(岬書店、2020年)、『パンの耳1 ~10(ZINE)』(自費出版、2021年)『じたばたするもの』(サウダージ・ブックス、2023年)。著作の中心的テーマは、文学とともに生きる/生活すること。現在の文学的関心は、アメリカ・クィア詩。 出版社:里山社 ページ数:288 サイズ:188mm × 127mm四六判 発売日:2024/06/21 ISBN:978-4-907497-21-7
